| ◆２０００年３月２３日 定期講座・卒業式◆ | |||
 一年間講義を受けた生徒さん達の、卒業パーティーです。有志の方達が幹事になって、素敵なお店を探してきてくれました。場所は青山、いつも定期講座のあるウィメンズプラザからは少し距離がありますが。夕方からとはいえ平日、一年間お手伝いした、私たち委員はほとんどが着物でしたが、生徒さん達はそういうわけにもいきません。お仕事帰りの人も居たようですし。その中から、着物の人をご紹介します。 まず本多先生は、クリーム色の紬に春らしい蝶々の柄の織り帯。紬は不思議な色合いで、わざと染めむらを作ったような感じです。写真の左側。右側の人は生徒さん。渋い色の小紋に、織り帯。このままだと地味になるので、本多先生の染めた綺麗なあさぎ色の帯揚げをきかせて。長襦袢も同じ色です。 他にも、この季節にふさわしい桜の小紋の人。小鳥の柄の帯の方。卒業式につきものの、袴の人も居ました。私は久米島紬に本多先生作の結城の格子柄帯。白地なので、春らしいかなと。この日は夜雨が降るという予報で、傘と雨ゴートと草履カバーまで持って、決死の覚悟（？）で行きました。雨に弱いのは、着物の弱点ですね。 会は和やかに進みました。昼と夜のクラス合同だったので、ほとんど顔を合わせたことのない人も居て。この日初めて自己紹介をしました。出身地や仕事など思わぬ話を聞いて、もう少し早くこういう会をしていればなと、委員としては少々反省です。残念ながら参加できなかった人も含めて、これからも何かの形で会にかかわっていって頂ければいいなと思っています。
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