〜路線バスの旅−短編シリーズ〜
北関東小旅行
作成日:2008/05/05


今回は手軽にのんびりした山の中に行きたかったので、茨城→栃木と抜けて来ました。 この辺りの山の中はすでに一般路線バスは廃止になっており、自治体がバスを運行しています。

1.水戸駅 ⇒ 常陸大宮駅
JR水郡線(1時間1本:35分)

▲ JR水郡線
この区間は茨城交通のバス路線もあるのですが、時間が掛かるので列車を使いました。この路線はJR東日本の最新の気動車が走っています。 平日という事もあり車内は学生ばっかりでした。

【 ちょっと寄り道〜偕楽園〜 】


▲ 偕楽園

▲ 偕楽園から見た千波湖
梅の時期には若干早かったのですが、時間があったので偕楽園まで行って来ました。満開には大分早かったようですが、すでに梅まつりは開催中らしく出店なども出ていました。 偕楽園からは線路を挟んだ向こう側にある千波湖が良く見えます。


▲ 関東鉄道バス

▲ 茨城交通
水戸駅から偕楽園までは2社のバス路線がありますが、偕楽園のバス停の位置が異なります。茨城交通の方が階段を登らなくて良いのでラクかな。

2.大宮十文字 ⇒ 美和中学校
茨城交通バス(1日数本:45分)

▲ 茨城交通バス
常陸大宮駅から少し離れた所にある大宮十文字バス停から高部車庫・塙行きに乗車して県境を超えるバスが出ている美和に向かいます。 ちょっと田舎に来ると、このようにバスが駅に入らない事が多々あるので事前の下調べが重要です! 今回はバス停を探すのに15分ぐらい掛かりました(苦笑)

茨城交通の美和総合支所バス停が次に乗る那須烏山市営バスの始発バス停という情報だったので(バス停名は高部車庫・茨城交通の高部車庫は別の場所)、美和支所で降りるつもでいたのですが、ボーッとして車内放送を聞いていなかったので、 車窓から美和支所だと思って降りた所にあったのは、美和山村開発センターでした・・・(苦笑)車内のアナウンスはきちんと聞きましょう!そして山奥で遭難・・・。

3.美和山村開発センター ⇒ 烏山駅
那須烏山市営(1日数本:30分)

▲ 那須烏山市営バス
手前で降りてしまった事に気づいたので、きっと近くにあるであろう美和総合支所に歩いて向かう事にしました。というか時間がわずかなので小走りで向かいました。 すると市営バスがやって来て私が来た方向に走り去って行きました。。。おや?と思いましたが、バスを発見したので今度は来た方向にダッシュしました(笑)

バスは美和山村開発センターに停車していました。バス停はありませんがどうやらココで折り返すようです。運転手氏に合図したら乗せてくれたので遭難せずにすみました。 このバスで茨城県から栃木県に入ります。


▲ 美和の風景

▲ 酒蔵?
小走りで美和支所に向かう途中で撮った写真です。山の中の小さな集落っていう感じです。見た目での判断ですが酒蔵のような建物は現在は使われていないようでした。

4.烏山駅 ⇒ 宇都宮駅
JR烏山線(1時間1本:50分)

▲ JR烏山線
烏山駅からはJR烏山線で宇都宮に向かいます。烏山線は関東近郊では数少ないローカルちっくな車両が走っている路線です。 ただ残念な事に車内はロングシートでボックスシートはありません。この路線も平日という事もあって学生がいっぱいいました。

5.宇都宮駅 ⇒ 日光駅
JR日光線(1時間1本:50分)

▲ JR日光線
宇都宮駅からはJR日光線で日光に向かいます。烏山線同様こちらもローカル線ですが、電化されているので気動車ではなく電車が走っています。 朝早かったので6両編成がやって来ました。もちろん日光方面から宇都宮に向かう人が多い為なので、日光行きがガラガラでした。

6.日光駅 ⇒ 足尾駅前
日光市営(1日4本:45分)

▲ 日光市営バスのお尻
那須烏山市営バスに続きこちらもうまく写真が撮れず後ろから。。。日光駅から日足トンネルを抜けて足尾に向かいます。 次に乗車するわたらせ渓谷鉄道の始発駅である間藤駅も通りましたが、時間があったので足尾駅まで行って、間藤駅までブラブラと歩きました。


▲ 神橋

▲ 足尾駅
車窓から、日光の名所である「神橋」を見る事が出来ます。足尾駅は国鉄時代のものをそのまま使っているようで、昔ながらの駅って感じがします。 駅の構内には何両か車両が留置されていて、昔乗った懐かしい車両を見る事が出来ました。


▲ 渡良瀬川

▲ ??山
足尾駅から間藤駅までブラブラ歩いている時に撮った写真です。朝から何も食べてなくコンビニを探したのですが店らしきものが全く見当たらず、食料難民と化し、 仕方が無いので自販機で売っていたコーンスープで空腹をしのぎました。宇都宮で何か買っておくべきだった・・・。

7.間藤駅 ⇒ 桐生駅 ⇒ 佐野駅
わたらせ渓谷鉄道・JR両毛線

▲ わたらせ渓谷鉄道


▲ 車窓から

▲ 車窓から
間藤駅からわたらせ渓谷鉄道と両毛線を乗り継いで佐野に向かいます。わたらせ渓谷鉄道は渡良瀬川に沿って走るので、観光鉄道的な面も持っています。 途中の桐生でようやく食事にありつく事が出来ました(^.^)

8.佐野駅 ⇒ 佐野新都市バスターミナル
関東自動車(1時間1〜2本:15分)

▲ 関東自動車
佐野駅から新宿行きの高速バスが出ている佐野新都市バスターミナルに向かいます。この路線は佐野プレミアムアウトレットを通るので、それなりの本数があり乗客の数もソコソコでした。 本当は佐野ラーメンを食べようと思っていたのですが、桐生で普通の食事をしてしまった為、残念ながら食べれませんでした(苦笑)

9.佐野新都市バスターミナル ⇒ 新宿駅新南口
JRバス関東(1〜2時間1本:1時間30分)

▲ JRバス関東


▲ 佐野アウトレットプレミアム

▲ 佐野厄除大師
佐野新都市バスターミナルから満席の高速バスに乗って東京に戻ります。たった1時間半で新宿に着いたので、佐野って意外に近い所にあるんですね。 佐野では人だらけのプレミアムアウトレットと人影まばらな佐野厄除大師に行って来ました。

■ 旅の感想 ■
大宮→美和→烏山、日光→足尾のルートはともにのどかな風景の中を走ります。バスマニアの間では乗り継ぎ路線としてそれなりに有名ですが、ただ乗るだけではもったいないので天気の良い日にご乗車を!



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