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芸美短談

essays

周荘スケッチ 1999年 11 月18 日


中国の上海市の郊外に周荘と言う美しい街がある。
上海市からバスを1回乗り継いで2時間あまり、大都会上海とはうって変わった のどかな農村風景の広がる南湖のほとりに周荘の街がある。

街の入り口のバスターミナルから1キロばかり歩くと中国1番の水郷の村「周荘」の門が見えてくる この先は景観保護地区で、さながら倉敷や明日香村のような地域になっている。
宋時代の面影を残す古い家並みと石造りの橋、水郷を行き交う手こぎの小舟が えもいわれぬ雰囲気を醸し出している。

村の中には多くのおみやげ屋や露天が出ていて、なかなかあじのある物があったりする 、そうした店で多く目に付くのが結構おみやげの絵画が多く売られていて、 しかもお馴染みの中国画よりも水彩画が多く見られた。
また村の中には画材店もあり、景色の良さそうなところにはたくさんの学生が 画材を広げてスケッチしている様が見受けられた。
彼らの絵は中国画風でありながら、しっかりと透明水彩の基本も押さえた感じで 、ここの学生さんは将来お土産画を描いたり、上海でデザインとうの仕事に就くのだろうかと 思ってしまった。

私たち日本人はヨーロッパなどの旅行でも中国でも、よく絵を買って帰る。
ところがこのお土産画のジャンルは国内ではあまり発達していないのはなぜだろう。
日本の街頭で絵を並べるのはヨーロッパ人がヨーロッパの景色をうっていたりするのは なぜだろうと思ってしまう。
旅先でご当地の風景画など選べるようになってもいいように思うのはいかがでしょうか。



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