しかし、そんな辛く感じる日々もチンコが成長しわずかながらも社交性を発揮してくれる事で徐々に少なくなってきました。チンコがペタペタ他所さんの赤ちゃんを触ったりするうちに、自然と赤ちゃんには「ごめんねー、痛くなかった?大丈夫?」ママには「すみません(ペコリ)」と自然と言葉が出るようになりました。そして自分だけでなく他のママがどうやってお初のママとコミュニケーションをとっているか、観察できる余裕も出てきました。
私の目から見て、どんなママが話し掛けやすい人でしょうか。
(1) 寂しいママは常に自分の子供に話し掛け続けている(甘い優しい声で)
コーナーにポツンとたたずむ事は非常に孤独なことです。赤ちゃんを産むまではこの種の孤独感がけっこうキツイ事なんぞ露とも知りませんでした。「赤ちゃんがいるから賑やかで寂しくなくなったんじゃない?」とよく聞かれますが、赤ちゃんがいることで世間から隔離されまるで天涯孤独のような気になるもの歴然とした事実です。また逆に赤ちゃんは、そんなママの心の盾にもなってくれます。赤ちゃんに話し掛け続けていれば「さびしい気持ち」を見透かされずに済みますから。優しい甘い声は赤ちゃんだけでなく寂しい自分自身にかけられているんですね。
では実際どのように話し掛けるのでしょう。
(2)最初から飛ばさず タイミングを見計らって『おいくつですか?』
初めてこの言葉を掛けられたとき、あまりに嬉しくて舞い上がって「33です」と答えそうになりました。(アフォ)じゃなくてもちろん赤ちゃんの年齢の事です。すかさず「ウチのは◯ヶ月なんです、でもまだ◯◯が出来なくて大丈夫かなぁ〜」と、質問の要素を混ぜて返せば、トントンと会話がすすみます。
かと言ってやはりお初のママ同志。どう間合いを取りましょうか?ざっと見たところによるとどうもルールのようなものがあるようです。
(3)ママの年齢に関係無く子供の月齢の大きい側がイニシアチブを取る傾向にある。
いくら相手がギャルママでも育児経験が長ければ先輩です。自然と「質問する側」と「答える側」になるので意識せずともそうなります。育児初心者の頃は毎日がパニパニです。少しでも育児のヒントになる情報はないか、病院の待ち合い等で一字一句聞きもらさないようアンテナをはりめぐらせていました。育児書ではなく生の声に「大丈夫ですよ」と励まされた日にはどれだけ勇気付けられたかわかりません。
(4)仲良くなっても深追いしない。
話し込んでしまうと「やった♪仲良くなれたぁ!」と心が踊って、「お茶でも御一緒しませんか」とかついつい言ってしまいがちですが、ママというのは本当に忙しいのです。赤ちゃんの寝てる間にほとんどの家事、用事をこなさなくてはいけません。また上のお兄ちゃんやお姉ちゃんが保育園から帰ってくる時間かもしれません。たとえママに時間があっても同伴の赤ちゃんの生活のペースを乱すので遠慮した方がいいでしょう。
(5)別れ際に気をつけること。
赤ちゃんがグズり始めたりママのお買い物の予定があったりで、そう長居もしてられません。お別
れ際には、お話に付き合ってくれたママには「どーもすみませんでした。色々教えてもらってありがとうございました。」赤ちゃんには「今日はチンコたんと遊んでくれてありがとうね!また一緒に遊んでね!」んでチンコには
「ほらチンコたん、お友達にばいばいは?お友達にありがとう、は?」
とセコいながらもさりげなくキーワードを忍ばせておけば、相手チームに「チンコたんとはお友達」という刷り込みが出来、また偶然会ったときもスムーズに会話が始ることでしょう。
そして大きく手を振りながら「ばいばーい♪まったねー!」赤ちゃんは素直なので笑顔でばいばいを返してくれるし、ママもそんな様子に満足満足。
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思うに悩みの無いママ、寂しくないママ 、育児がシンドくないママなんて一人も居ないんじゃないかなぁ。まだママになって1年1ヶ月のヒヨッコが言うのも何ですが、みんなそれを乗り越えて「明るい幸せなママ」になってるんではないかなぁと思います。
ノーバディ・イズ・パーフェクト。これからママになる方、私と同じような悩みを持っておられる方、頑張り過ぎずゆっくりいきましょう。
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