志木グリークラブ
こんなこと・あんなこと
◆ 秩父の山に 吹き渡る優しい風… ― 第18回おとうさんコーラス大会(2007.8.4) ―
恒例の第18回とうさんコーラス大会 今年は8月4日(土)秩父市ミューズパーク・音楽 堂で開催された。わが志木グリークラブは21名出演。それにサポーター20名が応援に参加した。今年の参加は28団体、昨年に比べて5団体少なく、古語の 不参加、新顔の台頭で時代の変化を感じさせる。
わがグリーは「家路」(A.ドヴォルザーク作曲、福永陽一郎編曲)をひっさげて15番目に登場。初谷先生が、出だしをきちんと、お互いの声を聞き合って タテの和音をしっかり合わせること、音の強弱の変化のメリハリをつけること…を、厳しく指導されていたと聞いていたが、21人の声が完全に溶け合って、素 晴らしいハーモニーになり、まるで良質の弦楽合奏のよう。会場は物音一つなく、みんな真剣な顔付きで聞き入っていた。
終わって、一呼吸おいてから応援団の「ブラーボー!」を待つまでもなく、嵐のごとく感動の渦が巻き起こった。初谷先生のガッツポーズも出た! 一昨年、同じ会場での「Rollin' Home」の再来だ。
完全に自分を殺してハーモニーづくりに徹したメンバーと、極限までその能力を引き出した初谷先生の指導力に乾杯! 初谷先生も今までで一番の出来で、気 持ちが良かった、とおっしゃられた。
15年前(初参加の時)遙か高峰にそびえ立ってていたいくつかの団体に(先方も前進しているハジズなのに)、今やグリーは限りなく接近した(いや肩を並 べた)。技量が高くても個々のメンバーの力量が出過ぎて、結果的に合唱としてのまとまりに欠けていた団体もあり、その意味でわがグリーはハーモニーの良さ で、全体から首一つ抜け出していたかもしれない。
サポータの皆さんは、新しく心をこめて手描きして作ったユニホームで、気合いが入っていて、まさに“応援賞”もの。
歌い終わった後は、恒例の二次会。それを目当てに参加している団体もあるやに聞いているが、和して同ぜず、グリーには、しっかりと目標を決めて、合唱道 を極めていってほしい。もちろん歌うことん楽しさも忘れずに…。
来年は群馬県藤岡市で開催。三澤先生の生地の隣だ。がんばらにゃあ! (N) Freude No.189(2007.8)
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