なぜか完成するまで4年近くかかったけど完全公開。
2017年11月3日に行われた、ゴールドさん主催の金銀VC対戦オフ会(詳細)。
舞台を金銀に移し、ルールはニンテンドウカップ2000で行われる。金銀復活記念のスペシャル大会。
いつものように技や持ち物は後述。再現ボタンを押せば一括で見られます。
ポケモン | Lv |
---|---|
ドククラゲ♂ | 55 |
カイリキー♂ | 55 |
カビゴン♂ | 50 |
ゲンガー♂ | 50 |
ハガネール♂ | 50 |
マルマイン | 50 |
使いたかったポケモンをエースにして、その脇を適当に固めた構築。
練りこみはほとんどなく、当たって砕けろ的な勢いで作ったパーティ。
今見ると地震に一貫性があるのがヤバすぎるのだが、クリスタル発売前だからガラガラはそんなにいないだろうと踏んでいた。
能力値の()内は個体値、技の+はポイントアップの使用回数を意味する。
個体値は16進数表記(F=15)。
HP | 204 (F) | 持 | 奇跡の実 |
---|---|---|---|
攻撃 | 130 (D) | ||
防御 | 127 (F) | 技 | ヘドロ爆弾(+3) |
特攻 | 144 (F) | ハイドロポンプ(+3) | |
特防 | 188 (F) | 眠る | |
素早 | 166 (F) | 剣の舞 |
現役時代は想像もしなかったエースのドククラゲ。剣の舞からの突破性能に憧れて育成。
結論から言えばあまり結果は残せなかった。サポートが薄すぎたとも言える。
HP | 206 (7) | 持 | 食べ残し |
---|---|---|---|
攻撃 | 191 (8) | ||
防御 | 137 (9) | 技 | クロスチョップ(+3) |
特攻 | 118 (7) | 地震(+3) | |
特防 | 140 (7) | 岩雪崩(+3) | |
素早 | 116 (F) | 目覚めるパワー飛行 |
初代で偶然出ためざパ飛行カイリキー。どう使うのがいいか?と考えた結果フルアタ型になった。
クロスチョップの命中80%は思ったより低かった。思ったよりエスパー(というかサイコキネシス)が多いのも向かい風。
対策をカビゴンのみに任せるのは荷が重かったか。
あとエアームドにも苦戦。素眠りでクロスチョップを耐えきられて負けた試合がある。
HP | 266 (F) | 持 | 薄荷の実 |
---|---|---|---|
攻撃 | 161 (F) | ||
防御 | 110 (9) | 技 | のしかかり(+3) |
特攻 | 106 (5) | 大文字(+3) | |
特防 | 151 (5) | 眠る | |
素早 | 81 (F) | 自爆 |
初代で厳選したカビゴン。
色々と仕事してくれそうな眠る爆破。適当に居座って場を荒らす目的でのしかかり。
こいつに関してはほぼ期待通りに働いてくれた。
HP | 166 (F) | 持 | 光の粉 |
---|---|---|---|
攻撃 | 110 (9) | ||
防御 | 111 (F) | 技 | 10万ボルト |
特攻 | 179 (D) | 冷凍パンチ | |
特防 | 124 (D) | シャドーボール | |
素早 | 161 (F) | 大爆発 |
第1回にてKGさんにレンタルした個体を流用。
シャドーボールの枠は爆裂パンチととぎりぎりまで迷ったが、全体的にムウマに弱いのでこちらを採用。
持ち物の光の粉は消去法的な選択。ピントレンズでも良かったかも。
使ってみて思ったのは、シャドボでムウマ対策するなら爆裂パンチ等でカビゴンに圧力をかけるのは必須だということ。
HP | 181 (F) | 持 | 先制のツメ |
---|---|---|---|
攻撃 | 130 (9) | ||
防御 | 241 (5) | 技 | 地震(+3) |
特攻 | 104 (D) | 岩雪崩(+3) | |
特防 | 114 (D) | 吠える | |
素早 | 81 (F) | 大爆発 |
こちらも初代厳選。チャンピオンロード産という意味ではカイリキーと同期である。
サンダーとかムウマを適当に警戒した結果このような技構成に。先制怯みワンチャン狙いもあり?
ムウマに対しては確かに強かったが、吠えた後にどうすべきかという視点が不足していた。
HP | 166 (F) | 持 | 磁石 |
---|---|---|---|
攻撃 | 99 (D) | ||
防御 | 119 (D) | 技 | 10万ボルト(+2) |
特攻 | 131 (F) | リフレクター | |
特防 | 131 (F) | 光の壁 | |
素早 | 191 (F) | 大爆発 |
エースの起点づくりとしての壁爆破。持ち物の磁石はサンダーの身代わり対策。
防御個体値がDなのは、めざパ水または氷を狙っていたことによる。一応めざパ虫の理想値だが…
警戒されると思ったが普通に岩地面に居座られたりしたなぁ。
予選リーグであるブロックの面々との対戦の記録。
自分のポケモンは赤い太字、相手方のポケモンは緑の太字で表記。
ターン経過については完全にメモっているわけではないので省略している部分もある。
ポケモン | Lv |
---|---|
ミルタンク | 55 |
ガラガラ | 50 |
カビゴン | 50 |
サンダー | 50 |
ムウマ | 50 |
ハッサム | 50 |
ミルタンクのシングルエースなのでカイリキー。サンダーとムウマ対策のハガネール、あとは汎用のカビゴンを選出。
初手はカイリキーとサンダーの対面。すかさずカビゴンに引くとあちらはムウマ。
黒い眼差しに対してハガネールを出し、吠えるで強制交代。ここまではテンプレみたいな運び。
引きずり出されたのはガラガラだった。ここで爆破すればよかったのだがムウマを警戒してカビゴンに入れ替えてしまった。
これは深読みであり向こうは当然地震。半分以上削れて、2発食らって無駄に倒れてしまった。
カイリキーを出したらムウマに入れ替えられ、その後は地震や岩雪崩で粘るも、
痛み分けやらサンダーのリフレクターやらで守りを固められて相手にならず。
反省:
構築段階で切っていたガラガラがいきなり出てきた例。
ムウマを過剰に警戒して爆破の判断をミスするなど、完敗と言ってもいい。
ポケモン | Lv |
---|---|
カビゴン | 55 |
ガラガラ | 50 |
スターミー | 50 |
メガニウム | 50 |
ムウマ | 50 |
ポリゴン2 | 50 |
カビゴンのシングルエースなのでカイリキーとゲンガー、とりあえずカビゴン。
初手でカイリキーに対面したのはガラガラ。まさかの♀でありメロメロを仕掛けてきた。
1ターン止まったもののクロスチョップ急所と地震で落とす。
続くムウマは、一度ゲンガーを出してから向こうのカビゴンを引きずり出してこちらもカビゴンに。
入れ替え合戦の後にゲンガーとムウマの殴り合いに。電磁砲で麻痺するが最終的には相手の道連れで共倒れ。
最後のカビゴンに対してはこちらのカビゴンで自爆。一度鈍いを積まれたがカイリキーのクロスチョップでとどめ。
反省:
カビゴンがおそらくゴーストに手出しできなかったために勝てたと思われる。
ただゲンガーの強みもあまり出せなかった(ムウマ対策のシャドーボールまで入れたのに)のが引っかかった。
ポケモン | Lv |
---|---|
サンダー | 55 |
ミルタンク | 55 |
カイリキー | 50 |
カビゴン | 50 |
ムウマ | 50 |
ハガネール | 50 |
雑に刺さりそうなのでゲンガーを先発、まだ使ってないエースのドククラゲを試すことに。サポートでマルマイン。
相手の先発はサンダー。冷凍パンチを打ったらハガネールに入れ替えてきた。ここで急所。
そのまま殴り合い。2発当てたところで相手の地震でゲンガーがダウン。
マルマインを出し、リフレクター・光の壁からの爆破でドククラゲ降臨。ハガネールも落ちてサンダーと対面。
剣の舞と相手の威張るで4段階上昇。雷を2発食らうも光の壁で耐えてサンダーを倒す。
残る1体はカイリキー。地震を持っていたらやばいがヘドロで倒しきれるとも限らないので眠る。
しかし地震を持っていた。リフレクターが切れたところで2回食らって負け。
後で計算したら2割で倒せるようなので普通に殴っておけばよかった。
反省:
ゲンガーを消耗せずに、マルマインを早めに出せば変わったかも知れない。
爆破降臨のつもりが相打ちになってしまって有利対面を作れなかったのが立ち回りの負けといったところ。
そして地震に対する一貫性という脆弱さがここでも出てしまった。
リンク:オフレポート
ポケモン | Lv |
---|---|
ケンタロス | 55 |
カビゴン | 55 |
パルシェン | 50 |
マルマイン | 50 |
ナッシー | 50 |
ハッサム | 50 |
適当に暴れられそうなのでゲンガー先発、ノーマルダブルなのでこちらのエースは当然カイリキー、あとは適当にマルマイン。
いきなりケンタロス登場。地震に耐えて爆破。
マルマインを出して10万ボルトを撃ったら向こうもマルマインに入れ替え。引けないので爆破するしかない。
カイリキーとナッシーの対面。
めざパ飛行で攻めるがサイキネ2発で落ちる。
カイリキーのほうが素早いので、おそらく先制の爪が発動したはずだがメモにはない。
もっともナッシーを倒せたとしてもケンタロスの捨て身タックルには高確率で耐えられなかったはずだ。
反省:
ゴースト不在で爆破の通りが良いのでマルマイン先発のほうがよかっただろう。
あとは爆破を急ぎすぎた。マルマインは壁を貼る余裕はあっただろうに。
ポケモン | Lv |
---|---|
ケンタロス | 55 |
スターミー | 55 |
カビゴン | 50 |
ナッシー | 50 |
ムウマ | 50 |
フーディン | 50 |
特殊が厚いのでカビゴン先発。エース対決でドククラゲの素早さが活かせないのでカイリキー、あとは雑にゲンガー。
相手の先発はナッシー。とりあえず大文字、相手は宿り木。もう一発撃ったらスターミーに入れ替えてきた。
あやみがの起点が嫌なのでのしかかり連発で突っ張る。最後は自爆。
ゲンガーの10万ボルトで仕留めようとしたがサイキネ1撃で倒される。
残るカイリキーではどうしようもない。
反省:
なぜどちらのエースにも先制できないゲンガーを選んでしまったのか。
マルマインを選んでいれば少しはまともに戦えたかも知れないのに。
リンク:オフレポート
ポケモン | Lv |
---|---|
ケンタロス | 55 |
カビゴン | 55 |
ガラガラ | 50 |
スターミー | 50 |
サンダース | 50 |
エアームド | 50 |
ノーマル対策でエースは当然カイリキー。動きやすくするために先発はマルマイン。あとは適当にカビゴン。
相手の初手はガラガラ。リフレクターからの爆破(ホネブーメランを使ってきた)。
カイリキーを出して地震で仕留める。
続くエアームド。カビゴンへの入れ替え際に毒々を食らう。
大文字を外してドリルくちばしを食らう。相手はケンタロスに入れ替え。
のしかかりで様子見。いきなり急所に。そのまま押し切れると思ったが眠ったので自爆して相打ち。
最後はエアームド。毒々を食らうもクロスチョップが急所に当たる。
眠る→奇跡で回復されたが再び急所!再び眠られ、今度は通常→通常→ミス。
三度眠られたので、毒のダメージに耐えられずに負け。
反省:
試合運び自体には問題はなかったと思う。勝てそうだったので悔しい。素眠り中にクロスチョップが全命中or急所が出ていれば!
そもそもカビゴンの大文字がエアームドに当たっていれば!
とはいえ確率的にはそこまでこちらに不利だったわけでもなかったか。
ポケモン | Lv |
---|---|
カビゴン | 55 |
バクフーン | 55 |
ゴローニャ | 50 |
ナッシー | 50 |
スターミー | 50 |
サンダー | 50 |
エースはどちらもドククラゲで戦えそうだ。ゴーストがいないので爆破が通りやすそう。
先発はマルマインにして、あとはカビゴンでいいや。
いきなりゴローニャという不利対面だが、リフレクターと光の壁を貼って相手の攻撃で退場。
ドククラゲ降臨でハイドロポンプを撃つがスターミーに受けられた上に外す。
同速なので突破を狙って剣の舞。電磁波で麻痺するが奇跡の実。次のターンにヘドロ爆弾で攻撃するが再び電磁波で麻痺。
スターミーダメージを受けずに倒せたがリフレクターを残されてしまう。
続くゴローニャの地震を耐えてハイドロポンプで落とす。
ラストはバクフーン。カビゴンに入れ替えて爆破処理しようとしたが日本晴れ大文字の急所で落とされる。
(メモがないのだが、カビゴンで何もできなかったということは急所しか考えられない)
手負いのドククラゲも雷パンチで落とされる。
反省:
これも惜しい負け方である。スターミー相手にカビゴンに入れ替えなかったのは結果的には正しい判断だったのに。
ドククラゲは同速以上には分が悪いとか、状態異常に弱い(奇跡はここぞという場面でのみ期待すべき)こともわかってきた。
ポケモン | Lv |
---|---|
ミルタンク | 55 |
ガラガラ | 55 |
ゴローニャ | 50 |
マタドガス | 50 |
カビゴン | 50 |
ヘルガー | 50 |
ノーマル耐性がいないので爆破が通る。まずはゲンガーで雑に暴れよう。
ガラガラが怖いが上からの爆破でどうにかなりそうなのでエースはドククラゲ。あとはカビゴン。
相手の初手はヘルガー。追い打ちが怖いが様子見でカビゴンに入れ替え。向こうは日本晴れ。
こちらはのしかかり、あちらは火炎放射で攻撃。次のターンにこちらは眠る、あちらはガラガラに入れ替え。
地震を食らうが耐えて爆破、相打ちに成功。
ドククラゲとヘルガーの対面。剣の舞で様子を見ると噛み砕く。ヘドロ爆弾に合わせてマタドガスに入れ替え。
こちらもゲンガーに入れ替えると黒い霧を使われた。結果としてただで入れ替えられた。
以降はひたすら10万ボルト。黄金の実で回復されたり、爆破読みで(?)ヘルガーに入れ替えられたりしたが、そのまま押し切った。
反省:
ガラガラを落とせたのが非常に大きい。ドククラゲはあまり活躍できなかった気がするが、
マタドガスの黒い霧という妙な手を使わせて隙を作ったという意味ではそれなりに勝利に貢献したのかも。
ポケモン | Lv |
---|---|
フーディン | 55 |
スターミー | 55 |
サイドン | 50 |
カビゴン | 50 |
ヘラクロス | 50 |
エアームド | 50 |
エースがどちらも辛い。積んでる暇はなさそうなのでカイリキーか。特殊対策はカビゴンにまかせ、後は雑に初手マルマイン。
まずは相手のカビゴンと対面。とりあえずリフレクター。向こうはのしかかり。
続いて光の壁。向こうはサイドンへ入れ替え。
こちらも爆破せずにカイリキーに入れ替え。地震を食らうもクロスチョップ急所で倒す。
続いてエースのスターミー登場。壁が残っているのでそのまま突っ張る。
ここで重大ミス。光の壁がもう1ターン残っているのに次のターンにマルマインに入れ替えてしまった。
10万ボルトをカビゴンで受けられ、光の壁を貼っている間にのしかかりで落ちる(せめて爆破していれば…)
カイリキーでカビゴンを落とし、残るはスターミー。
爆破処理を狙ってカビゴンに入れ替えるが身代わり型だった。
しかし怪しい光などを持っているわけではなく、こちらのカビゴンが眠るを持っていることを伝えると、
倒しきれないと判断されてギブアップ。勝ちを拾えた。
反省:
パーティの相性が悪く、重大なプレイミスが続き、最後もサイキネ連発で突破される目もあったと思うのだが、なぜか勝たせてくれた。
実は久しぶりにプレイメモを読んだ時点では負け試合だと思いこんでいた(ギブアップは自分だと思った)ので改めて結果を確認して驚いた。
リンク:オフレポート
ポケモン金銀の大規模な対戦イベントに出たのは第2回いかれっこオフ以来、実に15年ぶりである。
戦略的にも戦術的にもかなり雑で、9戦3勝はかなり妥当なラインかそれ以上という気がする。
なおドククラゲとゲンガーを使ったのは自分だけだったようだ(ゲンガーのほうはかなり意外)。
思ったほどには活躍できなかったが、珍しいポケモンで大会を賑やかせたとしたら少しうれしい。