日記



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1月21日(日)



年末、東京出張に行って感じたこと。思ったこと、考えたこと。
でも、自分の立場も考えて、
まわりの人の様子も見て、
わたしは
『意地を持たない』人間として、
言われたことを、『はい』って行って過ごそうと決めた。
それではいけないことは分かってるけど、
そう割り切らないと、
今のこの状況で、働いていく自信はない。

設計のこと(東京のこと)には口出しできないし、
彼らも、いろいろ仕事抱えてるから、わたしの相手だけしてるわけじゃないし、
わたしは、設計固めてもらえないとすることないから、
毎日毎日だらだら時間潰してるだけだし。
なにか見つけてやらなきゃって気もおこらない。
最初はすっごく期待してたけど、
こんなつまらない毎日を過ごすとは思ってもみなかった。
みんなで、東京で働けばいいのに。
少なくとも、情報&状況がリアルタイムで分かるジャン。
こっちは、異空間だよ。
情報も無い。状況も分からない。
ただ、次々と変わり行く結果だけが、毎日のように伝えられる。
そう、なぜそうなったかの経過は分からず、
ただ、変わったよって言う事実だけが。
そんな日々か、3ヶ月。
わたし、気が狂いそう。
こういうのって苦手。
だって、こっちの意見とか、考えとか、進行状況とか、やってきたこととか。
そんなに全然おかまいなしで、
変わったよ、また変わったよ、今度も変わったよって、
わたしは、なに?
それを受けて、何しろっていってるの?

役務者はそういう状況で、何で何も言わないの?
言えないの?
立場弱いから?
こっちは、それを受け入れることしか出来ないの?
意見を言うことは出来ないの?
それともそもそもの、こっちの考え方、やり方に落ち度があったの?
わたし、3ヶ月分のやってきた仕事を、2,3日で修復できるような能力はないよ。

ちょっとぐらいの遅れを、スケジュール通りですって報告して、
陰で頑張ってきたこともあったけど、
それは、信頼してる上司だったし、
かれは、わたしたちを守ってくれたし、
私たちの意見を聞いてくれたし、
相談にものってくれたし、困ってることにも気づいてくれたし、
そしてなにより、一緒に頑張ったんだもん。

わたし、今の所、信じられないもん。

東京で、その上司に、わたしの意見言ったときも、
全然通じなくって、
『こんな、もう、やめてやる』
って大声上げちゃった。
それに対して、『俺だって辞めたいわ』
と言って、わたしの前から消えた彼。
何で向かい合って話そうとしないかな。

この今やっている仕事を、
『成功させたい』
って思ったから、一生懸命やろうと思ったけど、
どうやら、そんなこと思ってるのは、わたしだけなのかな?
みんなは、与えられたことをこなせばいいって感じにしか見えてこないし。

だからわたしは、意志を持つのをやめました。

だって、一生懸命やると、むなしいもん。

東京に行ってる、後輩達がやってくれたことを、
ハイハイって受け入れて、それに忠実にこなしてればいいんだろうなって。


きっと、今の仕事が不満なのは、
入社3年目で、先輩がいなくなって
全部自分のやりたいように、わがまま気ままに仕事してきたからなんだろね。
もちろん、上司と、先輩と仕事してきたけど、
私たちにしか出来ないシステムっていう自信と誇りがあったから。
今やってることは、誰だって出来るからね。

わたしじゃなくたっていいことを、何でわたしがやってるんだろっていうのが、
不満なのかな。

わがままだね。ただの。
だからきっと、上司もわたしは扱いずらくっていやなんだろうなぁ。

だからこそ、最近は、何にも言わずに、ただ、定時が来るのを、何にもせずに待ってる。

暮らしていくためには、会社辞めるわけにいかないのよ。

前までは、会社に行く楽しみがあったから、辛いことも乗り越えてきたけど、
今は、会社に行くことすら、いやだ。つまんないもん、毎日が。

解決しよう、という気もおらない。

東京にいる人たちが、きっちり設計してくれれば、それで何とかしていくよ。
スケジュールが遅れたのは、彼らの設計が甘かったから。
開発が進まないのは、彼らが設計を根本から覆してくれたから。
ほら、わたしは責任のない楽な立場で、文句言ってればすむでしょ。
それでいいよ。
いまさら、何もしたくもない。
これいいいなら、それでいい。