せたがやレポート

総選挙の報告<後編>

(No.37./2000年6月号)

いよいよ本番 総選挙迫る

この数ヶ月のうちに政局はめまぐるしく移り変わりました。
いよいよ6月総選挙が本決まりとなり、慌しい毎日となってまいりましたが、羽田は皆様の励ましの言葉により、元気よく活動しています。

いよいよ衆議院議員選挙

衆議院選挙は、6月13日に公示され、25日に投票日を迎える予定です。
世田谷区の場合二つの選挙区がまたがる区となります。
第5区は、お隣の目黒区全域と世田谷区内郵便番号158の玉川地域全域、新町・桜新町、駒沢・野沢、下馬・上馬が対象区域です。
それ以外の町名はすべて第6区となります。皆様のご支援ご協力をお願いいたします。

車椅子で実体験

世田谷の道路は、車椅子の方にとって歩きやすくなっているでしょうか。
地域の方々と実際に車椅子に乗り、また、押してみました。
普段車椅子を使っていない人は、歩道の高さや舗装の形態を考えることが、あまりありません。
ところが、車椅子の歩行では、ちょっとした段差や傾斜、路面の凹凸が気になることがわかりました。
レンガ状の舗道、道路端の傾斜など、改善すべきことが見えてきました。

保坂展人元気大集会1600名集まる

5月24日世田谷区民会館大ホール。
6時過ぎに会場入りしたときは、まだ空席がありました。
しかしそれもつかの間、開会時間の6時半には、座る席を探す人が通路や廊下にまで溢れ出しました。

長年この会場に通われた先輩も、
「30年前にあった美濃部都知事の集会以来の入りだ」
と驚いていらっしゃいました。

俳優の牟田悌三さんや評論家の佐高信さん、社会学者の宮台真司さんのお話。
土井党首の熱気あふれる応援演説。
保坂展人衆議院議員の決意。
集会の最後は、保坂さんの友人でもある歌手、喜納昌吉さんの歌「花」で締めくくられ、ほんとうに「元気大集会」となりました。

羽田、清掃リサイクル審議委員入り

新しい資源分別回収がスタートし3ヶ月が過ぎました。
ゴミの減量化、リサイクルの定着に向けて大きな第一歩となりました。

ペットボトルやトレイ回収ボックスを配置する箇所の拡大など、課題は山積しています。
また、今年4月からは、東京都から区に清掃業務が移管され、世田谷のゴミについてはその全般を世田谷区と23区が受け持つことになりました。

こうした中、世田谷区に今年から新たに清掃リサイクル審議会が設置されることになり、羽田はその委員になることが決まりました。
審議会は6月から活動を開始します。資源循環型社会確立に向けて奮闘します。

消費者保護の新しい法律成立

国会では消費者契約法が2年越しの議論のうえで成立しました。
商品売買や契約をめぐるトラブルに消費者が巻き込まれても、これまでの法律では十分保護することができませんでした。
法律の網の目をくぐる巧妙な手口が多いだけにこれからも監視の目を強めたいと思います。

自動車公害(騒音・振動、排気ガス)について

幹線道路、生活道路に限らず、区内の住宅街での自動車交通量が増大しています。
騒音・振動、排気ガスなどに悩まされる場合も少なくありません。

そこで世田谷区内の騒音や振動、排気ガスの実態を調査しています。是非情報をお寄せください。

尚、6月環境月間にNOx(窒素酸化物)汚染調査を実施します。
ご協力をお願いいたします。

 

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