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前回、国道20号を行けば問題ないと思ったのですが、敢え無く長野県を目前にして行き止りになってしまいました。今回は、甲府から山を越えて長野入りします。バス会社名のカッコ内の数字は、作成時のおよその本数と所要時間です。 |
1.甲府駅(JR中央本線など) ⇒ 大樺沢入口 |
山梨交通(1日2〜9本:120分:季節運行) |
広河原ロッジ行きに乗って芦安村営バスの出発点広河原まで行きます。山梨交通の大樺沢入口バス停と芦安村営バスの広河原バス停が同じ場所にあります。 このバスは登山者が主に利用するバスなので、早朝3:00から走っています。朝ほど込んでおり、私の行った日の3:00便は6台出ていましたが、長距離ということもあり全員が座れる分バスが出るようです。一応車掌兼のガイドさんがついてます。 途中「芦安」で休憩があり、そこから林道に入ります。林道というだけあってすごい道で、バス同士がそれ違える場所は限られており、無線でやり取りしてうまくすれ違っていました。 |
【 広河原 】 登山道の入口の広河原です。一般車もここまでは乗り入れる事が出来ますが駐車場はあまり広くありません。トップシーズンには、狭い林道に無理やり駐車して路上駐車の切符を切られる人もいるそうです。 この日、8時ごろに付きましたが車が止めれそうなスペースには、車が全て止まっていました。途中のせまい林道を考えるとバスでいった方が良いと思います。 |
2.広河原 ⇒ 北沢峠 |
芦安村営バス(1日4本:25分:季節運行) |
旅館の送迎バスではありません、ちゃんとした路線バスです。道が狭い為止もう得ないのでしょう。登山者を送り届けるのが目的と言わんばかりに、補助席も通常の席と数えて満杯にして走ります。 乗客はみな登山者で重装備かつ高年齢です。普通の格好をしているのは、運転手と私だけで、若い人も殆どいませんでした。若い人は、広河原からバスを使わずに歩いていくようです。 |
【 南アルプス林道 】 広河原先は、一般車両が通行不可の南アルプス林道を走ります。途中から砂利道になり、景色は山・山・山そして川といった感じです。景色はとても良いで、もっと快適な環境で堪能したいところです。 マイクロに満杯の人を乗せ、しかもみんな重装備の荷物を膝の上に載せたりしているので、車内はラッシュ時の電車のような雰囲気です。 (写真右:芦安村営バスが走る南アルプス林道) |
3.北沢峠 ⇒ 戸台口 |
長谷村営バス(1日4本:55分:季節運行) |
北沢峠が車で来れる最高地点でおそらく山梨と長野の県境と思われます。かなり下と気温差があり半袖だと肌寒さを感じます。バス停横に、臨時の郵便局が開設されていました。といっても、机とイスとポストと局員1人ですが。 ここからまたもマイクロの長谷村営バスに乗り、山を下りてJRバスとの乗り換え地点まで行きます。このバスの運転手は親切にいろいろ説明をしながら走ってくれます。景色もとてもいいです。 |
【 戸台口バス停 】 JRバスとの乗り換え地点です。昔は、JRバスがもっと山の方まで走っていたようです。「国鉄バス」と書かれたバス待合所が残っていました。バス停のすぐ横に川が流れており、泳いでいる人もいました。 (写真右:戸台口バス停から見た南アルプスと天然水) |
4.戸台口 ⇒ 茅野駅(JR中央本線) |
JRバス関東(1日1本:75分:季節運行) |
ここから茅野駅に向かいます。直接茅野まで行くバスは1日1本で、高遠乗り換えでもう1本あります。臨時便なのですがバス停にはこのバスの存在が書かれてなく、乗客は私1人でした。 途中2つの湖を通り、高遠を経由し、杖突峠を越えて茅野まで行きます。昔は、高遠から茅野まで定期便があったのですが、現在は桜のシーズンと夏の季節運行となってます。 (写真左下:美和湖、右下:高遠湖) |
【 高遠 】 桜が有名で桜の季節には大賑わいするそうです。それ以外季節はあまりぱっとしないようでした。ちょうど、夏休み中の祭りの日だったのですが、祭りにしては閑散としていました。 高遠駅(=バスターミナル)には、何台かバスが止まっていたのですが、かなり年期の入った車両ばかりでした。 |