[帰還]
photo by [Rirumaza-dou] / りるまざ堂
Yoko の 声 が つぶて と なり 降り注ぐ。後半はまた、Hideki の [トボけ芸] 炸裂。評判の舞台。
1997/11 の舞台ですが、後世 (2006年あたり) の [母乳パフォーマンス] ブームの先取りでもあったりして。
内容 :
サナトリウムですか
というような衣を身にまとい 半病人 の 設定の Hideki、実際に 体調が はなはだ悪い。
ベッドを会場に持ち込む。
出番でないときも、一種のインスタレーション、あるいは、[anytime, anywhere の performance] として、ベッド上で過ごす
(ファミリーで、期間中、ベッド・イン)。
悪条件を逆手に、咳き込みながらの舞台。
ふらふら。
Yoko と 乳呑み児 Ma_ho は、授乳期間 真っ最中。
当然 Ma_ho も 出演、uncontrolable を もたらす 重要な役割もあるし。
前半は、Yoko が 自作の詩を読み、Hideki が Ma_ho を あやす (あやすついでに 効果音も出ている)、というようなことで、まあわりと我々としては穏当な進行。
後半になると、Yoko の マイク を Hideki が 引き継ぐ。
ここから やにわに なんともいえぬ 妙な雰囲気にハマりこんでゆくことに ... 。
後日談 : Hideki、膠原病と言われる。
さらに後日談 : 結局、誤診だったが。
本番前の打合せメモ (おっぱい丸出し・乳絞り・母乳ゴックンショー 付 の performance)
◎ うらごしプルーンを使用する
◎ PA の前に ベッド、ふとん (タオルケット) に くるまった 秀樹 & まほまほ、椅子にすわった よーこ
1.
秀樹、前口上。[半病人やってます。]
よーこ、つっこみ例 : [いい加減にしなはれ。] スリッパ、パコーン
ひでき、ぼけ例 : [そろそろとめてーな。]
2.
秀樹、SE [Dolce Vita (ドルチェ・ヴィタ)] (作曲 : 高橋 秀樹) 開始。
寝ながらやる。
3.
SE 開始から 1 ~ 2 min. 後 [Dolce Vita] 終了後、よーこ、詩の朗読
(8 min. 客に向かって正面を向いてすわってやる。マイクスタンド、マイクを使用する。)
4.
秀樹、[まほちゃんラッパ] をポー、20 秒。詩はやめる。
5.
よーこ、寝床の秀樹にマイクを渡す。渡したらすぐ席に戻る。
6.
秀樹 : [なるほど。ママさんの詩を聴いて、ぼく、ある話を思い出しましたよ。それは、こんな話なんです。]
7.
秀樹、[帰還] のストーリーを語る。
よーこ、搾乳 開始。(正面切って おっぱい見せても構わない。)
ひでき、アドリブ例 : [皆さん皆さん、ヴィジュアルだけでなくこっちもきいてくださいよ。]
よーこ & ひでき、アドリブ例 : [あんさん、誰と話してるの ?] [いやなに、ちょっと 『読者』 とな。]
8.
秀樹 : [ ... というわけでさ、 『洋子』って名前つけて送り返したんだって。
ゴホゴホゴホ。ママさーん。おくすりー。]
よーこ : [はいはいはい。] (秀樹に搾乳した母乳をわたす。)
秀樹、母乳を飲む。
9.
後口上。
[どーもありがとうございました。]
メンバー紹介。
[なお、マニアの方に、母乳を 10cc \10,000 で お分けします。お一人様 1回 限り、先着 8名様 のみ (限定) と させていただきます。]
comment
雪降る第五金曜日 。
1997/11/23 ~ 11/24
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