トレーナータワー 必勝攻略法

ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン対応

ショートカット

理論編 育成編 実践編 カードe+について 

基本的に、カードe+を読み込ませていない状態でのタイムアタックだが、
育成方法や、移動や戦闘のコツなどは共通だろう。
もちろん、エメラルドのトレーナーヒルでも通じるはず。

1,概要編

ファイアリーフ版において、トレーナータワーは7の島にある、トレーナー戦のタイムアタックをする施設である。
行くための条件は、ニシキのイベントをクリアすること(グレンから1の島に行けば、クリアするまで帰れない)と、
エンディング後に、ポケモンを60種類以上集めた図鑑をオーキド博士に見せること。
その後で1の島のニシキに会えば、7の島に行くための「レインボーパス」をもらうことができる。

島に着いたら、港の西にある海を、北に進むとそこにタワーがある。
周囲のトレーナーは、今のうちに倒しておくと良いだろう。タワー用のメンバーで戦闘に入ってしまうと厄介。

2,理論編

(ルビーサファイア、ファイアリーフ、コロシアム。全てのポケモンとアイテムが使えるという前提で)

トレーナータワーに出現するトレーナーは全部で7人。うち、2人は1組でダブルバトルを挑んでくる。
繰り出してくるポケモン、技は固定(技の選択は完全ランダムではない?)。
Lvは、こちらの持っているポケモンのうち、もっとも高いものにあわせてくる
感覚としては、ポケモンスタジアムのジムリーダーの城、ポケモンコロシアムのバトル山に近いと言える。
大きな違いといえば、Lvの下限がないことだ。Lv5でも2でも敵はしっかり合わせてくる。

ここの目標は、いかに早いタイムでトレーナーを倒し、最後までたどり着くか
時間をかけないためには、全ての敵を、先制の一撃で倒すことが第一だ。
ダメージを受ければそれだけ余分なメッセージが出る。
また、効果は抜群、反動を受けた、急所に当たった、等のメッセージも無駄と言える。

さらに重要なのはLvの低さ。Lvが低いと当然HPも低くなり、HPが低いとゲージの減る時間が短くなる
ここは極力低いLvで望みたいところだ。また、ポケモンの鳴き声の長さも重要な要素。ニックネームも短い方が良い
自分のポケモンが登場する場面は、タワーを挑戦する間に7回もあるのだから。塵も積もれば山となる。

以上を総合して、もっともタイムアタックに適したポケモンはどれか?
相手よりも先に行動し、なおかつ(弱点、急所、反動技、一撃必殺に頼らず)一撃で倒すこと
素早さは先制のツメで、ダメージはこだわりハチマキなどで補えるが、アイテムは1個しか持てない。
どちらかのアイテムを持たせるのみで、この条件を満たすポケモンのうち、もっとも鳴き声が短いのは?

ずばり、Lv5タツベイである。Lv5なら、タワー全てのポケモンは竜の怒り(固定40ダメージ)で一撃。
この技は相性は関係ないし、急所に当たることもないため最低限のメッセージで済む。
この技を覚えるポケモンのうち、もっとも鳴き声が短いのがこのタツベイである。
素早さが多少不安だが、先制のツメを持たせれば運次第で全員に先制することができる。

しかし、タツベイを使うのは確率を考えるとかなり非現実的である。
そこでおすすめしたいのがドーブル。竜の怒りを覚えるポケモンの中でもっとも素早さが高い。
しっかりと育成すれば(詳しくは後述)、全てのポケモンを相手に確実に先制することができる。
鳴き声がタツベイよりも長いので、最速クリアは望めないが、
安定して好記録を出すことができる。「練習」にも最適なので、ぜひ育てておこう。

ちなみに、イベント交換によって、ソニックブーム(固定20ダメージ)を覚えたLv3マルマインが手に入るが、
鳴き声が長めなのでLv5のタツベイよりも時間がかかってしまう。
それ以前に、ソニックブームの命中率が低いのでオススメできない。
手軽に手に入り、ドーピングだけで十分という点においては優れているのだが。

ダブルバトルの相方に関しては、ヤドランに対して先制一撃できればよい。
そのようなポケモンのうちで一番鳴き声が短いのは?おそらく>カビゴンである。
こだわりハチマキを持たせての破壊光線でほぼ確実に一撃で倒せる。
ミスしないことと、急所に当たらないことを祈るだけだ。

3,育成編

(ここからは少々専門的な話になる。
努力値、個体値、性格補正などの用語を知らない方はPOKeDEX250あたりで勉強するのがおすすめ)

さて、上に挙げたおすすめポケモン達も、育成によって素早さを上げなければ話にならない。
Lvを上げずに素早さを最大まで上げるにはどうすればいいのか?
答えは学習装置と入れ替えを用いた経験値分散にある。
今作(ルビーサファイア、ファイアリーフ)では、経験値が分散しても獲得努力値は減らない。
誰かに学習装置を持たせた(1体でも5体でも変わらない)状態で、戦闘中にポケモンを6体全員入れ替えれば、
学習装置を持っていないポケモンが得られる経験値は元の値の1/12。
端数は切り捨てなので、この方法でLv2のジグザグマを倒せば経験値は1となる。

それでは具体的に、どれほどの努力値を稼げばよいのか。
Lv5タツベイの場合、個体値+努力Lvが80になれば素早さ最大になる(素早さ補正のある性格に限る)。
個体値が最大(31)なら必要努力Lvは49。インドメタシンを10個与えた後、
矯正ギプスを持たせてジグザグマを48体(ポケルス付きなら半数の24体)倒せばよい

タツベイがLv5から6になるのに必要な経験値は114。経験値1まで分散させる必要はない。

Lv5ドーブルの場合、個体値+努力Lvが90になれば素早さ最大になる(素早さ補正のある性格に限る)。
個体値が最大(31)なら必要な努力Lvは59。インドメタシンを10個与えた後、
矯正ギプスを持たせてジグザグマを68体(ポケルス付きなら34体)倒せばよい

(個体値は最大でなくても27までセーフ。その分だけ余計にジグザグマを倒すこと)
秘密基地が使えるなら、Lv3のライチュウを11匹とジグザグマを1匹倒した方が早い。
ただしポケルス付きで5回入れ替え学習装置でも経験値は本当にギリギリ。
ドーブルがLv5から6になるのに必要な経験値は72なので、タツベイよりは厳しいか。
カードe+で追加されるトレーナー用に、2匹同時に育てておくと効果的。
(このあたりの育成法について、もっとディープな情報が知りたければリトルカップのページを参照)

カビゴンの場合は、ヤドランより早ければいいのでそれほど神経質になる必要はない
念のため素早さ補正のあるものを、個体値+努力Lvを40にさえすればそれでいい。
ドーピングで十分…いや、それすらも必要ないかも知れない。
上記のポケモンを育てるときに入れ替え要員として使い、ついでに努力値を稼がせてしまおう。

4,実践編

さて、ポケモンが育ったらいよいよタイムアタックに挑戦。ここではタツベイとカビゴンを使った例を説明する。
繰り返すが、タツベイの代わりにドーブルを使った場合は全てのポケモンに確実に先制できる

まずは設定の変更。戦闘モードを「いれかえ」にしていると、倒すたびにメッセージが出てしまう。
ここは当然「かちぬき」ルールで。他にも戦闘エフェクトを「みない」にしたほうが良いのは言うまでもない。
また、ボタンモードを「かたて」にすると、AボタンとLボタンを同時連打できるので、メッセージスクロールの隙をなくせる。

受付嬢に話しかけ、「よーい、ドン!」とともにカウント開始。
厳密には、「ドン!」のウィンドウが消えた直後からカウントを開始する。
↑キーを押しながらBボタンでメッセージを消したら、そのまま押しっぱなし。スタートダッシュというやつだ。
以降も、移動は全てBダッシュで行う
ちなみに「ドン!」とともにパーティ全員が強制的に全回復されるので、再挑戦の時は便利。
逆にいえば、あらかじめHPを減らしておいて、じたばたや起死回生で大ダメージを狙おうとしても無駄ということ。

なお、「ドン!」の後でも後戻りはできる。階段を逆送することも可能。
タワーの外に出ればもう一度初めからできるので、リセットするよりも効率がいいことがある。

まずは1階。地形はシンプルなので動きやすい。
敢えて言えば、階段を上った直後には↓ではなく→キーを押すこと
登った直後に下へ移動とすると、方向転換のための間ができてしまう。
一歩右に進んでから下へ進もう。これは、3、4、5階(屋上)でも当てはまる
トレーナー戦はラッタゴルバットLv5では、ともに最速タツベイと同速なので最初の難関
先制のツメを持っていれば、先制できる確率は少し上がるが、
それでもこの2体両方に先制できる確率は4割弱。できるまで何度でもやり直そう。
戦闘が終わる直前には、↑Bを押しっぱなしでスタートダッシュ。

次は2階。ここも地形はシンプル。ポイントとしては、
カップルの男の方にぶつかること。戦闘終了後に直進できるようにするため
繰り出すのはガラガラヤドラン。確実に先制できるので問題はない。
なお、攻撃対象は両方ガラガラを選択して良い。どちらかがガラガラを倒せば、もう一方の攻撃はヤドランに行く
カビゴンの破壊光線が外れたり、倒しきれなかったり、急所に当たらないことを祈るだけだ。
戦闘後は→B押しっぱなしでスタートダッシュ。

そして3階。ここの地形は少々厄介。馴れないうちは練習することを勧める。
トレーナー3人と連続で戦うことになる。それぞれオコリザルモルフォンドードリオ
タツベイはオコリザルには確実に先制できるが、モルフォンとは同速
ドードリオに至ってはあちらの方が速いので、先制のツメに賭けるしかない。最大の難関といえる。
トレーナーを倒した後も、厄介な地形が待ち受ける。ここでは戦闘後スタートダッシュしては駄目だ
なぜなら、トレーナーが動く前からこちらは行動可能になるので、すぐに動き出すとぶつかって無駄な時間がかかってしまう
ほんの少しだけ待ってから、ダッシュで→↓…と移動しよう。ここも要練習といえる。
忘れがちだが、タワーの中でもセーブはできるので、何度かやり直してタイミングをつかんでみよう。

いよいよ4階。地形は再びシンプルなものに。
トレーナー戦は、サンドパンアーボック。タツベイでも、両方とも確実に先制できるので問題はない。
アーボックの特性の威嚇がじれったく感じるかも知れないが、
たとえクリアボディや怪力バサミで無効化しても、かかる時間はほとんど変わらないので気にせず。
クリアしたら1階同様、↑Bを押しっぱなしでスタートダッシュ。

階段を上ればそこは屋上。立っている人(オーナー)に話しかければクリアとなる。
ここの階段からオーナーに話しかけるまでの動きも馴れないと失敗する。要練習
オーナーと隣接してからA/Lボタンを押すのではなく、1歩前から連打しておくと良い。
記録を更新すれば、見事に受付のボードに新記録が載る
たとえ更新できなくても、各階のボードを調べれば今回の記録が見られるので、今後の参考にしよう。

ちなみ、かける(管理人)の現在の最高記録は2分51秒84
ただしこれは、ドーブルとカビゴンを使っての記録である。タツベイをメインで使用すればまだまだ縮まるだろう。

最後にちょっとした情報。手持ちポケモンに、もの拾いの特性を持つものがいた場合、
タワーでの戦闘でもアイテムを拾ってくることがある。
賞品も賞金もないトレーナータワーが寂しいと思ったら連れて行こう。
ルビーサファイアからLv5以下のジグザグマを捕まえて持ってくるのがお手軽。
もの拾いを連れていたからといって、時間が余計にかかることはないと思われる。
参考までに、上記の記録はジグザグマを4匹引き連れていたときの記録である。

5,カードe+について(エメラルド含む)

カードe+のトレーナータワーを読み込ませることで、タワーのトレーナーが変化する。
さらに一度に8種類のカードを同時に読み込ませれば、クリアしたときにアイテムがもらえるというおまけ付き。
ただし、めぼしいものはアップグレードくらいで、しかも一度もらったら再びカードを読み直さないとまたもらえない。

エメラルドではぐっと豪華な仕様になっており、組み合わせ次第では地震や毒々の技マシンなどが出る
(ただし12分を切ることが条件。Lv5ドーブルなら難なく達成できるはずだが)
その上、一度でもデータを入れれば、クリアするたびに何度でももらえてしまう
カードをもってない人でも友達に入れてもらえば、技マシン収集がぐっと楽になるはずだ。
(ただし、特性のもの拾いは無効となっている)

しかし、これらのカードを一度でも読み込ませると、その時点で記録はリセットされてしまう。
さらに、もとのトレーナータワー(ヒル)に戻すことは出来ない
ので、
初期状態でのタイムアタックに挑戦している方はくれぐれもご注意を。

ドーブルで先制できないポケモンや、竜の怒りで倒しきれないラッキーとハピナスも存在するのでそれだけは注意。
倒し損ねたラッキー達や、ヌケニンを倒すための燕返しは覚えさせておきたいところ。
ドーブルに光の粉や先制のツメを持たせれば気休め程度にはなる。
こだわりハチマキを持たせたプテラ(もちろん育成して最速に)あたりをサポートとするのもいいが、
竜の怒りドーブルを6匹連れて行った方が早いかも知れない。

蛇足だが、エメラルドのトレーナーヒル内部では、特性の物拾いは無効となってしまう。

カード詳細:ファイアリーフ エメラルド(別ページ)
おまけ:英語版について(別ページ)


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スペシャルサンクス:海流図さん

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