男声合唱団

志 木グリークラブ
      こんなこと・あんなこと        
彩の国男声コーラスフェスティバル2012に出演

 志木グリークラブは、2012年10月6日秩父ミューズパーク音楽堂で開催された彩の国男声コーラスフェスティバル2012に出演した。今回 は、埼玉県下から19団体(男声17団体、女声2団体)が参加し、15番目に演奏した。

 演奏曲目は、ポーランドの作曲家ジグムント・ノスコフスキ(1846年〜1909年)が作曲した「若き日々を想う」「夏の夜」「呼び声」の3曲 を演奏した。この曲は、矢澤先生が秘蔵の楽譜集の中から選曲した。当初は原語のポーランド語で練習していたが、ポーランド語の発音が難しく悪戦苦 闘していた。やがて、日本語に翻訳して歌おうということになり、語学が堪能なKさんが、上手に翻訳してくれた。そこで、おそらく男声合唱曲として本邦初演 となる今回の演奏となったものである。ジグムント・ノスコフスキは、作曲家として活動したばかりでなく、教師としても名を馳せ、指揮者や音楽ジャー ナリストとしても高名であり、19世紀後半から20世紀初頭にかけてポーランドの楽壇において指導的な音楽家であった。

 例年どおり、ドン・キホーテ男声合唱団と一緒にバスで柳瀬川駅前を出発し、会場の秩父ミューズパーク音楽堂へ向かった。音楽堂横の空き地で、声 だしをした後、5分間のステージリハーサルで音の響き、並び順等を確認して本番に臨んだ。入念にハーモニーをチェックして本番を迎えたが、なんと直前の ステージで女声コーラスが「恋のバカンス」を身振り手振りで熱唱したため、私はスッカリ影響を受けてしまった。頭の切り替えが出来ない状態でステー ジに上がってしまい、折角暗譜したのに日頃の練習の成果が思うように発揮できなかった。(演奏の出来映えは、来場者の評価に任せましょう)

 1部が終わり、楽しみな2部が始まった。男声合唱の定番である「柳河」「月光とピエロ」「遙かな友に」「いざ起て戦人よ」「大地讃頌」等々を歌い顔馴 染みになった他団体の人々と旧交を温め、来年の再会を誓いあった。

 現在の志木グリークラブのメンバーは、嘗ての半分くらいになったが、男声合唱がお酒と同じくらい好きなオジサン達は、健忘症と戦いながら、男声 合唱を楽しんでいます。

(2nd-Tenor 和氣敏夫記)



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