名瀬港は奄美群島の中で最大の島である奄美大島の北西部に位置し、鹿児島港から383km、那覇港から331kmの距離にあり、古くから本土をはじめ南方諸国との貿易港として、また郡内各島の連絡港として利用され、約45,000人の人口を擁する名瀬市があります。
名瀬港は昭和29年に重要港湾に指定されています。 昭和31年に-5.5mの埠頭が完成し、2,000トン級の船が接岸できるようになりました。 昭和40年には-7.5mの埠頭ができています。 昭和50年には-9.0mの埠頭ができて、10,000トン級の船の接岸が可能となりました。 現在、地域の活性化を目指したマリンタウンとしての街づくりを推進することとなっています。
名瀬港は蛸壺のような形をした奥の深い入り江ですので、いわば大きな河の対岸をみるような具合にしておなじ名瀬市街の景色がみえます。とくに夏の夜の街の灯はすばらしいものがあります。