〜路線バスの旅−+鉄道シリーズ〜
北東北小旅行
作成日:2009/01/03


明けましておめでとうございます。2009年初の更新はバスとローカル線を組み合わせた北東北の旅です。 大分前に行ったので季節感がおかしいですがそこはご勘弁を。

1.盛岡駅 ⇒ 浄法寺
JRバス東北(1日2本:1時間30分)

すーぱー湯〜遊号
盛岡駅から、名前の由来が何なのかよくわからない「すーぱー湯〜遊号」に乗って浄法寺まで向かいます。特に温泉地を通ったような気がしないのですが・・・。 2本のうち1本は浄法寺を経由して二戸まで行きます。高速を降りてからは路線バスと同じようにマメに停留所に停車してました。
【 盛岡駅の風景 】

北上川と岩木山

盛岡駅のバス達
写真左は、前にも同じ所で写真を取ったような気がしますが、北上川と岩木山がセット見れる駅近くの橋からです。 写真右は盛岡駅のロータリーです。東北各地に向かう高速バスが頻繁に出入りします。
【 車窓から 】

のどかな風景

荒屋新町駅
高速を降りるとのどかな景色が続きます。途中、花輪線の荒屋新町駅を通ります。1日上下9本ずつしか走っていないローカル線なので、駅舎もローカルちっくです。

2.浄法寺 ⇒ 二戸駅
JRバス東北(1〜2時間1本:30分)

JRバス東北
私が乗ったバスは浄法寺止まりだったので二戸までは一般路線バスで向かいます。浄法寺は珍しくバス駅が残っている所で、 町役場も傍にあり、恐らく街の中心にバス駅があるのだと思います。ただ、肝心の浄法寺を見つける事が出来ませんでした。どこにあったんだろう・・・。

3.二戸駅 ⇒ 久慈駅
JRバス東北(1日8本:1時間10分)

スワロー号
二戸からは新幹線に連絡しているスワロー号に乗って海沿いの久慈まで向かいます。二戸駅は新幹線が通っているというだけで店は殆どなく街の中心は別の場所にあるようでした。 駅に「なにゃーと」という物産館が併設されていて快適な環境で時間を潰す事が出来ました。ちなみにお客さんは殆ど・・・。


二戸駅

二戸駅のバス達
写真左の右側が二戸駅で左側は「なにゃーと」になります。建物はとても立派です。写真右は車庫を兼ねた駅前バス乗り場です。 こちらも広い敷地に沢山バスが止まっており待合室もあり立派です。ただ人影が・・・。隅っこの方に県北自動車のバス停もありました。

4.久慈駅 ⇒ 宮古駅
三陸鉄道(1〜2時間1本:1時間30分)

三陸鉄道
久慈駅から三陸鉄道北リアス線に乗って宮古に向かいます。車両は2両編成で1両目のみリクライニングシートの快適車両でした。久慈では駅前のビジネスホテルに泊まったのですが、 コンビニが駅付近になく、はじめてコンビニの往復にタクシーを使いました(^^;
【 車窓から 】

海側

山側

久慈駅にて

久慈駅の名物弁当
三陸鉄道は観光鉄道色が強いのか景色の良い所で徐行運転してくれます。久慈駅では関東圏では見る事の出来ない、国鉄色のディーゼルカー(八戸線)を見る事が出来ました。 写真右は三陸鉄道久慈駅名物のうに丼です。1日20個の限定販売で1260円也。
【 ちょっと寄り道 〜北山崎〜 】

田野畑村営バス
途中、田野畑駅で途中下車して景勝地「北山崎」に立ち寄る事にします。田野畑駅〜北山崎間は田野畑村営バスで30分程度です。集落を通るので遠回りをしていますが料金はたったの300円です(地方では安い)。 運転手氏は誰がどの家に住んでいるのかわかっているようで、何も言わなくても家の前でバスは止まります。

バスが来るまで駅付近でボーっとしてたら、軽自動車が止まって「港に行くなら乗っけてってやるぞー」との事。港には行かないので丁重にお断りをしましたが、いいですねぇ〜田舎って(^_^)

北山崎の風景

北山崎の風景

車窓から

田野畑駅
バスの運転手氏から、時間的に厳しいかも知れないけど北山崎は第2展望台から見るのが良いって教えて貰ったので小走りに第2展望台を目指したのですが、 700段の階段を上り下りする必要があるとの案内板を見てすぐに断念しました(*´ー`) 北山崎は小さな公園のようになっていてお店も何軒かありました。

5.宮古駅 ⇒ 奥浄土ヶ浜 ⇒ 宮古駅
岩手県北自動車(1時間1本:30分)

岩手県北バス
宮古駅から、岩手県北バスに乗って景勝地「浄土ヶ浜」に向かいます。奥浄土ヶ浜行きのバスに乗ると終点がちょうと浄土ヶ浜の目の前になります。 バスは1時間に1本なので浄土ヶ浜で1時間潰す必要があるのですが、ご飯でも食べないと1時間潰すのはきついっすね。

浄土ヶ浜
電車のチラシやネットで見た景色が目の前にありました。海と浜以外にはお店が何軒かと少し離れた所にボート・観光船のりばがありました。

6.宮古駅 ⇒ 盛岡駅

106急行
JR山田線でも盛岡に行く事が出来るのですが、この区間は完全にバスが勝っているようで、JRは僅かな本数しか列車を走らせていません。 このバスは「106急行」という名前が付いているのですが、急行なのに、スーパー特急・特急・急行と3パターンあります。途中止まるバス停が異なるだけなので、 盛岡に行く分にはどれに乗ってもあまり変わりないかと思います。
【 ちょっと寄り道 〜岩泉〜 】

JR岩泉線


岩泉駅

時刻表
せっかく宮古まで来たので、鉄道マニアならお馴染みのJR岩泉線に乗る事にします(宮古〜岩泉:所要約1時間30分)。宮古から1両編成の岩泉線直通列車に乗り、乗客はそこそこ居ましたが、 終点の岩泉まで行ったのは私を含めたマニアさんが殆どでした。1日に3本しか列車が来ない岩泉駅ですが駅舎はとても立派です。 来た道をそのまま戻るのも面白くないので、帰りは町民バスで小本駅に出て、再び三陸鉄道に乗り宮古に戻りました(岩泉〜小本:所要約40分)。

■ 旅の感想 ■
観光シーズンとズレていたせいか観光地でもあまり人が居ませんでした。ローカル線とローカルバスに揺られながら地方を旅するのもたまには良いものです。



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