〜路線バスの旅−+鉄道シリーズ〜
ルパンバスに乗ろう!
作成日:2013/1/27


今回は、ルパンバスと道東の未踏の地を巡る旅です。

1.根室中標津空港 ⇒ 中標津ターミナル
根室交通

根室交通
1日1便しかない羽田からの飛行機で根室中標津空港に到着しました。1日1便ですが観光シーズンという訳でもないので飛行機はガラガラでした。 空港からは根室行きのバスで中標津に向かいます。道路がスケート場みたになっているので足元注意です!

2.中標津ターミナル ⇒ 標茶駅
阿寒バス

阿寒バス
ターミナルの周辺をウロウロした後、元JR標津線の代替バスに乗って標茶駅に向かいます。約1時間半の長い道のりですが1時間以上貸切状態でした。これじゃあ鉄道は廃止になっちゃいますよね。 平成になってから廃止されたので、所々に○○駅という名称がまだ残っています。

中標津ターミナル

中標津ターミナル

大昔の映画の跡

根室交通路線バス
中標津ターミナルは広〜いスペースがあるのですがバスの本数はそんなに多くありません。窓口もあって手書きのキップを売っていました。 元標津線の中標津〜厚床間は根室交通が代替バスを運行しています。偶然見かけた釧路行きの阿寒バスは塗装がどう見ても元関東自動車の高速バスって感じの観光タイプのバスでした。

3.標茶駅 ⇒ 釧路駅
JR釧網本線

JR釧網本線

標茶駅

標茶駅
標茶駅では少し待ち時間があったのですが駅付近にコンビニ等はなく、唯一食事が出来そうな食堂で夕食をとり、部活帰りの高校生の軍団とともに1両編成の釧網本線に乗り込みました。 結構な人数の高校生が居たのでまず座れないなぁと思っていたのですが、遠慮がちな子?が多く優先的に乗せて貰った感じで座る事が出来ました。

列車の写真の後ろにチラッと写っているのがルパンの塗装をしたルパン列車です。HPに運行時刻が載っているのを知らず、綺麗な写真は撮れませんでした。失敗した・・・。

4.釧路駅 ⇒ 浜中駅
JR根室本線

JR根室本線

茶内駅のとっつぁん

浜中駅のルパン
根室本線に乗ってルパンの生みの親、モンキーパンチ氏が生まれた浜中を目指します。車窓からは鹿を良く見る事ができ、途中で鹿にぶつかりそうになり急ブレーキを掛けるシーンもありました。 途中の茶内駅で銭形のとっつぁんに会う事が出来ます。浜中駅にはちょっと小さめなルパンが居ました。浜中駅で下車したのは私1人でした。

5.浜中駅 ⇒ 霧多布温泉
くしろバス

ルパンバス

ルパンバス

浜中町のポスター
駅舎の中もルパン一色という感じで、駅前にはルパン塗装のくしろバスが出迎えてくれました。列車から降りたのが私だけなので当然乗客も私だけです。 とても親切な運転手氏で、途中で鹿の軍団が道を横断すると「カメラ!カメラ!」と言って教えてくれました。が、鹿君達は足が速すぎてうまく撮れず・・・。鹿を間近で見ましたが結構大きいですね。

6.霧多布温泉 ⇒ 厚岸駅
くしろバス

ルパンバス

くしろバス 浜中出張所

浜中の街
終点の霧多布温泉にはくしろバスの出張所も併設されていて、2台のルパンバスが顔を合わせていました。ここから釧路駅行のバスに乗って厚岸駅まで向かいます。 さっき乗ったバスとは違うルパンバスがやって来たのですが、運転手氏は同じ方で「温泉入って来たんだぁ」とやや気まずい瞬間ですね(苦笑)


霧多布温泉ゆうゆ

男湯
午前中だったせいか温泉はガラガラで貸切でした。せっかくなのでカメラを持ち込んで撮影してみました。日帰り温泉の貸切は初めてですね。 小さい露天風呂もありましたが寒くてとても入ってられない感じでした。風呂上りに瓶のコーヒー牛乳で一服です♪


車窓から

車窓から
浜中の街を抜けると暫く景色の良い所を走ります。車窓からは太平洋や霧多布湿原などを見る事が出来ます。鹿君も相変わらずたまに見かけました。

7.厚岸駅 ⇒ 釧路駅
JR根室本線

JR根室本線
厚岸駅から快速電車に乗って釧路に戻ります。快速電車でも1両編成なのが北海道のローカル線って感じですね。車内は混雑しておりなんとかロングシートの座席に座る事が出来ました。 快速だと厚岸の次が釧路になります。所要時間は約40分です。


かきめし

くしろバス 厚岸営業所

厚岸駅

快速はなさき
厚岸で有名な「かきめし弁当」は駅前のお店で売っています。駅の売店では「かきもなか」なんかも売っていました。うまいのか??くしろバスの営業所は駅のすぐ隣にあります。

8.釧路駅(阿寒バス本社) ⇒ 北見駅
阿寒バス・北海道北見バス

北海道北見バス

釧路駅

釧路駅バスターミナル
釧路駅から特急釧北号に乗って北見に向かいます。時間があったので路線バスに乗って始発場所の阿寒バス本社から乗る事にしたのですが、大雪で道が混んでおり危うく乗り遅れそうになりました(^^; 釧路駅のバスターミナルは日陰がスケート場みたいになっていて、ここでも足元注意です。大雪で途中ノロノロ運転だったので15分遅れて北見に到着しました。途中の阿寒湖で休憩があります。


和商市場と阿寒バス

釧路フィッシャーマンズワーフMOO
釧路では駅前にある和商市場内のお寿司屋さんで舌鼓。ちょうど札幌に向かうオレンジ色の阿寒バスを見かけました。MOOには立ち寄りませんでしたが、釧北号の通り道なので車窓から見る事が出来ました。

9.北見駅 ⇒ 陸別
北海道北見バス

北海道北見バス

北見駅

北見駅バスターミナル
北見からふるさと銀河鉄道の代替バスに乗って、天気予報で良く見る「日本一寒い町 陸別」に向かいます。北見も結構寒くて夜屋外にある温度表示を見たらマイナス10度でした。飲み屋街をミニスカートで歩いてるオネーサン達は凄いですね〜

北見バスターミナルもスケート場のようになっていました。始発時は高校生が結構乗っていましたが、途中の訓子府で殆どの乗客が居なくなりました。訓子府から先は人家も少なく鉄道が廃止になった理由もわかります。

10.陸別 ⇒ 池田駅前
十勝バス

十勝バス

陸別オーロラハウス

暖かい方?
ふるさと銀河鉄道の代替バスは、陸別までが北海道北見バス、陸別から帯広までは十勝バスで運行されており、陸別で乗り換えが必要になります。 日本一寒い町という事ですがこの日はマイナス4度でした。いつもよりは暖かいのでしょうか???帯広までバスで行けますが長時間で退屈なので池田でJRに乗り換える事にしました。


旧陸別駅

旧ふるさと銀河線の車両
旧陸別駅は昔の姿をそのまま残しており、保存している車両を使って、春から秋に掛けて「りくべつ鉄道」として観光事業を行っています。500メートルの運転体験等が出来るみたいです。


車窓から

車窓から
車窓からは昔の駅舎を見る事が出来ます。足寄駅(あしょろ)は2代前の旧駅舎を復元したようです。廃止時点の足寄駅はかなり近代的な作りだったようです。

11.池田駅 ⇒ 帯広駅
JR根室本線

JR根室本線

池田ワイン城

車窓から(十勝川)
池田駅からはJRで帯広に向かいます。池田はワイン城で有名ですが大分遠くにあるので下から見て終了です。特急も停車する駅ですが、駅前に駅弁とバナナまんじゅうで有名なお店があるくらいで、他にコンビニとかもなくちょっと寂しい感じの駅前でした。

12.帯広駅 ⇒ 新千歳空港
おびうん観光・北都交通

おびうん観光

豚丼ばんちょう

帯広駅バスターミナル
帯広からは、おびうん観光と北都交通が運行するとかちミルキーライナーで新千歳空港に向かい帰京します。おびうん観光便は3列シートなので快適です。が、乗客わずか6〜7名で帯広を出発しました。

事故の為トマム−占冠間が通行止めになっていて下道を走ったり、高速が50キロ制限でパトカーが先導してノロノロ運転だったりで、飛行機の時間が気になりちょっとヒヤヒヤしましたが、約20分の遅れで空港に到着しました。 下道を走っている時にトマムスキー場の前を通ったのですが、ここも星野リゾートになってたんですね。

帯広では名物の豚丼を食したのですが、有名なばんちょうはネットで評判が悪かったので、ちょっと離れた場所にある「はなとかち」にしてみました。美味しかったです(^-^)



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