|
|||||
得点成績表、優勝者のルート地図、その他 | |||||
雨を覚悟していましたが幸いにも天候に恵まれました。いろいろ反省点もありましたが参加者のご協力により無事に終わることが出来てホッとしています。OL虫発見者の猫丸さんや斎藤カメラマンも来場されてありがとうございました。猫丸さんから参加者にメッセージで届いたので下に掲載しました。 得点成績表はこちらをクリック(間違いがあればご連絡ください、修正します) 男性優勝者のルート地図はこちらをクリック アンケート結果はこちらをクリック |
|||||
猫丸さんからのメッセージ | |||||
足元にあった不思議な形のマークに気付き、これは何だろう?と疑問に思ってから2年半近く経ちました。市の担当課の方から、謎のマークはオリエンテーリングのもので市内にはいろはにほへとの50音があるはず(当時の情報)と聞いて、なんとか全部を探し出したいと探索を始めました。当時、ネットで発表しても反応は薄く「ひとり部活」として、何度も何度も訪れては歩き回りました。見つかれば小躍りして喜び、見つからなければ肩を落とし、時には「こんなことをして何の役に立つのだろう」と落ち込むこともありました。 それが、いつの間にか皆様のお目にとまって賛同を集め、当時の資料を発掘されて全設置箇所が判明し、公式競技開催に至るとは!想像もしておりませんでした。感無量です。関わった全ての方々に深く感謝します。また感謝状や記念品まで頂きまして、ありがとうございました。これからも時々東大和を訪れてはOL虫を愛でたいと思います。 2019.10.19 猫丸 |
|||||
開催経緯 | |||||
OL虫は今から47年前に毛筆作家の高木克平氏が考案しオリエンテーリングのシンボルマークとして商標登録を行い盛んに使用されて来ました。しかし最近は使用されなくなり目にすることが殆どありません。 東大和市にOL虫プレート付き2級基準点マンホールが数多く存在している事をマンホーラー(マンホールの蓋を趣味で捜し歩く人)により発見された事をFacebookで知りました。そこで市に問い合わせたところ30年以上前に設置されたものであり「ディスカバー東大和オリエンテーリング」という企画冊子、マンホールをCPにしたオリエンテーリング大会用地図、マンホール設置用測量地図などが保存されていたのが見つかりました。それによると「あ〜る」まで41ケ所のマンホールが設置されたことが分かりました。このマンホールは緯度経度基準が世界測位方式に変わったことにより基準点の役目が終わりました。このため市は維持管理を行っておらず現在何ケ所残っているのか把握されてない状態でした。 測量地図を手にして現地をくまなく歩き全41ケ所の調査を行いました。道路工事や河川工事などで12ケ所が撤去されていましたが29ケ所の存在を確認しました。そのうちOL虫プレートは9ケ所が剥がれ無くなっていましたが20ケ所に存在していました。 公衆の面前に設置されていたにも関わらず、30年以上の長きに亘りオリエンテーリング関係者が全く気付くことがなく、全く部外者のマンホーラーが発見し世の中に現れた事に驚きました。OL虫が具体的な物として残されているのは全国で東大和市のみだと思います。オリエンテーリングの歴史を物語る珍しい遺産です。いろいろ調べて見ましたが誰が発案し何時設置されたか全く不明です。設置当時に東大和市の周辺に住んでいた現役オリエンティアの何人かに聞きましたが当時東大和市でオリエンテーリング大会を開催された事を記憶にある人はゼロでした。恐らくこの発案者は大会を企画したが何かの事情で開催出来なかった事が予想されます。 このOL虫の存在をオリエンテーリング愛好者に広く知ってもらいたいため、及び、奇抜なアイデアの発案者、並びに、OL虫の生息を発見され世間に公表された猫丸氏に敬意と感謝を込めて大会を開催することになりました。この摩訶不思議なOL虫に興味を持った仲間が集まり大会実行委員会を組織し大会を開催いたします。オリエンテーリング界の歴史あるOL虫の生息をぜひ東大和市まで見に来て欲しいのと同時にスコアオリエンテーリングを楽しんで頂きたいと思っています。風光明媚な多摩湖全域も大会競技地図の範囲に含まれています。 東大和市土木課からは当時の資料提供を受けました。教育委員会からは大会会場を手配して頂きました。多摩OL初代会長の柳下惇夫氏、所沢OLC初代会長の宮川俊一氏から資料と情報の提供を頂きました。後閑茂弘氏、古市秀明氏には大会実行委員会に参加され現地調査やアドバイスを頂きました。多くの方のご協力により大会開催が実現出来た事に対し感謝とお礼を申し上げます。 |
|||||
設置時の想像写真 | 現在の写真 | ||||
|
|||||
東大和オリエンテーリング大会実行委員会 代表 原野幸男 後閑茂弘 古市秀明 宮川俊一 宮川達哉 |
|||||
|
|||||
|