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Paint-Your-Ownシリーズ、どーんと塗るために

 以下は、WindstoneのHP内(Top > COMMUNITY > FAQ > PAINT-YOUR-OWN WINDSTONES)に掲載されているPDFファイル、"Paint-Your-Own tutorial"をサトチが自分の使用のために超・ざっくりと訳したものです。 元の資料に掲載されていた写真は転載しておりませんので、元の資料をご確認ください。
 機械翻訳に毛が生えた程度のシロモノですので、誤訳がある可能性をご了承の上ごらんください。
 (なお、このように(かっこ)に入って青字で表示されている部分は、サトチ注です)


Paint-Your-Own tutorial

前置き(準備・必要なもの)

ステップ 1: 計画

ステップ 2: 目を保護する

ステップ 3: 塗装

以下、続く!



・前置き(準備・必要なもの): (全部必要とは限りません!)

 以下は、M.Penaのフィギュアを塗装するのに必要なもののリストです。 Windwtoneの工房では、ほとんどの製品にはエアブラシを使っています。あなたがエアブラシ使用者ならそれを使ってください。 このガイドは筆で塗装する方のためのものです。

必要なもの:
 ・アクリル絵の具(ラッカーや油絵の具はおすすめしません)
 ・筆

あると便利なもの:
 ・乾燥遅延剤(リターダー)
 ・ミキシングメディウム
 ・アンチック仕上げメディウム(?)またはステイン(着色料?)
 ・スポンジ
 ・マスキングゾル(もしくはマスキング液)
 ・パレットまたはパレットペーパー
 ・いろいろなサイズの筆

説明:

アクリル絵の具: 水性のアーチスト用絵の具
 現在では、安い工作用から芸術家用の高価なものまで、いろいろなブランドの製品が出回っています。一般的に、高価なものほどよい結果が得られます。Liquitex Soft Body Artist ColorやGolden brand paintsは両方ともよい品です。 Golden brandはよいカバー率とあざやかさがあり、Liquitexはクリーミーな使用感です。 予算にもよりますが、Delta Ceramcoat paintsもいい結果が得られます。

筆:
 いろいろなタイプ、形、大きさと材質のものがあります。違う形の筆先は違うタッチを生み出し、毛の材質は絵の具の保持と塗り具合を決定します。
 合成毛の筆がおすすめです。なぜなら、天然毛よりも、きれいに保つのが簡単であり、壊れやすくなく、ダメージに抵抗力があるからです。
 筆先の形はもっとたくさんの選択の余地があり「あなたにとって使いやすい筆」というものがあるでしょう。以下は、不確実ではありますが「どれから始めるか」の提案です。

Bright: 平たく、長方形で短い毛に長い軸がついています。融通がきき、広い面や影を塗るとき、ドライブラシなどに適しています。

Flat: Brightに似ていますが、毛がもっと長く柔軟です。Brightより操りやすく、首の後ろや翼の下といったくぼんだ場所を塗るのに適しています。

Filbert: 平たい穂先ですが、縁は丸くやわらかです。混色ややわらかなアクセントをつけるのには理想的な筆です。

Square wash: より大きく、平たい四角な筆先です。大きな領域を塗るのに適しています。

Round: 円筒形の金具にセットされていて、穂先で点を描くのに適しています。いろんな種類があります。小さくとがった穂先は繊細な細部を描くことができます。線を引くのによく、点を描くのは難しいです。(?)

乾燥遅延剤(リターダー):アクリル絵の具の乾燥速度を遅くします。
 リターダーはアクリル絵の具に混ぜて乾燥時間を遅くするのに使われます。アクリル絵の具は普通とても早く乾くので、塗ってからの混色をさまたげ、筆のあとを残します。リターダーは絵の具が固まる前に混色する余裕を与えます。美術用品店で買えます。

ミキシングメディウム:アクリル絵の具を薄めるとき、水の代わりに加えるものです。
 いくつかの会社が作っています。色を変えずに絵の具を薄められ、任意の比率で混ぜられるものなので探したほうがいいでしょう。水を使ってアクリル絵の具を薄めるともろくなり、乾いたときに剥がれ落ちる原因となります。メディウムは乾くと透明で光沢があります。

アンチック仕上げメディウム(?):彫刻のくぼんだ部分を暗い色にします。
 アンチック仕上げ(Antiqueing)(≒墨入れ)は作品の質を高めます。たくさんの種類のステインやアンチック仕上げ用薬剤などが売られており、使用に適当かもしれませんが、全部をテストするチャンスがありませんでした。Windstoneで使っているものは一般に出回っていませんが、DecoArt Staining and Antiqueing Mediumを試してみました。これはゲル状で、アクリル絵の具に混ぜて色合いをアンチック着色用にする(?)もので、ちゃんと使えます。十分なリターダーを混ぜても使えますが、コントロールが難しくなります。
 もっと学ぶには”墨入れ(Antiqueing)”セクションを見てください。

スポンジ:
 アンチック仕上げや、失敗したときに乾く前に広い範囲を拭い取るときに役立ちます。自然のスポンジはセルロースのものよりよく、両方とも利点があります。使うには小さなスポンジが良く、初めは1/2"インチまたは3/4"インチ厚さの厚手の食器洗いスポンジを2から3インチ角に切って使うと良いでしょう。

マスキングゾル(もしくはマスキング液):液状のゴムで、絵の具を付けたくない部分を守るためにそこに塗ります。
 美術用品店で見つかるでしょう。絵の具を塗っているあいだ、ガラス製の目に絵の具をつけないために塗って使います。作業が終われば、きれいにはがすことができます。マスキングゾルは液状のラテックスで作られ、Windstoneのフィギュアを損ないません。もちろん他の部分を絵の具やステインからカバーすることもできます。

 (プラモデル用品を扱っているところでは大体扱っています。ただし、塗ってからあまりほったらかしておくのは避けたほうが無難)

マスキングゾル

パレットまたはパレットペーパー:
 絵の具を混ぜるためのきれいで平らな面。ちりや細かいゴミは仕上げの時に失敗の原因となります。実際問題、きれいでなめらかで浸透性のないものなら絵の具を混ぜるのに使えます。プラスチック、金属、ガラス等のパレットなら上等ですし、ヨーグルトのフタを使ってもいいでしょう。パレットペーパーは蝋引き仕上げで普通の量の絵の具ならしみこみませんし、使い終わったら捨てることができます。アクリル絵の具は、乾いてしまったらはがしたり落としたりするのはほとんど出来ません。

 (ヨーグルトのフタ、結構使えます(笑) なんぼでも出るし、ガンガン使い捨てても惜しくないし。 ちなみにウチで使ってるのは明治ブルガリアヨーグルトのドマッシュノのふたとか、小学校から使ってる水彩絵の具セットのパレットです。 アクリル絵の具は乾いてしまえば水に溶けないので、どんどん上から塗り重ねて行っても色は混ざりません。)

始める前に

 Windstoneの製品はエアブラシで仕上げられており、筆を使って手作業で塗られたものと比べると違いが目立つかもしれませんが、落胆してほしくありません。いくらかの忍耐があれば、手塗りのフィギュアはエアブラシのものと同じくらいすばらしく、もっと細かく出来上がります!
 Windstoneのフィギュアは石膏?(gypsum mineral stone)で作られ、安定して一生涯安定して保管に耐えますが、堅いものにぶつけると、割れたり欠けたりしますので、注意して扱ってください。

 (↑ ここまでは、原文にほぼ沿って細かく訳しましたが、以下については必要と思われる部分のみとさせていただきます)

ステップ 1: 計画:

事前にちょっとした計画を立てることで、より良い結果が得られます。複雑な模様を描きたいのか、シンプルできれいな色にしたいのかなどや、絵の具の最も暗い部分と最も明るい部分が必要な場所を検討してください。色のデザインは、最も重要な側面であり、自然界の色とデザインパターンを参考にするのもよいでしょう。
 (以下、色彩理論についてかなりの分量述べられていますが、割愛!)


ステップ 2: 目を保護する:

 塗料の飛び散りから目を保護するために、マスキングゾルを塗ります。目の表面のみ、または塗料を塗布したくない場所にのみ塗ります。その際は、安価な筆を使用し、後で必ず洗い流してください。塗ったところが完全に乾いてから、次の作業を行ってください。
 マスキング液を購入したくない場合は、マスキングテープを細かく切って目を覆うこともできます.時間をかけて、目が完全に覆われていることを確認してください。マスキングテープは濡れると柔らかくなり、目の上で動くことがあります。塗装の際は十分ご注意ください。
 周りが塗り終わって不要になったら、 鋭利な道具の側面で慎重に引っ掻くか、乾いたらつまようじで取り除くことができます。
 注意:マスキング材の端に塗料が溜まらないようにしてください。マスキング材をはがすときに、目の周りの塗料が剥がれることがあります。

 (下は、実際に目と角に塗ったところ。まだ乾ききっていないのでちょっと不気味;)

マスキングゾル使用時


ステップ 3: 塗装:

次は実際の塗装工程です。あなたの創造性と想像力と同じくらい変化するプロセスを正確に説明するのは難しいので、代わりにいくつかのヒントとテクニックを紹介します。

色の混合と適用について:
原則として、独自の色を混ぜて作るときは、常に、必要と思われるより多めに作ってください。塗りたい領域をペイントする前に色がなくなると、最初に行った色を正確に再現することが非常に難しくなり、まだらになってしまいます。 また、乾いた後、塗ったところを修正する必要がある場合もあります。塗料が残っている場合は、気密容器に入れて乾かないようにしておけば、後で作業できるよう保存ができます。

絵の具をミキシングメディウムで薄め、色を薄めて透明度を高め、彫刻自体の自然な色を白として使用して、明るい色の不透明度を下げてみてください。 明るい色から暗い色へと作業し、薄いレイヤーで色を重ねると、より良い結果が得られます。 これには、ある程度の忍耐が必要です。
上から塗るときに塗料が浮き上がらないように、次の塗料を塗る前に必ず各層を乾かしてください。 混合メディウムにより、湿った絵の具は非常に微妙な乳白色の外観になりますが、乾くと透明になり、しばしばわずかな光沢が加わり、全体的な光沢と色の豊かさが増すことがわかります。

アクリル絵具は急速に乾燥します。 また、最初に絵具を塗るとき、フィギュアは湿気の一部を吸収し、乾燥時間をさらに短縮します。これを克服するには、塗料に遅延剤を追加するか、塗料をより厚く塗るか、ですが、2番目の方法はお勧めしません。彫刻の細かい部分が失われ、塗料の乾燥が不均一になり、さらに塗料を重ねる際に問題が発生する可能性があるためです。

メディウムやリターダーで塗料を薄くするときは、重力と表面張力の影響に注意してください。絵の具の混合物が非常に薄くて水っぽい場合、絵の具は作品の下部のくぼんだ領域に滴り落ちたり、「プール」したりする傾向があります。 この方法を使用する場合は、それぞれの面を別々にペイントし、反対側の面を置いて乾燥させるのが最善です。 経験を積むと、この技法を使いこなすこともできますが、一般的にはぐちゃぐちゃになる傾向があります。
自分に適した描画速度を見つけてください。筆で塗料を塗りすぎると、塗料に気泡ができて、作品の全体的な仕上がりが台無しになるため、塗りすぎないようにすることが重要です。
アクリルはすぐに乾くので、快適なペースで作業できるように塗料に遅延剤を使用する必要がある場合があることを覚えておくことが重要です。ウェットブレンドするつもりがない限り、下のレイヤーが完全に乾くまで待つことを忘れないでください(ブレンドを参照).
黒のベース コート (干渉色やメタリック カラーに最適なベース カラー) を除いて、明るい色のところから暗い色のところへ作業するのが最適です。経験則として、明るいペイントを暗いペイントの上に塗ってもよく見えません。ですから、明るい色のところから暗い色のところへ向けて作業してください。アンチック仕上げを使う予定がある場合は、アンチック仕上げ材(ステイン)が全体を暗くする傾向があるため、最終的な色のイメージよりも明るめにしてください。


以下、まだまだ続きますが、とりあえず本日はここまで!!


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