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(#02 より)
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(注意。古かったり、現在は既に事情が変わってしまった記述を含みます。)
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複数 events 同時進行型 performance
~ コラボレーションによる即興表現のイベント ~
Relation to :
正式な出演は以上。その他の回で、ファミリー全員それぞれ、何らかの形で飛び入りすることになったことは、ある (詳細は当ページをくまなく参照の事)。
Makime は、#02 から 出演、#03 から 実行委員にも加わっている。
#10
#09
(省略)
2006/12/23 Sat ~ 12/24 Sun 15:30 ~ 21:00 / 15:00 open / 出入り自由
ダンス:
小林 嵯峨・野口 知子・亞弥・KDANCE・武藤 容子・佐藤 ペチカ・神林 和雄・
REIKO.A・クリスティーナマンティ・野口 雅子・飯田 晃一・平地 康浩・平野 晶広・万城目 純
朗読:
恋川 春町
映像:
ヒグマ 春夫・塚本 佳昭
パフォーマンス:花上 直人・丹羽 良徳・直方平 ひろと・野田 光太郎・岡田 隆明・山岡 佐紀子・中西 レモン・在ル歌舞巫・サエグサ ユキオ
音楽:工藤 冬里・木幡 東介・加藤 チャーリー 千晴・志賀 信夫・鈴木 美紀子・賃貸人格
・齋藤 数馬・塚越 隆一・今井 尋也・石川 雷太・向井 千惠
2004/12/29 Wed ~ 12/30 Thu 15:30 ~ 21:00 / 15:00 open / 出入り自由
▼内容
「まさに、その瞬間その現場における他者との関わりを多様な手法を持つ表現者らがになう。そして、そこに出現する変革や歪みを、観客・出演者一丸となり正面から見据える」
音響・音楽・インスタレーション・舞踏・映像・パフォーマンス・アート。
多ジャンルにわたる表現者たちが、即興により空間を演出します。
イベントは二部構成にて行われます。
◇第一部「シャッフル」
各出演時間枠の直前に「くじ」を引き、その枠の出演者と人数が決められます。
いつ、誰が一緒に出演するかわからない。そんなスリルが待っています。
◇第二部「生まれくる集合による即興」
第一部の参加者による任意の集団即興。
出演者
【ダンス・舞踏】
平野 晶広、渡邊 聡、武藤 容子、浅見 裕子、別所 るみ子、七感弥 広彰、金亀 伊織(29日のみ)、あらた真生(29日のみ)、岩名 雅記(予定)、万城目 純(30日のみ)
【パフォーマンス】
星野 修三、西島 一洋、磯上 知子、花上 直人、伊牟田 耕児、黒田 オサム、anti-cool、魔ゼルな規犬(30日のみ)、サエグサ ユキオ
【映像】
西山 修平(29日のみ)
【アート】
宮島 永太良 ( http://www.eitarohmiyajima.com )
hooh.miyajima@nifty.ne.jp
【音響・音楽】
千野 秀一、Bruno FERNANDES、影男(水晶の舟)、望月 治孝、鈴木 慶、久田祐三、竹田 賢一、長谷川 洋(29日のみ)、山川 冬樹(30日のみ)、山本 雅史(30日のみ)、石川 雷太、向井 千惠
at [Wenz studio]
in Nishiogi
西荻
(JR西荻窪駅北口100m)
東京都杉並区西荻北2-5-11ひかりビルB1 TEL: 03-3399-4558
\2500 / \4000 : 通し券/ \1000 : 高校生以下
料 金:一日券(前売り・当日とも) ¥2,500
2日券(前売り・当日とも) ¥4,000
高校生以下(当日会場にて) ¥1,000
チケット予約ご希望の方はこちらまでご連絡下さい。
2003/12/26 Fri ~ 12/27 Sat 15:30 ~ 20:00 / 15:00 open
12/26 のみ、終演後、出演者全員によるアフタートーク あり。20:15 ~
at 法政大学 大 Hall
花上 直人 / Makime / 石井 満隆 / 村井 元 / 村田 いづ実 / Christophe Charles / 足立 智美 / e tc.
\2500 / \4000 : 通し券 / \1500 : 高校生以下
2002/12/13 Fri ~ 12/14 Sat 15:00 ~ 22:00 / 14:30 open
at 法政大学 大 Hall
花上 直人 / Makime / 黒田 オサム / 成田 譲 / 村井 元 / 山本 精一 / 徳田 ガン / e tc.
\2500 / \4000 : 通し券 / \1500 : 高校生以下
2001/12/21 Fri ~ 12/22 Sat 15:00 ~ 22:00 / 14:30 open
at 法政大学 大 Hall
田中 照幸 / Makime / 千野 秀一 / 平野 晶広 / 黒田 オサム / 昼間 光城 / 森下 泰輔 / 河合 拓治 / 山本 精一 / YukoNexus6 / コサカイ フミオ / 成田 譲 / 国江 徹 / 徳田 ガン / 根来 由佳 / 池田 真弓 / 黒沢美香 / 高橋 弘子 / 佐藤 信光 / 玉内 集子 / 清水 邦明 / 藤原 直樹 / 谷川 まり / 村田 いづ実 / 村井 元 / 田中 伊三郎 / 木立 実 / e tc.
\2500 / \4000 : 通し券 / \1500 : 高校生以下
結局、何らかの飛び入り出演することになった Yoko / Hideki / Ma_ho / Tomomichi 、それぞれ。
ある時は正式出演者 (高橋 弘子 / 千野 秀一 / etc.) がコドモを連れ去り。
Makimeさん に 頼まれては、仕方ないな。 « この記述について、[いわずもがな] な 補足説明
Yoko は 両日、Hideki は 2日目、引っ張り出される
(Makimeは、Hideki も 両日 引っ張り出すつもりだったらしい)。
他にも、本人が出てなくても出ているのと同様な事象が多々。
例 :
伊藤 洋子 の 詩 を 村田 いづ実 が まくしたてる。
[Ma_ho_Ma_ho_Family / まほまほファミリー]
の持ち物が performance に使用される。
ベビーカー / 幼児用の雨天用の帽子 / 絵本 [まねっこひよちゃん] / etc.
[Ma_ho_Ma_ho_Family / まほまほファミリー]
が陣取っていた客席後方の空間が、
正式出演者の一部の方々の
[発進基地]
のようになっていた。
以降、アンケート用紙に書いたことを転載。
1日目の後に書いたものだが、結局 2日目の後になっても、書くことに変わりはなかった。
付け加えることも 減らすことも なかった。
このイベントを何で知りましたか?
参加者の大多数が知り合いなので。
このイベントの構成についてどう思いますか?
第一部 [shuffle] について
とてもよいアイディアだと思います。[shuffle]、大好き。
でも 1コマが長過ぎ。
時間を半分にして もっとたくさんの組み合わせが見たい。
あと、コマの前だけでなく、[コマの後にも] member 紹介が欲しい。
第二部 [生まれくる集合による即興] について
毎年、似たり寄ったり。
常連の出演者の層からは、新しい展開は望めないので、
新規参入組(特に performer)に
予定調和をぶち壊してもらうしかない。
真に [collaboration] なのは その時にしかなく、
あとは [mix] (混ざり合ってる) に 過ぎない。
どよよよーん と みんなして 同一の雰囲気のことを
しているだけである。
誰が誰に置き換わっても、タイセイに影響ない。
[shuffle] の組み合わせの中で、良かったものは ?
[shuffle] の組み合わせの中で、つまらなかったものは ?
とても名指しでそんなこという度胸、ないです。
[solo の 同時多発] (それぞれが勝手にやっている) という面と、
せめぎ合い ひびき合い (絡み) という面と
の blend 具合が、鍵だと思います。
その他、ご意見ご感想などありましたらお書き下さい。
音関係 (音楽 / noise / sampling 問わず) に再考の余地あり。
いちばん mix しやすいのが音だが、それがため、かんたんに
[単なる session]
に なってしまう。
今 鳴っている音 / 雰囲気に、ついつい 合わせてしまうばかりで、結局、
誰が出ててもおんなじじゃい、ということになる。
はっきりした歌詞があり、はっきりした molody が あるのが出ると、
かえって それが いちばん 斬新だったりして。
2000/12/23 Sat ~ 12/24 Sun 15:00 ~ 21:30 / 14:30 open
at [Wenz studio]
in Nishiogi
西荻
田中 照幸 / Makime / 千野 秀一 / 足立 智美 / 平野 晶広 / 石川 映美 / 黒田 オサム / 清水 真理 / 小堀 夏世 / 佐野 友 / 竹田 賢一 / 昼間 光城 / etc.
\2500 : advance / \3000 : 当日 / \4000 : 通し券は advance・当日 共 同額 / \1500 : 高校生以下は advance・当日 共 同額
1999/12/29 Wed ~ 12/30 Thu
伊藤 洋子 (assist : 高橋 秀樹) / 田中 照幸 / Makime (+ Isa / 野口 加津美 / 宮津 星子) / 三宅 流 / 千野 秀一 / 竹田 賢一 / 森下 泰輔 / etc.
\2500 : advance / \3000 : 当日 / \4000 : 通し券は advance・当日共 同額
向井 千惠 / 石川 雷太 / サエグサ ユキオ / Makime: since #03 / 小坂 圭司 : till #06 / etc. : 企画
entrance free
&
exit free
during the performance
出入自由
Improvisation
workshop
即興表現・ワークショップ
sound, dance, art, poetry, performance ... and all other expressive actions
音楽・身体表現・美術・詩・パフォーマンス・その他、あらゆる表現行為
[to the unknown horizon]
[未知の地平へ]
at
Bigakko
美学校
3F
planning & participation
Mukai, Chi_e
sponsor
Art Environment Support Organization
NPO法人 芸術環境支援機構
後援
Bigakko
企画 & contact
Bigakko
03-3262-2529
101-0051 東京都千代田区神田神保町 2-20 第2富士ビル 3F
神保町駅 5 min. on foot / 水道橋駅 10 min. on foot
\1500
複数の人による即興表現は思いもかけない展開によって未知の時空間を現出させます。そのおもしろさは体験してみなければわかりません。即興表現は難しいことではなく、とても簡単なことです。その時にやりたいことを表現し、自分を解放し、高める。それはとても楽しいことです。
2003/05/11 Sun 17:30 ~ 21:00
#01
workshop [Perspective Emotion]
at
吉祥寺南町 Community Center, Hall
吉祥寺駅 8 min. on foot
0422-43-6364
180-0003 東京都武蔵野市吉祥寺南町 3-13-1
planning & participation
向井 千惠 / 石川 雷太 / サエグサ ユキオ / Makime / 小坂 圭司
sponsor
Perspective Emotion Executive Committee
透視的情動実行委員会
contact
\1000
same as just watching
見学のみも同額
参加者募集 / 限定30名 / 初心者歓迎・年齢・経験・性別不問・今までの機会を逃した方も、ぜひご参加ください。
2003/05/25 Sun 17:30 ~ 20:30
#16
2003/02/15 Sat 17:30 ~ 20:30
#12
2003/02/02 Sun 17:30 ~ 20:30
#11
2001/10/19 Sat 18:00 ~ 21:00
#09
2001/08/26 Sun 17:30 ~ 20:30
#02
2001/05/19 Sat 17:30 ~ 20:30
#01
Also relation to
[Perspective Emotion]
[dadunr]
[打鈍]
(集団即興)
2002/09/29 Sun 19:00 open 19:20 start
Progressive live 2002 #42
[Dadunr]
向井 千惠 : 胡弓, vo, etc.
山本 精一 : guitar, vocal
福岡 林嗣 : cello
Christophe charles : computer
Makime : film, dance
at [Silver Elephant]
in 吉祥寺
0422-22-3331
http://plaza3.mbn.or.jp/~silver_elephant/
武蔵野市吉祥寺本町2-10-6 B1
\2000 : advanced / \2300 + 1 drink
フライヤー ↓
http://www.aa.alpha-net.ne.jp/there09/929_dadunr/929-dadur.html
2001/09/16 Sun 18:30 open 19:00 start
at [Star Pine's Cafe]
[Dadunr]
[Rondo : 輪舞]
Also relation to
[Perspective Emotion]
[afterimage 2]
[残像 2]
mixed media improvised performance
2005/08/05 Fri 19:30 open 20:00 start
向井 千惠 : 胡弓 (er-hu), performance
Reiko. A : 東 玲子: voice, movements http://www2.odn.ne.jp/astro/reiko_a.html
丸山 亮 : visual, performance
平野 晶広 : dance
Makime : visual, performance
at
advance : \2000
door : \2300
except of drinks
Go » [before image]
from an e-mail from Makime
昨年好評だったライブの第2弾です。
万城目は、映像 performance で参加します。
デジタル万能主義に背を向けて、
超アナログ・エフェクトのカレイド・スコープ・ビジュアライザー ? で臨みます。
どこまでもその場で映像を立ち上げる [ラマンチャの男] 的試みです。
★もちろんインプロでいきますが、夏場にふさわしく、さっぱり味に仕上がると思います。お楽しみに。
[afterimage]
[残像]
mixed media improvised performance
2005/03/22 Tue 19:30 open 20:00 start
向井 千惠 : 胡弓 (er-hu), performance
Reiko. A : 東 玲子: voice, movements http://www2.odn.ne.jp/astro/reiko_a.html
丸山 亮 : visual, performance
平野 晶広 : dance
Makime : visual, performance
at
\2000
except of drinks
Go » [before image]
from an e-mail from Makime
直前メールで失礼します。
◆連休明け22日のライブお知らせです。
万城目は、映像 performance で参加します。
デジタル万能主義に背を向けて、
超アナログ・エフェクトのカレイド・スコープ・ビジュアライザー ? で臨みます。
どこまでもその場で映像を立ち上げる [ラマンチャの男] 的試みです。
★もちろんインプロですが、さっぱり味に仕上がると思います。お楽しみに。
2003/01/25 Sat 19:00 open 19:30 start
[seitie']
[聖地へ]
竹田 賢一 : 大正琴
向井 千惠 : er-hu / 胡弓
Makime : dance, video performance
at [Kid Ailack Art Hall]
\2500 : door / \2200 : advance
Go » [Seitie' / to the sanctuary]
2000/06/18 Sun 18:00 ~
[great channeling / 太陽の約束]
various artists による、流れのなかの輝石 !!
Makime / 擬態美術協会 / 竹田 賢一 / 有馬 純寿
at [Terpsichore]
向井 千惠 : 企画
\2300 / \2000 : advance
ID | name | i | GO | BBS | JN | category | comment | relational pages |
more | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Perspective Emotion |
透視的情動 | GO | event | art | 複数 events 同時進行型 performance |
Yoko が #02 に 参加 | ||||
Mukai, Chi_e | 向井 千惠 | Perspective Emotion |
artist | etc. | Yoko が #02 に 参加 | |||||
Arai, Shin-ichi Happy Japan! ese |
荒井 真一 [現場の力] |
Perspective Emotion |
GO | event | art | [Perspective Emotion] #02 web 担当者 |
Yoko が #02 に 参加 | |||
Arai, Shin-ichi Zanzibar, Tanzania |
荒井 真一 + contemporary art |
Perspective Emotion |
GO | event | art | [Perspective Emotion] #02 web 担当者 |
Yoko が #02 に 参加 |
向井 千惠
http://www.aa.alpha-net.ne.jp/there09/MUKAI.html
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[crosstalk] [クロストーク] |
---|
[crosstalk] 主宰 小坂 圭司 氏 は、#06 までは 実行委員に加わっていましたが、以降、抜けています。
この記述を見た方の中に、途方もないカンチガイをされている方がいらっしゃるようなので、
[いわずもがな] ではありますが、付け加えさせていただきます。
いわく、
[なんだ、やらせだったのか]
[計画的だったのか]
[Makimeは いろいろ いらんことを画策していたのか]
そのようなことを言われるのは
(おそらくは Makime さん本人にとっても
)
はなはだ 心外である。
事前に考えたり決めておいたりすることなしに、
自然発生的な即興を見せたいし見たい、
それがいいのだ、
おそらく批判者の頭にはそういう考えがあるのであろう。
しかし Makime が 考えていたことは、
[uncontrolable] なもの を 持ち込む
という一言に尽きる。
これは、[まほまほファミリー] とも共通した考えである。
アンコントローラブル、まさに それこそが、performance の 醍醐味であり、
コラボレーションする意義も、そこにこそ、あるのだ。
ただ この発想は [Perspective Emotion] の首脳陣には、ないかのようである。
そうだとしても、[uncontrolable] の考えと [自然発生的な即興] の考えとは
別段、相容れないわけではない。
画策していたことをツッこまれても 一向に ピンときません。なぜなら、
[たとえ画策があったとしても]
その人の思い通りにはできない。
どう転ぶか予測は難しく、瞬時瞬時にアドリブで対応するしかない。
Makime が したことは、そうしたことである。
そしてそれは、本人もそうだし、他の出演者にとってもそう。
こうしたい、この場をこんなカンジにしたい、
と いうふうに、
めいめいが自分のイメージを持って、やっている。
つまり 絶えず [画策しながら] やっている。
それを、そうは思い通りにさせない。
予定調和に陥るのをなんとか避ける、
そうなりそうなら乱す、
それが、Makime の やったことである。
[即興] であれば [uncontrolable] であり、
さらにそれが
取り決めなしに複数の人が同時に即興でやる場合
より [uncontrolable] である
と、そう思っている方。間違いです。
即興であっても、
次にどうするかは、即興者が自分の意思で決めています。
しかも、
自分のイメージを持ってやるのが普通であり
それと外れたことは やりません。
つまり完全に自分のコントロール下にあります。
また、即興が複数によってされたとしても、
全体をこうしたい、というイメージがあり、
それに向かって進むのが普通です。
つまり、積極的に場をコントロールしながら やっているのです。
取り決めなしに
せーの
で即興した場合、
大概は予定調和に陥ってしまうのは、
そこに原因があります。
※
[ホンモノの] 人の場合、どうか。
一切の邪念がなくただひたすら無我の境地でやっている人の場合は。
その人こそ、[uncontrolable] から最も遠いとも言えます。
その人は [performer] というよりは [匠] です。
長年培ってきたものが自然に出ます。
意識が別世界にトンじゃってるような人は当然、
ほかとは関わりを持たないので、
その人にとって
自分の表現を変えていかなければならないような不測の事態は
起こりようがありません。
自分のいる別世界の中でだけで、
完結しています。
コラボレーション
を
見て
聴いて
面白いものにするためには、
実力のある人同士を組み合わせればよい、
有名どころを揃えればなんとかなる、
といったそんな単純なことではない。
そこに [performer] の存在が不可欠です。
つまり、
[uncontrolable] を もたらす者 の 存在が。
そしてそれは必ずしも
専任である必要はありません。
つまり、
[performance] を 専門にやっている人がいなくてもいいのです。
音楽にしろダンスにしろ やることが何であれ構いませんが、とにかく、
[performance] ということを心得た人でなければ
面白いものにはなりません。
そして、くれぐれも。
コラボレーションが面白くなるかどうか
ということは、
出演者それぞれが個人で活動した場合の実力の程とは、
全然違う尺度で見なければならない、
ということです。
単品では極上ブランドな人でも、
コラボレーションには向かないことがあります。
また逆に、
コラボレーションでこそ活きる
という人もいるでしょう。
コラボレイションが面白くなるには
[uncontrolable] な要素が不可欠
[即興]
を キーワードのひとつにしていますし、
それをウタっています。
それは別にいいのですが、
ホントに必要があってそうしているのか、
特にそう限定してこだわることもないのでは、
という気は、します。
もし、よいもの、面白いものを見せる
ということを第一に考えるならば、
代わりに
[uncontrolable]
ということを挙げてもよいのでは。
とはいえ、[Perspective Emotion] の 場合、
人選の段階から既に
[uncontrolable]
から遠ざかっています。
もっとも、[人選] である限りどの場合でも必ずそうですけど。
私には、
次回誰がもう呼ばれないか、
誰ならセーフなのか、
透けて見えます。
そしてそれは、その人の芸の質とかレヴェルとか以前に、
自分の考えているようなイメージの世界と合わないことをやった人には
次回は声をかけない、ということです。
折角みんなでイイ世界を作っている時に
ひとりで乱してるんじゃないよ、わかれよ、場の空気をよ、
というわけです。
ですから、[Perspective Emotion] は 何をやりたいのか、何を目指してるのか、
そこが肝要です。ただ session したいだけなのか。それならばそれもいい。
みんなで一致団結して [即興で] キモチイイ一つの世界を作り上げればいい。
それは放っておいても簡単にできるでしょう。その実力のある出演者は揃っている。
ところが
そうしたがっているとしか思えない一方で、
やっぱりそうでもないのかな
という面も見受けられます。
私が
第二部 [生まれくる集合による即興]
ではなく
第一部 [shuffle]
を
より評価しているのは、
[uncontrolable] な 仕組みを採用しているからです。
組み合わせをクジで決める、というものです。
つまり、組み合わせは自分の意思で選べない。
狙っていたとしても、狙えない。
それが面白いンです。
例えば、こんなことを ヤツ は した。
ex. 1
客席の中に入っていって、観客たちに [万城目 純] のバッヂを付けて回る。
つけられた人は、もはや [万城目 純] に成ったので、
[万城目 純] のような ふるまい が できる。
当然、 [万城目 純] なので、バッヂを付けられた時点で、正式な出演者である。
何人もの [万城目 純] が舞台空間を飛び交うことになる。
ex. 2
観客にバッヂをつけて回り、付けられた人が [万城目 純] に成ってしまう、
そこまでは、[ex. 1] と同じ。しかし この例の場合は、
付けられた人は 舞台上で スキ勝手 には できない。
客席と舞台空間との間に、Makime は 邪魔っ気にも テント (のようなもの) を張る。
そのテントは、客席側でなく舞台側に開口している。
そのテントの中に Makime が いる。
自分が引っ張り出した相手に対し、カンペを提示する。
高橋 秀樹 が 引きずり出されたのは、この時であった。
示されたカンペはというと、
[早口言葉、まきめ、きまじめ、まんじょうめ]
だの
[片足で立って、よろよろする]
だの
高橋 秀樹 が することではないことや
今やりたい気分にならないものばかり。
しかもカンペは客席からは見えないので、客からは
やらされている、ということがわからない。
自分の意思でやっているように見えてしまう。
[まきめぇっ。いつかコロシテやる]
そう ひでき くんは 思ったものだった。
Makime が [まほまほファミリー] を引っ張り出すつもりが
予め あったのかどうかは、定かではない。
しかし仮にそのような計画を練ったとしても
[まほまほファミリー] が 応じるとは限らず、
それ以前に 当日 見に来る とは 限らない。
来たとしても、
コドモが泣いた だの おしめを取り替えなきゃ だの
アクシデントはいくらも考えられ
客席に 居合わせる という保証はない。
また引っ張り出したところで、我等は
[uncontrolable family]
である。
狙い通り思惑通りにいくのやら。どう転ぶのやら。
そんなわけで、考えていたかどうかを問うことには、あまり意味はない。
この記述には、[まほまほファミリー] の微妙な心理が表れている。
過去、1999 年 の #02 の 時に出演したことがあるのは、
ご存知の方もいよう。しかし今回は、純然と客として、来ている。
つまり、[Perspective Emotion] の首脳陣からは、出演者として誘われていない。
要らん、と思われていたわけです。
我々としては、
特に望まれてないなら、
出なくていい
という考えだし、
出たくもない。
ただしその一方、
performer の 常 として、
目の前に舞台が展開すれば
当然のように
うずうず
は
してくる。
そんな、出たくもなし、出たくもあり、という状態であった。
そこに、Makime の ヤツ が、
[万城目 純] の名札を ひでき くんに 付けに 近づいてきた
。
付けられたらオワリである。
余興芸人でもある私としては、ノらないわけにはいかないからである。
私は
[カンベンしてくれよ]
といって逃げ回った。
私のその時の心理または立場としては、
絶対に必要なポーズだったのだ。
Makime は 当然 見抜いている。
容赦なく むんずと捕まえ、付けてしまう。
付けてしまえばその時点で、
[Hideki] は [Makime] に成る、
つまり [意を汲んで] しまう、
そのことも Makime は 分かっている。
この有様を第三者が見て、
Makime が イヤがる ひできを ムリに出させた、
と取るのは、あまりに単純過ぎる。
また、
出たがり の ひでき は
望まれてもいないのに 出ていった、
と取られるのも やはり 心外なことである。
[誰か、向井さんの顔に [パイ を ベチャッ] ていうの、やったら面白いのに。]
[ああそうだね。すました向井さんのスカートの下から誰かか顔を出す、とかね。]
[それが ともみち だったりして。]
........
とにかく、happening が、決定的に 足りないんだよう。
Top | events | profile | Yoko | hinden Hideki |
---|---|---|---|---|
Ma_ho_Ma_ho_Family まほまほファミリー |
今後の活動 今までの活動 |
われわれは 何者か |
伊藤 洋子 詩人 |
ひんでん 高橋 秀樹 作曲家 : 幸せを売る男 |
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