【 CAP】Child Assault Prevention |
|
半年程前に指導員の方とお友達になった事をきっかけに「CAP」という言葉を初めて知り、そしてその素晴らしい内容に感動しました。機会があれば勉強したいと思っていたら近所の公民会でセミナーがあり早速参加してきました。 |
--------------------------------------------------------------------------------------------------
エスポアール多目的ホールに井山氏の軽やかな声が響き渡りました。沢山の現役のママに男性の姿も複数見受けられます。 子どものまわりにはあらゆる暴力が存在します。 |
|
CAPとは、18歳未満の子どもに対する虐待、暴力行為、子ども同士のいじめなどにどう対処するかを、親、教師、そして誰よりもまず子ども達自身に教える人権教育プログラムです。
対して、伝統的な防止法の ----------------------------------- 子どもと一緒に「知らない人」と「知ってる人」を定義しよう! ●いつも親しくて、どこに住んでいてどんな性格かを知っている人が「知っている人」 ●顔は知っていて挨拶くらいはするけど、詳しく知らない人は「知らない人」 ●今日初めて会ったけど良い人そうだし仲良くもなった、 でもそれは「知らない人」 ※狙っている者はは5分でターゲットと仲良くなれる。 ----------------------------------- CAPの理念 |
|
概要の解説が終わったところで、実際こちらの団体が小学校などで活動されている「小学校4年生を対象としたロールプレイ」を披露して下さいました。通
常なら学校関係者か児童・生徒しか拝見する事は出来ません。 |
|
山田君が一人で学校から帰っていたら6年生の田中君が待っていた。「これから毎日、オレのかばんを持って帰れ!」と理不尽な要求をつきつける。山田君は恐くて悔しくて嫌な気持ちだったが、その場で「嫌だ」が言えなかった。 |
子どもの問題は孤立する事から始まる。
|
拉致や誘拐から身を守るには、必ず上記の「知らない人」から左図の距離を保つことです。クルマやバイク、自転車、あらゆるもので近付いてきても必ず距離をとりましょう。 |
|
性的虐待は女の子だけが被害にあうというものではありません。性的虐待の本質は「弱い者に向かう暴力」です。
|
|
またCAPには先生に向けたロールプレイもあります。
実際に先生に劇に参加してもらい必ず下記の台詞を言って頂く。 ---------------------------------------------------------------------- 最後に、心配事を抱えていたり、いじめにあっている子ども達のお母さん方へたくさんのアドバイスを頂きました。 |
-------------------------------------------------------------------------------------------- ***基礎知識*** 「CAP」とは、子どもが暴力から自分を守るための教育プログラムのことで、歴史的には1978年アメリカのオハイオ州コロンバスの強姦救援センターから誕生しました。日本では1995年、最初のCAPプログラムを実践するスペシャリストの養成講座が開催され、現在100ヶ国以上に広がっています。 CAPプログラムは、従来の「〜してはいけません」式の危険防止教育とは根本的に異なり CAPワークショップは、子どもワークショップと大人ワークショップがあり、年令などに応じた方法で教えます。子どもへの暴力とは、いじめ、虐待、痴漢、誘拐などの事です。CAPワークショップでは、それらに対して具体的にどう対処できるかを寸劇や歌、人形、ディスカッションをしながら、いっしょに考える事により、「自分を守る力」を身に付けます。 (女性と子どものエンパワメント関西:資料より抜粋・加筆) |