久しぶりにあなたの声を聴いた
久しぶりにあなたの笑顔を見た。

でも、
それは
二度とわたしの耳に届くことはなく
二度とわたしの向けられることはない。

ただ、
笑って挨拶できるようになれてよかった。

これがあなたのいっていた
『普通』
という状態ですか?

それともまだ
わたしは
不等号ですか?

by Haruki Murase