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[300] 線で描くこと、着彩すること (cho−san) 4/28 17:57

こんにちは。

細谷さん
>線表現中心なのはせいぜい2歳までだし、発達には個人差があります。2歳をすぎると色の名前など言葉とモノ、概念を結びつけ始めるから、幼稚園児に色数の少ないクレヨンはやっぱり疑問。

線表現と描画については、分離が難しいのですが、保育の過程の中で、造形・表現の発達の『順序』という概念があります。幼児の精神や身体の発達に応じて、共通に見られる行動(もちろん大分個人差があります)を、発達の目安にしてあるわけです。

それによると、『線表現』というのは、乱画(鉛筆でぐるぐる)、円の誕生、図形への命名、図形の読み取り、心の躍動を表現(「びゅーん」とかいう擬態語とともに直線をひいたりするあれです)、カタログ的表現、基本的図形の獲得(円・三角・四角)、基本的図形と線との組み合わせ、絵本やテレビの覚え描き、概念化された共通画の形(漫画的表現)という1連の過程の中で、カタログ的表現付近までをふくみます。個人差はありますが、2歳半〜4歳頃でしょうか。そこまでは、自分の心の動きを線や、円で伝えるための手の活動が主体になります。そのうち、色の違いにも伝達の働きがあることを知り、そこから着彩への欲求がだんだんでてくるわけです。例えば、「赤で円を描けば、お母さんは太陽って分かってくれる」っていう感じですね。そこからは、色を使った自己表現が意図的にできるようになるわけですから、当然、細谷さんがおっしゃる通り、方法を考えて豊富に画材の準備などはしてほしいものです。

余談ですが、最近の幼稚園は、子供の数の減少で経営難から廃園になることも多くて大変らしいです。(友達がぼやいてました)色彩に限らず、教育には余裕を持ってほしいですね。 


[299] Re:幼児が描く色 (細谷) 4/28 11:51

>幼児は発達的にみてあまり色を意識しないし、線表現が主であることからも、色数の少ないクレヨンのセットが適当である。クレヨンの色数を多くする事は、発達の様相を見極めた上でなければ、いたずらにそのことに興味をうばわれて、表現自体への意欲を減退させてしまう結果になりかねない。

確かに、色数が多いと色を混ぜて作ろうとしなくなるおそれはある。大勢の子どもを平等に指導する立場から、色を厳選して与える方法も一応理解できます。ただ、幼児は線表現が主だから色はあまりいらないというのは??です。線表現中心なのはせいぜい2歳までだし、発達には個人差があります。2歳をすぎると色の名前など言葉とモノ、概念を結びつけ始めるから、幼稚園児に色数の少ないクレヨンはやっぱり疑問。

実際に3歳以上の幼児に100色クレヨンや50色色鉛筆を与えてみればわかります。明るい色、濃い色、くすんだ色を使い分けた塗り絵の配色センスには目を見張るものがあります。いかに幼児が自然の色、周囲の色を見ているか、なんと自由に色を使っていることか..!

家庭など自由な場では、やはりいろんな色の様々な画材を与えたいし、幼稚園などの教育の場でも、クラス単位で50色クレヨンや混色できる画材を準備するとか、方法はいくらでもありそうな気がします。

幼稚園で限定された色ばかり与えることは、良い悪いは別として、モノの概念も限定することにつながるような気がします。たとえば、日本人の子どもは太陽を赤に塗り(外国では黄色らしい)、顔は肌色で(ぺんてるは「はだいろ」を「ペールオレンジ」にしましたね)、髪と瞳は黒です。

小学校で、この固定概念をこわして絵を描かせるのは結構大変。「今回は黒いクレヨンを使わないで描いてみよう」とか「光の当たってるところとそうでないところ、はじっこと真中を比べて良く見て」とか遠まわしに言ってみたり..。いわゆる勉強のできる子ほど、固定的な色使いをする傾向も。もちろんそれが悪いということではありません。一見固定的な描き方も、ひとつの個性や文化だったりするし、本人の意思をねじまげることはできないので。

結局は、子どもを育てる社会にいる大人として、いろんな角度からいろんな発想ができる環境を整えてあげたい、というそれだけなんですけどネ。(^^)大人のわがままにならないよう、一方の子どもが何を望んでいるか、も知りたいところです。自分が子どもの頃はどうだったかなあ。


[298] 子供の頃でもないんですが.. (くどちん) 4/28 1:55

はじめまして。初メールです。東京在住、絵かき(でも立体中心)、仕事の殆どはHPデザインです。30才です。

物を作るのが好きで何でも興味がありましたが、やっぱり色が使いたいから大学受験の頃から絵を本格的に勉強しました。

cho−san
>子供時代、印象に残る色との出合いがあったという方いらっしゃいますでしょうか?よろしかったらお聞かせください。

子供といっても大学受験の時ですが、こんな会話をした覚えがあります。モチーフでレモンが出たので、私は「黄色の絵の具買い足そう」と言うと、側にいた子が、「私は子供ができたらレモンは黄色って教え方したくない」と言ってきました。ちょっとショックでした。その通りだったので。レモンは黄色という以前に、あの形、量感、手触り、におい、味、そういったレモンらしさがあるわけで、それがみんな伝わるように描く事を毎日学んでいたのです。レモンを粘土で模刻する課題もありました。「レモンだから黄色」って簡単に口に出してしまって恥ずかしかったです。

それから今日に至るまで絵はずっと描いています。予備校で学んだ事もしっかり収得しました。その上で今レモンを描こうと思ったら、やっぱり黄色なんです(笑)。黄色(レモン色)を見るとやはりレモンをイメージしてしまいます。実物のレモンの形や質感の前に、レモンの世界観、それぞれの人のレモンに関する思い出やイメージを呼び起こす力が色にはあるんです。レモンの絵を描くからといって実物のレモンを描かなくても表現できるんです。「レモンは黄色」って誰もがポンと発想するところに、レモンの世界はあるのではないかと思っています。

長くなってしまいましたが、宜しくおねがい致します。ではでは。


[297] 子供にたくさんの色を与える時期 (cho−san) 4/28 0:29

こんばんは。

幼稚園・保育園で、子供に色を与える時期について、調べてみました。「描画の材料としては、取扱いが簡単なことから、まずクレヨンが与えられる。幼児は発達的にみてあまり色を意識しないし、線表現が主であることからも、色数の少ないクレヨンのセットが適当である。(中略)クレヨンの色数を多くする事は、発達の様相を見極めた上でなければ、いたずらにそのことに興味をうばわれて、表現自体への意欲を減退させてしまう結果になりかねない。幼児が表現しようとするものの色彩的な面に意識を働かせるようになってくる段階では、色数は多い方が良いのであるが、対象の固有色さえも分からない段階では、それは無意味なことである。」(長坂光彦編著、川島書店、「幼児教育選書・領域篇『絵画製作・造形』」)

幼稚園や保育園では、子供の発達をより良く促すためクレヨンが活用されているんですね。しかし、色に興味を示すようになった時、感動を与えるような色があまりないのは寂しいですね。幼稚園でも色彩教育の一貫として、絵本や、紙芝居画材など、素敵な色を厳選して用意していてほしいものだと思います。私事ですが、私は小さい頃「あおくんときいろちゃん」という絵本で、色に興味をもちました。みなさんの中にも、子供時代、印象に残る色との出合いがあったという方いらっしゃいますでしょうか?よろしかったらお聞かせください。 


[296] ML過去の記事ページ変更 (細谷) 4/25 23:39

作者(管理人)の細谷です。

HPのML過去の記事ページのURLアドレスを変更致しました。なお、HP「色のメーリングリスト」からの隠れリンク(?)ルートは今まで通りです。「メーリングリストインデックス」新アドレス http://www2u.biglobe.ne.jp/~color/all/ml_index.htm


[295] パーソナルカラーとカラーセラピー (cho−san) 4/25 22:23

こんばんは。

>私はパーソナルカラー判定の概念にカラーセラピーを取り入れています。

私も、取り入れています。(やり方は多少違うかも知れませんが)やっぱり、似合う色と言うのは、本人あってのものだと思います。似合うからと言って、嫌いな色を身につけても、効果はあまり得られないと思います。ですから、その色を身につけることがその人にプラスになるように、その人にあわせた色の取り入れ方を提案していくように、日々努力しています。その人の趣味、好み、ライフスタイルを知る事ももちろん重要です。ですが、やはり、似合う色を身につけるメリットの一つは、心の癒しの効果があることだと思っていますので、カラーセラピーもあわせて行うようにしています。


[294] スクールについて (向山) 4/25 22:04

最近MLから離れていた向山です。(細谷さん、いろいろご迷惑おかけしました)

ゆかぽんさんへ
パーソナルカラーのスクールについてですが、授業料とは別に、その都度払っていく教材費ってよくありますよね。で、パーソナルに使うドレープの教材費がやたら高い場合があるようです。これはスクールによって、値段は結構変わるようです。最初はそんなに教材費がかかるなんて思わなかった・・・なんてこともあります。教材費以外でも、なんだかんだ言って支払いが増えていくこともあるので、そのへんを確認することをおすすめします。

moziさん
>この前、地元の商工会議所が主催したヨシタミチコさんのセミナーに参加してきました。題目は「色で売る〜時代をリードするカラー戦略」ということで色々お話を伺いました。

ついさっき、HPでそのセミナーのことを知りました。何度かヨシタ先生のお話を伺ったことがあるんですが、当然、お金はかかってました。無料で受けられるなんて、かなりお得ですよね。これ以上スクールに通うお金も時間もないんで、こういったセミナーに参加して行こうって思ってます。ただ、色彩関係のセミナーはどうやって探せばいいんでしょうね?そういったセミナーを、簡単に探せる手段ってあるんでしょうか?


[293] Re:パーソナルカラー (SEI) 4/25 21:27

>パーソナルカラーというのはカラーセラピー的意味合いも含むものと勝手に解釈していたんですが違うようですね。

たしかにセラピーとは違いますが、私はパーソナルカラー判定の概念にカラーセラピーを取り入れています。

その色がたとえパーソナルカラーの概念上似合わない色だとしても、人は好きな色を着ると自信を持ち堂々とした態度で、表情も明るくなると思います。

でも、逆に似合う色でも、その色を嫌いだったら、着ている人の表情は暗く沈んで見えると思います。⇒気持ちの問題で顔色=表情はいかようにも変わると思います。

ですから、わたしは判定をしてあげる際には、たとえその色が似合わない色でも、その人の一番好きな色であれば引き続き積極的に取り入れるように薦めています。(でも、似合わない旨はちゃんと伝えます。100%似合わなければ、50%似合わないというふうに・・)

ただ、ドレープをあてて似合う、似合わないを見るだけでなく、それにカラーヒーリングの要素を取り入れると本当の意味での『パーソナル・ベストカラー』がみつかるのでは?と思ってます。

聞いた話では、大好きな色でも似合わない色調のグループは、絶対に着てはいけない!というところもあるらしいのですが。。。。。皆様はどうお考えですか??実際の判定の時はどういうふうにされてますか??


[292] パーソナルカラーの勉強をしたくて。 (ゆかぽん) 4/25 19:46

大変ごぶさたです。先日アンアンの特集で、人生の転機について特集していたようですが、私はいままっただ中!(かな?)メイルを週末にまとめて読むような生活をしていました。

「転機」の記念と言うわけではないのですが、メイクをやっている身としてはやはりパーソナルカラーは押さえておきたいな、とおもいまして、退社したらさっそくはじめようかしら、と。もっとも再就職するかどうかにかかっているのですが。退社が五月の末なので、6月からヒマヒマなんですけど、時期的に少し中途半端ですが・・・。どなたか神奈川県内か、東京23区内でいい学校御存じの方、いらっしゃいますか?(ちなみに私は神奈川県民。会社辞めたら交通費が大変なので、近いところをと思っているんですが)メイク基本の私としては、化粧品とのかかわりなんか、授業でやってくれるとこを捜しているんですけど。(贅沢は言いませんが)小西さんが先日のメイルで、パーソナルカラーの団体の色々について書かれていましたが、日本では学校が違うと系統もちがうのでしょうか?スクール経験者の方、または実際教えていらっしゃる方、助言いただければうれしいです。どうぞよろしくお願いします。

なんかパーソナルカラーの話題も、最近多かったですね・・・。


[291] Re:化粧品について (SEI) 4/25 18:57

mikiさん
≫そして、口紅の下地に秋タイプのヌードリップを塗り、その上にローズを塗ります。そうすると、不思議となじんできます。
>今までは口紅にブルーベースを持ってきたらアイシャドウ等もブルーベースで統一しないとバランスが悪いのかと思っていました。(笑)ぜひ参考にさせて頂きます。

すいません。この件で言葉足らずなところがありましたので、追加します。

≫どうしてもローズ系がつけたい時はアイシャドウやチークにほんのちょっとだけブルーベースを加えます。(パッと見はあくまでもイエローベースのメークです。

パッと見がイエローベースっていうのは、限りなくイエローベースに近いけど、実はブルーベースの混合なのだ、ということなんですよ。つまり、ブルーベースはたとえ少量でも入っているので、

>アイシャドウ等もブルーベースで統一しないとバランスが悪いのかと思っていました。(笑)

ということにはならないんですよ。全体でみた時に統一されてると思いますよ。しかも、口紅もローズの下地にヌードを塗っているので、いい具合にイエローベースとブルーベースが混合されて、アイシャドウともマッチするのだと思います。

mikiさんが少しでも夏タイプや冬タイプの要素(肌色以外の骨格やイメージの部分で)をもっているなら、思いきって口紅にあわせてアイシャドウもブルーベースでもよいかと思います。でも、大面積は危険なので、アイラインをブルーにするとか。ポイントメークで遊ぶといつもと違う自分になれて楽しいですよ。

なーーんて、えらそうにアドバイスしてしまいましたが、これ以外のいろんな違うタイプの楽しみ方を探すべく、自分の顔をモルモットに実験中の身です。(笑)

ほかの方も何かいい方法があったら教えてください!!


[290] Re:ピンクマンション (丹野) 4/24 23:37

>小西さんもピンク色の家を見つけられたようですが他にも愛知県の豊田市にもあったり、私がいる福井でも見つけましたよ。

先日、隣町の保谷市でもピンクの一軒家を発見しました。彩度低めのコーラルピンクとでもいうのでしょうか?建具が、それに黒を混ぜたような色だったかな。通りすがりにちらっと見て(わ!すごい、、)と思ったのを覚えています。

それから、前に昼の情報番組(ワイドショー)のお悩み相談で、隣に新しく建った家が、外壁真っ黄色で困るというのがありました。相談者は、自宅で刺繍かなんかの手芸デザイナーをやっていて、仕事部屋に差し込む光が、隣の反射光で黄色くなりすぎて微妙な糸の色区別ができないとのこと。そのせいで仕事がはかどらず、収入も減り精神的にもまいっているから訴えてでもやめさせたいとの相談でした。

しかし、弁護士に言わせると、そんな裁判は前例があまり無いし退けられるのがおちだろうから話し合って解決すれば?と。ゲストのきよ彦なんかはカーテンキッチリ閉めて、照明付けて仕事しなさいというようなことを言っていました。

う〜ん、、、、相談者とコメンテーターのどっちが正しいのでしょう?と考えこんでしまったことがありました。


[289] 好きな色=似合う色? (cho−san) 4/24 17:27

知ってる話題だとうれしくて、ついついたくさん書き込んでしまいます。(^^)

>単純にその人が好きな色=パーソナルカラー なのでしょうか?

この2週間で、35名近くの人を診断しました。私は、パーソナルを見る前に、カラーチップ(12cm×3cmの色見本)を、4シーズン分見せて、『好きなグループはどれですか』という、質問をします。面白いことに、ほとんどの人が、自分のカラーシーズンを好きだといいます。しかし、色の好みをきく時、ほとんどの人の「色の区別」は、12色相ですね。「黄色が好き」「青が好き」とか・・・・。あとは、年輩の方で、「派手な色は目立つから嫌い」とか・・・。パーソナルの世界では、「似合う色と好きな色は違う」とよくいわれます。その理由ってここにあるんじゃないかと勝手に思っています。(^^)

>どうやって調べる(決める?)んですか?

私は、日常使われる基本的な約160色を、色の性質別に4シーズンにわけ、肌がどのグループに入るのかを、実際に布をあてて診断しています。(人によって色数、タイプ分けの数は様々です)肌に布をあてた時の変化は、目の輝き、シミ・シワ等のトラブルのめだち、肌色の輝きやくすみ等の形になってあらわれます。


[288] Re:パーソナルカラー (ミサワ) 4/24 16:53

cho-san、小西さんレスありがとうございます。

パーソナルカラーというのはカラーセラピー的意味合いも含むものと勝手に解釈していたんですが違うようですね。


[287] Re:パーソナルカラー (cho−san) 4/24 16:45

こんにちは。

足立さん
>パーソナルカラーって何ですか?

ミサワさん
>一般的に、パーソナルカラーというのはどういう風に定義付けされているんでしょうか?

パーソナルカラーとは、簡単にいえば、似合う色。その人の肌色、髪の色、瞳の色と調和し、その人を輝かせてくれる色です。パーソナルカラーコーディネートの世界では、見た目の暖かさ、冷たさの違いから、すべての色を「クール」「ウォーム」に分類します。注意していただきたいのは、一般的にいう、「暖色」「寒色」とはちがいます。例えば、赤は暖色ですね。しかし、パーソナルでは、「クール」「ウォーム」両方に存在します。どういうことかというと、ショッキングピンクや、マゼンタのように、少し酸味を帯びたような冷たい色は「クール」に分類されます。(青みを帯びて見えることから『ブルーベース』と呼ばれることもあります。)反対に、サーモンピンクやオレンジレッドのように、輝く明るさ、あたたかさを持った色は「ウォーム」に分類されます。(黄味を帯びて見えるため『イエローベース』と呼ばれることもあります。)

それぞれ同じグループに含まれる色は共通の性質がをもっているため、調和しやすく、その中の色同士を組み合わせると効果的で、容易にカラーコーディネートを楽しむことができます。これを利用して、肌、髪、瞳の色のクール、ウォームを判断し、コーディネートを容易にするのが、パーソナルカラー診断です。あとは、小西さんのお話にもあったように、団体によって、4シーズン法や、もっと細分化する方法もあるようですが、私は、4シーズン法を使っています。


[286] ヨーロッパの景観 (ユン) 4/24 16:16

こんにちは。
ヨーロッパのマクドナルドの話が出ていますが、私はミラノとパリのマックに行ったことありますが、色が違っていたことに気が付きませんでした。日本と同じだったような気がしますが。昔、ミラノのメトロがマックと似たようなマークで赤地にMが黄色だったようで、しかもブルギーというハンバーガー屋の隣にその看板があったらしく、間違えて入って行ってしまった人がけっこーいたそうです。ヨーロッパは特に景観には厳しいみたいですね。皆さんが言っているように外観を変えることができなかったりするらしいですが、ロンドンにポールスミスのショップができて壁を壊してガラス張りにしたそうです。いいのだろうかと言われているらしいです。


[285] Re:ぱーそなるからー (小西) 4/24 14:31

こんにちは。パーソナルカラーについて独学ながら勉強してますので、お話させていただきます。花や木、動物、蝶などが、遺伝子的に自分の色(カラーデザイン)を持っているのと同じように、人間も自分のカラーデザインを持っていて、そのカラーデザインはおおまかに4つのグループに分けられます。

イエローベース
春・・・カジュアルで生き生きとした色のグループ
秋・・・アースカラーでビジネスライクな色のグループ
ブルーベース
夏・・・ロマンチックでソフトな色のグループ
冬・・・エレガントで印象的な色のグループ

実際にはもっと細かくグループ分けされていますが、団体によって若干の違いがあります。

自分に似合う色のグループを身につけると、肌がいきいきとし、魅力的に見え、例えばファンデーションの場合、少量で欠点をカバーできたりと、さまざまな利点があります。

1970年頃からアメリカで普及し始めた理論で、クリントン大統領の、選挙の際のイメージアップにパーソナルカラーが用いられ、成功を収めたのが有名です。実際のところ創始者ははっきりせず、かなりの派閥があるようです。理論の基本になるのが、ヨハネスイッテンの色彩論、ロバートドアーのカラーキーシステムで、日本にはロバートドアーの理論継承者、貞子ネルソンさんがいます。

日本にいち早く参入したのが、キャロル・ジャクソンのカラーミービューティフル社で、あとスザン・ゲイギルに続き、アメリカではじめてパーソナルカラーの専門書を出版したバーニースケントナーのカラーミーアシーズン社などが有名です。

現在では、パーソナルカラーだけでは経営が成り立たないので、イメージアッププランの1つとしてパーソナルカラーを用いる団体が多いようです。


[284] Re:選挙ポスターの色 (mozi) 4/24 12:09

>それから最近気になるのが選挙。多いのは、名前の文字色が赤や黄色、または青地に白抜き。赤や黄色は、やっぱり人目を引くし、青はさわやかなイメージなのかななんて想像してます。みなさんの地区ではいかがですか?

ポスターも気になりますが福井では「候補者(政党かも)の色 」みたいなものがあるようです。候補者は同じ色のハンカチやはちまき、旗を掲げて車で走ってます。それにその支持者と思われる家の玄関にも同じ色のハンカチがくくられています。兵庫にいたころには見たことが無かったのですが、これって他の場所でもあるんでしょうか?


[283] ヨシタミチコさんのセミナー (mozi) 4/24 12:02

この前、地元の商工会議所が主催したヨシタミチコさんのセミナーに参加してきました。題目は「色で売る〜時代をリードするカラー戦略」ということで色々お話を伺いました。前回のコカコーラの自販機の話もこの時に伺いました。他いくつか最近のMLに関連する内容があったので書きます。

>イギリスの「ストラトフォード・アポン・エヴォン」という街で、真っ黒字に白のロゴのマクドナルドの看板を見ました。イタリアではマクドナルドのショップは数えるほどしかないそうです。「あのロゴマークの赤と黄色の配色のセンスの悪さは、堪えがたい」

他に海外の例として、パリのシャンゼリゼ通りではJALの赤いマークが使えなかったり、ミラノでは内部の変更は自由にできても外壁は改装することができなかったり、ローマのスペイン広場のマクドナルドは外壁と同色の下地に白の文字だったりするそうです。

>保母さんのユニホームはこどもの好きな原色ではなくリラックスできるベビーピンクにしている。

産婦人科の看護婦さんのピンク色はやはり精神を落ち着かせる効果を利用しているみたいです。また、アメリカの刑務所にはピンク色の牢があって、凶暴犯は一度ここに収容させるそうです。

一つ意外だったのが、ポストの色って赤が主流ですが、実は決まってないそうなんです。だから、資生堂本社前のポストはコーポレイトカラーにあわせて緑色にしてありました。


[282] Re:ピンクマンション (mozi) 4/24 11:37

ピンクマンションのことが話に出ていたので私も少し。

2月末に東京シンポジウムに参加した翌日、横浜青葉台のピンクマンションを実際に見てきました。私の聞いた話では入居者はわずかと聞いていたのですが実際には多くの方が入居されているようで1Fの店舗にも全て入っていたと思います。(確か入居者募集の看板もピンク色だったと思います。)外壁の色はピンクのグラデーションで上部が高彩度・低明度、下部が低彩度・高明度でした。(色相は5RPから10RPで「赤紫」だそうです。)「公共の色彩を考える会」の方の試算では、再塗装には4千万円ほどかかるそうです。

青葉台というところには初めて行ったのですが、快晴の日曜日ということで、家族で買い物する人が多く、しかしのんびりとしていて、「ホンワカ」としたところでした。このマンションは緩い曲がり角のところにあり、大変目立っていました。はっきり言って周りとは調和していませんでした。

小西さんもピンク色の家を見つけられたようですが他にも愛知県の豊田市にもあったり、私がいる福井でも見つけましたよ。


[281] Re:こどもと色 (OUKI) 4/24 8:11 

こんにちわ。公園等を設計しているので、以下の疑問にたいして、分かる範囲で答えたいと思います。

細谷さん
>こどもの遊具の原色使いは、安全上の配慮があるにせよ、あまり派手だと、いつも使うものだけに疑問を感じます。

cho−san
>私も常々疑問に思っていました。短大で、児童教育を専攻していたのですが、どんな幼稚園、保育園、公園でも、遊具は赤、黄、青・・・。固定遊具(滑り台・ブランコ)も、室内遊具(つみき・ブロック)もそうです。

私は、絶対に、巨大な遊具に関して、色のきついモノは拒否するのですが、おそらく、緑や土の色の公園にアクセントとしておきたいのではないでしょうか?最悪の遊具は、巨大なピンクのタコの滑り台や、これまた巨大なアヤメの滑り台で、きつい原色です。遊具に関しては自己主張か、アメリカからきた遊具の真似だと思ってます。

ただし、以前、住民参画の手法をとったある公園づくりで、保母さんから、ファンシーな遊具やトイレが欲しいという要望がありました。子どもたちに人気があるそうです。

今度業者に問いつめておきます。


[280] Re:ぱーそなるからー (ミサワ) 4/24 5:01

はじめまして。ずっとROMでした。

足立さん
>すっっっごく初歩的な質問なんですが、パーソナルカラーって何ですか?また、どうやって調べる(決める?)んですか?なんとなく、その人に合う色調なんだろうなぁと言うような感じでは受け取っているんですが

これは僕も疑問に思っていました。一般的に、パーソナルカラーというのはどういう風に定義付けされているんでしょうか?また、色彩検定でもパーソナルカラーに触れる場面があるのでしょうか?

単純にその人が好きな色=パーソナルカラーなのでしょうか?Oリングテストなどをとってみると、好きな色だからといって必ずしも結果が+になることがないのを何度か実感したことがあります。また、全く意識もしていなかった色が逆に良い結果になったり。この場合、色の好みに関わらず、+の結果が出たものがパーソナルカラーになるのでしょうか?それとも全く別の測定方法、定義付けなんでしょうか?

>いまいちよく分かりません。誰か教えて下さい。

僕もよく分かりません。誰か教えて下さい。


[279] ぱーそなるからー (足立) 4/24 2:49

すっっっごく初歩的な質問なんですが、パーソナルカラーって何ですか?また、どうやって調べる(決める?)んですか?

なんとなく、その人に合う色調なんだろうなぁと言うような感じでは受け取っているんですが、いまいちよく分かりません。誰か教えて下さい。

ではでは。


[278] 赤ちゃんの視覚と色 (cho−san) 4/23 22:22

こんばんは。

細谷さん
>赤ちゃんがどれだけ色を感じるのかはわかりませんが、白は光がまぶしすぎるので、少し薄暗くした方が良いそうだから。

乳児期の視覚について、「目は出生時から、構造的にほとんど完全である。しかし1歳までは、
1)出生時に受けた軽い外圧、
2)水晶体の焦点距離の短いこと、
3)水晶体の厚さの調節が十分できないこと、および、
4)両眼の視線が一点に交わらないこと、などのために、十分鮮明な視覚像は得られない。」
(村田孝次著、培風館、『児童心理学入門』)

出生時には、明るさに対して反射的行動があるだけで、見るという働きはなく、生後2〜3時間で、光に対して反応しはじめ、1ヶ月を過ぎると、視点移動ができるようになり、2ヶ月頃、水平方向への追視(対象を追って視点移動する)、3ヶ月頃垂直方向への追視ができるようになります。2ヶ月までは、急速に明るさの感受性が発達するということですから、強い光の刺激はさけた方がいいですね。視力が成人と同じくらいに発達するのは、だいたい2歳です。しかし、視力は大人と一緒でも、子供の見る世界と大人の見る世界は違います。なぜなら、大人のように、見てその大きさ、形、感触を判断できないからです。子供は触ったり、なめたり見つめたりといった、手の作業を伴いながら、物体の形状と、見えの関係を経験していきます。

色については、1ヶ月頃から、色の弁別ができるようになり、乳児は成人に近い色スペクトルの弁別ができるそうです。また、乳幼児と、大人の色の好みは、類似していて、大人が快と感じた赤、青に対して、乳幼児も長い凝視時間を示し、大人が不快と感じた黄緑に対して、乳幼児は短い凝視を示したそうです。

以上、色と少し離れたような気もしますが、知っている話題でうれしかったので、たくさん書いてみました。


[277] 化粧品について (miki) 4/23 22:03

はじめまして。今日から参加させて頂くmikiと申します。

神田さん
>パーソナルカラーでいくと、私は秋です。ピンク系の口紅はどうしても肌色から浮いて見えます。私が色黒なのも原因なのかな。たとえば売場コーナーが春夏秋冬に分かれていて、そのなかで新色、おすすめ、おでかけ用などがあったらすごく選びやすいだろうなと思います。

そうですね。私もそう思いますよ!でも最近は化粧品メーカー側も、”お客さまのパーソナルカラーに合わせた口紅をお選びする”といったことも始めたところもありますしね。そのうち4タイプ別のコーナーができるといいですよね。また、私もオ−タムタイプで色黒なんですが、ピンク系の口紅もつけます。といってもいわゆる”青みピンク”ではなくベージュピンクですが。私は口紅はシャネルのものが多いのですがベージュの色数は結構多い方ではないかと思います。ちなみに、最近活躍してくれている色はNo.62です。イエローベースの方でしたら、これをつけると頬の赤みが増してとてもはつらつとした感じになると思います。肌も滑らかに見えますし・・・。あとはグロスでいろいろと遊んでいます。

SEIさん
>どうしてもローズ系がつけたい時はアイシャドウやチークにほんのちょっとだけブルーベースを加えます。(パッと見はあくまでもイエローベースのメークです。)そして、口紅の下地に秋タイプのヌードリップを塗り、その上にローズを塗ります。そうすると、不思議となじんできます。

今までは口紅にブルーベースを持ってきたらアイシャドウ等もブルーベースで統一しないとバランスが悪いのかと思っていました。(笑)ぜひ参考にさせて頂きます。


[276] Re:白色LED (松林) 4/23 18:28

松林
>この白色LEDがどういう原理で「青色を黄色に変換」しているのか、そして、どんな分光分布なのかを知りたいです。この白色LEDで、蛍光体から出てくる黄色い光がもし「赤や黄色や緑の成分をそれぞれ含んだ黄色」なら、照明として適すると思います。

細谷さん
>住友電工ニュースレターにも少し載っています。http://www.sei.co.jp/seiworld/9902/2a.html

情報ありがとうございます。

「青色LED発光と黄緑〜赤色のPL発光をLED素子内で混合」と書いてあります。それならば、一般の照明用としては問題ないかもしれません。実際発売されるのだから、きっと問題ないのでしょう。

ただし、色が正確に見えることが必要な部屋の照明用として使えるかどうかはちょっと疑問です。そういう意味では蛍光灯も問題ありなのですが、蛍光灯と白色LEDを比較するとどうなんでしょうね?

もっとも私ぐらいのレベルだと、趣味はもちろん、仕事でも蛍光灯で全然不都合はありません。もっと厳密に色を扱う仕事の人だと気にするかもしれません。

細谷さん
>「Canon」て「キヤノン」だったんですね。パソコン雑誌の広告でもそうなってました。

正式な社名も商品名などもすべて表記は「キヤノン」で統一されています。「キャノン」と書くと、小さい「ャ」のところに穴が空いたようで、見た目のバランスが悪いという理由です。ただし、発音は「キャノン」です。

>もしかしてロゴも「Canon」でなく「canon」なんでしょうか?

ロゴは「Canon」です。ロゴの赤は、[222]で書いたように厳密に決まっています。社内では「キヤノンレッド」と呼んでいます。


[275] Re:こどもと色 (cho−san) 4/23 17:51

こんにちは。

中川さん
>こどもの好きな色(時には親の好きな色)とリラックスできる色、売れる色(商品の個性化)との関係について考えさせられました。

細谷さん
>こどもの遊具の原色使いは、安全上の配慮があるにせよ、あまり派手だと、いつも使うものだけに疑問を感じます。

私も常々疑問に思っていました。短大で、児童教育を専攻していたのですが、どんな幼稚園、保育園、公園でも、遊具は赤、黄、青・・・。固定遊具(滑り台・ブランコ)も、室内遊具(つみき・ブロック)もそうです。私も多分安全への配慮からだとは思うのですが、遊具の色彩についての明確な記述は目にしたことがありませんので、もしかしたら、保育者側では、あまり意識されていないのかも知れません。

また、折り紙・画用紙は原色を約10色くらい(多くて24色)を、園でまとめ買いしてあって、それを使っている場合が多いようです。クレヨンは「安全性が高い・扱いやすい」といった理由で良く使われるのですが、原色を12色というのがほとんどですね。

水彩絵の具を使いはじめるのは、4〜5歳児のときです。しかし、教師の方で色を2〜3色あらかじめ用意し(もちろん原色)、スタンプのインクに使ったり、そのまま塗るという場合が多いです。水彩絵の具は、溶き具合や、絵の具を出す量、筆の扱いが難しいので、時間のゆっくりとれない園では、使用はこのような方法でしか行えず、ひとりひとり扱えるようになるのは、小学校からになってしまうようです。

園児が混色の面白さを知ったり、たくさんの色と触れあったりという経験の大切さまでは、あまり重視されていないような気がします。ほんとうに心理面に与える影響も気になりますね。


[274] 選挙ポスター (ほんだ) 4/23 9:59

のんさんへ
確かに、選挙のポスターって白地に赤ででかでかと名前が書いてあり、顔写真がこれでもかというくらいにばーんって付いているのが多いと思います。これってセンスの良し悪しを別にすれば、視認性も誘目性もかなり高い(んですよね?違いましたか?)組み合わせで、その意味では色彩の公式どおりということになりますよね。でも、ポスター掲示板にたくさん並んで貼ってあるのをみると、みんな同じに見えて、ちっとも目立たないということにもなります。このあたりの兼ね合いが難しいところですよね。選挙ポスターって、どういうところが企画・作成しているのかちょっとわかりませんが、確かに再考する余地は十分にあると思います。


[273] Re:色と遺伝子 (細谷) 4/23 9:59

木島さん
>色彩の話題で、「遺伝子」という言葉が登場したのが、興味深かったです。でもよく考えたら、人の目(瞳)の色も、遺伝子(色素)が関係しているんですよね。

遺伝子操作で色を変えることができるのなら、将来動物にも応用されるかもしれない..。(ちょっとコワイ?)

自分で体の色を変えるカメレオン、タコ、雨蛙は、どうやってるのでしょうね。目隠ししたら色は変わらないのかな?人間も体の色を変えることができたら、肌色の人種差別もなくなったりして。(いや、そもそも色で優劣がつくわけないのだ!)

蘭の花そっくりのハナカマキリ、木の葉にそっくりのコノハムシもどうやってるのか、不思議。植物の遺伝子の一部を何らかの形で取り込んでいる、という話があったような気もするけど、よくわからない。


[272] Re:こどもと色 (細谷) 4/23 9:58

中川さん
>こどもの好きな色(時には親の好きな色)とリラックスできる色、売れる色(商品の個性化)との関係について考えさせられました。今、あふれる商品の中には健康に悪い影響を及ぼしているものって結構あったりするのでしょうか?

病室の白い壁は、清潔で良さそうだけど、患者によっては何か脅迫的なプレッシャーを感じたりすると聞きます。小児科の病室や診察室では、カーテンや壁に色柄ものを使っていたりして、つきそいの親もリラックスできそう。

産婦人科(特に個人病院)では、女性好みの淡いピンクのカーテンやユニフォームが多いですよね。これも妊婦さんだけでなく、乳児に良さそう。赤ちゃんがどれだけ色を感じるのかはわかりませんが、白は光がまぶしすぎるので、少し薄暗くした方が良いそうだから。

こどもの遊具の原色使いは、安全上の配慮があるにせよ、あまり派手だと、いつも使うものだけに疑問を感じます。それから、最近のこども服は大人顔負けで、色数が増え、配色もセンス良いですよね。他のものも見習って工夫してほしいな、と思います。


[271] お返事です。 (細谷) 4/23 9:16

作者(管理人)の細谷です。

shuさんへ
>色で観客の心理を操れたら面白いんじゃないかって最近思っていろいろ実験中です。

北野武監督の映画には「北野ブルー」という独特の青が随所に見られるそうです。暴力や死を刹那的にとらえたテーマや、静かで長い間とマッチしていて、非常に効果的で、観客の心に染み込むらしい。監督本人は特に意図していないそうなので、多分生まれ持った色彩感覚だと思います。絵画の世界だと、そういった人まねのできない独自の色彩感覚が表れている絵は、たとえ構成が下手だったとしても、一定の評価がなされるようです。

あきやまさんへ
>色で悩んで 色で遊んで ウェブのデザインを楽しんでいるところです。

HP拝見しました。初め、ストイックな色使いがお好きなのかな、と思いましたが、過去の作品の中には中間色の微妙な柔らかな色合いもあったりして、認識をあらためました。「色のリンク」は良い企画ですネ。ここにもあきやまさんのカラーセンスが出ているような気がします。私は、ツートンカラーなど、シンプルでコントラストのきいた配色のページが好きです。

たうたうさんへ
>普段使ってる絵の具たちを見ていて、「私ももっといろの奥深さを知らなあかんなー」と思い、まぜてもらうことにしました。

私も絵を描いていたことがありますが、自分で色を作るまでには至りませんでした。今は絵具の色数が多いので、そのまま使う人も結構いると思うけど。こどもの絵具の色数について、美術教師の間で議論がありますが、個人的には、学校の12色などの決まりきった色とは別に、家では50色とか100色とかどんどん見せて、自分の感覚にぴったりの色を探し出せるようにしてあげたいものです。

>一体どんな方たちがいらっしゃるんでしょうか・・?

私も知りたい..。(^^)
亀レス、忘れた頃の自己紹介、大歓迎!気に入った話題があったら気軽に投稿してくださいね。


[270] Canonの読み (細谷) 4/23 8:09

「Canon」て「キヤノン」だったんですね。パソコン雑誌の広告でもそうなってました。知らなかったのは私だけ?(^^;

もしかしてロゴも「Canon」でなく「canon」なんでしょうか?


[269] Re:白色LED (細谷) 4/23 3:13

松林さん
>この白色LEDがどういう原理で「青色を黄色に変換」しているのか、そして、どんな分光分布なのかを知りたいです。この白色LEDで、蛍光体から出てくる黄色い光がもし「赤や黄色や緑の成分をそれぞれ含んだ黄色」なら、照明として適すると思います。もし「黄色成分だけを含み、赤や緑の成分を含まない黄色」ならば、照明としては不適当だと思います。

応用物理学会の「応用物理」に白色LEDほか発光ダイオードの研究論文が記載されてるようです。ネット上では読めませんが。http://www.laser.ee.es.osaka-u.ac.jp/ap/1999/ob6802/cont6802.html

住友電工ニュースレターにも少し載っています。http://www.sei.co.jp/seiworld/9902/2a.html

あと、キャノンの話(キヤノンてキャノン?)もあったので、ウシオ電機の技術情報誌も。http://www1.ushio.co.jp/tech/le/le10/10-78.htm

最後に、画像がキレイだったので。
●豊田合成、「日亜化学を超えた」青色/緑色LED開発http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/show/leaf?CID=onair/biztech/elec/56603
その詳細「日経エレクトロニクス」画像あり。http://ne.nikkeibp.co.jp/device/990421toyota-led.html

いつものことだけど、思いきりgooを使いました。(^^)


[268] お返事です。 (細谷) 4/23 2:25

作者(管理人)の細谷です。

ものすごい亀レスですいません。最近妙に眠くてしょうがない。春だからかな?パソコンやりすぎ?メンバー登録を優先させているために、Draftフォルダに山ほどの書きかけメールをかかえてます..。頑張って返信しますので、見捨てないでくださいね。

ほんださんへ
>色彩とは全く関係のない仕事をしている会社員です

と、いいつつかなり色に興味がおありのようで?(^^) 企業の色の話、面白かったです。私もコカコーラが青?ライバルを食うつもりなのかな?と思いました。ジョージア=コカコーラというのは全く頭になかったので。また面白い話聞かせてください。

レイナさんへ
>色の勉強は以前から興味があったことなので楽しくて、今まで感覚だけを頼りにやってきたことが理論として説明できることを知ると、それこそ今覚えようとしている知識がすごく心強いものへとなっていきます。

私の場合、中学校の美術で、24色相環のそれぞれの色の番号がテストに出ると聞き、「15、13、12、11..(適当)」と何度も空で言えるまで覚えました。そのとき、曖昧な感覚的な色がシステマティックに数字で表記されることに、衝撃を受けた記憶があります。(国語が数学になったくらい、頭の中がひっくり返った!)当時のその数字が何の数値かは未だわかりません。(マンセル値かなあ)

TIGRAさんへ
>再就職はしたいと思ってもいるのですが今までと全然違う仕事がしたくてまだまだ考え中です。(フラワー系やネイルやお料理などにも興味あり)

「ケイコとマナブ」は必読ですね。(^^; 再就職..バブルよ、もう一度!という気分ですが、女性を相手にする仕事は結構イケル気がします。いくら不況でも、女性は仕事と関係なく、かかさず自分磨きをしてるから。男性の自己啓発とは、またちょっと違った感じ(ほとんど趣味)ですよね。色の勉強も、役に立てるというより、またたびを見つけたごとく純粋な楽しみ方をしてる、というと言い過ぎかな。ちなみに、習い事や趣味は、仕事とうんと掛け離れてる方が、脳と健康に良いらしい。(ストレスが発散されるそうな)

柴田さんへ
>サークルでは舞台美術(おもに舞台装置の製作や、芝居の照明)の研究会に入っていて、ここでも日頃、色の重要性を実感しています。

舞台だと、かなり大掛かりな色彩計画ですよね。照明も重要だし、大勢の人々に美しくインパクトを与えなければならないし。映画もそうだけど、色で状況を表現することもありますよね。何だか面白そうで興味があります。実際の作業の中で発見した色の効果や苦労話など、是非報告お願いします。


[267] 色彩心理 (中川) 4/22 23:46

こんにちは。

柴田さん
>色って重要よね、と、とても興味を持ち、いまは卒論で、色と人間に関わる実験をしようと思っています。

どんな実験をしてどんな結果が出るかとても興味があります。良かったら又、聞かせて下さいね。卒論ということで大変だと思いますが頑張ってください。

保育園のお手伝いをしていた友達の話です。原色使いの絵本(有名なキャラクター)をこどもに見せると情緒不安定で様子がおかしくなる子が多かった。という話を聞き、そこの保育園ではこどもがいつも目にする保母さん(保育士になったんでしたね。)のユニホームはこどもの好きな原色ではなくリラックスできるベビーピンクにしている。とのことでした。

1年位前、それまであまりなかったような派手なベビーカーを見ました。ビビッドな青緑と黄色だったように思います。人気があると友達は言っていました。私は赤ちゃんにはあまり良くないのではと感じました。以前ポケモン事件もありましたが、こどもの好きな色(時には親の好きな色)とリラックスできる色そして売れる色(商品の個性化)との関係について考えさせられました。

今、あふれる商品の中には健康に悪い影響を及ぼしているものって結構あったりするのでしょうか?個人差もあるでしょうし、まだまだわからないことが多いような気がします。ちゃんと勉強して色を選んでいきたいと思いました。


[266] Re:magazine(4) (木島) 4/22 23:28

遅い返事になりましたが、"COLOR" mail magazineの感想です。今回は、次の記事が興味深かったです。

>▼サントリー基礎研究所「青いバラに必要な遺伝子を取得」日経BP社『日経バイオテク』記事の一部: http://biotech.nikkeibp.co.jp/NEWS/CASDATA/NO42/SPC9707222111.html(後略)

色彩の話題で、「遺伝子」という言葉が登場したのが、興味深かったです。私はこの記事を読むまでは、「色彩」と「遺伝子」は、縁がないものだと思っていたからです。勉強になりました。

でもよく考えたら、人の目(瞳)の色も、遺伝子(色素)が関係しているんですよね。改めて気づきました。


[265] Re:ピンクマンション (細谷) 4/22 23:18

SEIさん
>どきついピンクの外壁といえば、(田園都市線)青葉台の“ピンクマンション”があります。外壁全体が青みがかったピンクのグラデーションになってて、しかも中明度・中彩度なので、結構目立ちます。周辺住民と施工主側とのもめ事ですが、景観を乱すことだけが原因ではないようです。ピンクの外壁の反射光が強烈すぎて体調不良者がでてきたとのことです。ちなみに今でもピンクマンションはピンクの外壁のまま存在するそうです。

ピンクマンションの件は、当時マスコミも騒ぎ、住民はホームページを作り、「公共の色彩を考える会」も関わっていました。

TVでは、例の建築家が「ピンクでまちを楽しく幸せにするため(?)」とか何とか、”住民と町のため””色は変更しない”を強く主張。向かいの住民はピンクに染まった部屋を見せ、昼もカーテンをしなくてはならないと訴え、本当にかわいそうでした。「公共の色彩を考える会」が、グレーや、青のグラデーションなどのカラーシミュレーションによる代替案を作成、提示しましたが聞き入れず、結局、疲れ果てた住民は運動を中断、ホームページ運営も停止(98年3月)となりました。−当初、リンク集に記載してたんですけど..(^^;騒動が落ち着いたので、ピンクマンションに住む人も出てきたようですが。

外国に、芸術的な建築物ばかり建てているアーティスト達のまちがあるそうですが、日本の平均的な住宅街であのピンクマンションは、反対されてもしかたないですよね。しゃれになってないもんね..。もし京都に建ってたら、もっと大変なことになりそう..。(^^;


[264] 虹の色 (松林) 4/22 22:01

神田さん
>ところで、私は虹色に藍色が入っていることをこの前のMLで初めて知りました。虹色の歌を歌えばいいんだと思って「あーかにだいだい、きいろにみどり、あーおに・・・」と青まではすらすら言えたのですが、その先が思い出せない!何故だ!次の歌詞はなんだったっけ?

あっ、そんな歌があるんですか? 知らなかったです。聴いてみたいな。童謡でしょうか?

>青の次は藍色でその次は菫色だということですが、藍色や菫色が歌詞に出てきたかどうかも定かではなく、どなたか歌詞の続きを知っていらっしゃる方がいらっしゃったら教えて下さい。

残念ながらこの歌では何て呼んでいるかわかりませんが、虹の7番目の色は菫色の替わりに紫色と呼ぶ場合もありますね。皆さんはどちらで呼んでいますか?

もしかすると紫色の方が一般的かも。私も小学校か中学校では、紫色と習いました。

ただし英語では、虹の7番目の色はpurpleではなく、violetです。 purpleは「赤と青の中間の典型的な紫色」ですが、violetはもっと青みが強い紫です。日本語の紫色という言葉は広い意味では青紫や赤紫まで含むので、violetも紫色と訳される場合もあります。そういう意味では、虹の7番目の色を紫色と呼んでも間違いではありません。

でも私の意見としては、violetは菫色、purpleは紫色と訳して使い分ける方がすっきりすると思います。ですから、[251]の私の記事では「赤橙黄緑青藍菫」と書きました。

話は変わりますが、色の英語名は、RとLの発音の練習にもってこいですね。 Rの発音を含む色名は、gray,red,orange,green,brownなど。 Lの発音を含む色名は、black,yellow,blue,violet,purple,gold,silverなど。


[263] Re:お返事です。 (足立) 4/21 23:54

細谷さん
≫卒業後は就職せずに、色彩の勉強をするために米国に留学しようと思っています。でも、ないんですよ・・色彩っていうのが^^;
>押してダメなら引いてみな、で国内の色彩分野の研究室を持つ大学、日本色彩学会に寄稿している大学やに問い合わせてみては?WEBで検索してメールを出すとか。留学生を受け入れる大学がなかったら、企業が運営しているカラースクール(カラーコンサルタント、マーケティング)を探すのも一つの手だと思います。

なるほど、そういう手もありますね。一度、その線からも探してみます。(最近のネットサーフはもっぱら学校探しです。Graphic Designの分野に近いかなぁと思いつつ、でももっと色彩的な面を押し出した勉強がしたいなぁと悩み中。)ありがとうございます。こういうアドバイスってすごく役にたつので本当に助かります。

ではでは。


[262] Re:化粧品と虹の話 (SEI) 4/21 20:06

神田さん
>こんにちは。ずいぶん前になりますが、目のしたのくまを隠す方法について投稿した神田です。あれからいろいろ考えた結果、結局エスティローダーのコンシーラーを購入、ついでに春だからという理由で(?)口紅も購入しました。

コンシーラーといえば、RMK(ルミコ)のものがサイコ−です。わたしはシミを隠すのに使ってますが、頑固なシミでなかなか隠れませんでした。10品くらい試した結果これが一番いいようです。シミ・くまでお悩みの方はどうぞ。(コーセーのも結構優秀です)注:けしてRMKのまわしもではございませんので。

>パーソナルカラーでいくと、私は秋です。ピンク系の口紅はどうしても肌色から浮いて見えます。より似合うオレンジ・ブラウン・ベージュ系は数が少ないので選択の幅が限られます。私が色黒なのも原因なのかな。

わたしも秋タイプです。わたしの肌はかなりくすんでいますが、ピンクは好きな色でよくつけます。でも、そんなに浮きませんよ。でも、いわゆるローズピンクなどはあまりつけませんが、ベージュピンク、サーモンピンク、限りなくオレンジに近いピンクをつけています。どうしてもローズ系がつけたい時はアイシャドウやチークにほんのちょっとだけブルーベースを加えます。(パッと見はあくまでもイエローベースのメークです。)そして、口紅の下地に秋タイプのヌードリップを塗り、その上にローズを塗ります。そうすると、不思議となじんできます。

実際のお顔を拝見してないので、この方法があてはまるかわかりませんが、是非試してみてください。


[261] Re:ピンクの外壁 (SEI) 4/21 20:06

小西さん
>この間、主人と家の近所を歩いていたときに、新築のどきついピンクの外壁をした家を見つけました。

どきついピンクの外壁といえば、(田園都市線)青葉台の“ピンクマンション”があります。(出来た当初は周辺住民側とマンション施工主側でもめたのでご存知の方もいらっしゃるかと思います。)外壁全体が青みがかったピンクのグラデーションになってて、しかも中明度・中彩度なので、結構目立ちます。(というより相当。。)

青葉台の友人の家に遊びにいったとき、青葉台の名所(?)といって連れていかれました。閑静な住宅街に突然現れるんです。まわりの景観から大きく逸脱しています。

マンションが出来る前は、契約は一杯だったらしいのですが、完成後には引越しする人で一杯になったそうです。原因は地元ではいろいろ言われてみたいですが、定かではありません。

前述した、周辺住民と施工主側とのもめ事ですが、景観を乱すことだけが原因ではないようです。ピンクの外壁の反射光が強烈すぎて体調不良者がでてきたとのことです。

ピンクにはヒーリング効果があるとはいっても、使い方を誤ると大変なことになってしまうんですね。あと、やり過ぎもよくないですね。ちなみに今でもピンクマンションはピンクの外壁のまま存在するそうです。

PS:もしピンクマンションに住んでる方がいらっしゃったらスイマセン。


[260] Re:選挙ポスターの色 (TIGRA) 4/21 19:48

のんさん
>海外から「日本に帰ってきた〜」と実感するのが、ごてごてした色合いの看板を目にしたとき。みなさんの地区ではいかがですか?

ご存知の方も多いでしょうが首都圏には裁判ザタにまでなった某消費者金融会社の看板(たち)があります。(同じ社名のアパレル会社が看板広告はうちのイメージダウンにつながると訴えたと記憶しています)

私は横浜在住ですが、都内へ行くのに首都高速で運転していると、洗脳されそうな気分になります。確か赤地に白抜きの文字で上下に青がアクセントで入っていたはずです。都内のあちこちで見かけます。

でも、実際のお店って見たことないんです。それに、電車の広告の場合は、何年前の写真やねん、というようなモデルや写真を使ってます。おそらくその会社の広告戦略は「数で勝負!コストは抑えろ」なのだと思います。

では。


[258] 化粧品と虹の話 (神田) 4/21 17:40

こんにちは。ずいぶん前になりますが、目のしたのくまを隠す方法について投稿した神田です。あれからいろいろ考えた結果、結局エスティローダーのコンシーラーを購入、ついでに春だからという理由で(?)口紅も購入しました。色のムラがなくなるだけで、ずいぶん顔がすっきりして、顔色も良く見えるようになりました。顔色が良く見えるとなんだか気分まで良くなり、お化粧はいいなと思っている次第です。あのときアドバイスをくださった方々、どうもありがとうございました。

口紅を買ったとき、何本かいろんな色を試したのですが、自分に似合う色ってなかなかなくて、「似合ってかつかわいく見える色」や「似合ってかつ大人っぽく見える色」など贅沢をいうと本当に少なくなってしまうことに気がつき少し悲しくなりました。パーソナルカラーでいくと、私は秋です。ピンク系の口紅はどうしても肌色から浮いて見えます。より似合うオレンジ・ブラウン・ベージュ系は数が少ないので選択の幅が限られます。私が色黒なのも原因なのかな。色白の人は似合う色の幅が大きくて、気分によってピンクやオレンジをつけたりできるんだろうな、と思うとちょっとうらやましくなりました。たとえば売場コーナーが春夏秋冬に分かれていて、そのなかで新色、おすすめ、おでかけ用などがあったらすごく選びやすいだろうなと思います。

ところで、私は虹色に藍色が入っていることをこの前のMLで初めて知りました。虹色の歌を歌えばいいんだと思って「あーかにだいだい、きいろにみどり、あーおに・・・」と青まではすらすら言えたのですが、その先が思い出せない!何故だ!次の歌詞はなんだったっけ?青の次は藍色でその次は菫色だということですが、藍色や菫色が歌詞に出てきたかどうかも定かではなく、どなたか歌詞の続きを知っていらっしゃる方がいらっしゃったら教えて下さい。


[256] 野村ゼミの件 (細谷) 4/21 11:56

申し訳ありません。野村ゼミは千葉大学でなく東洋大学経営学部でした。(下記訂正済み)


[255] お返事です。 (細谷) 4/21 11:50

作者(管理人)の細谷です。

hamさんへ
>最近ゲーテの色彩論を読みました。彼の論はいまも新鮮でしたよ!!

光と影の話は有名ですよね。ロウソクの赤い光に照らされて、生じた影は青いという話。 (その後、照明と影の色の関係を分析した人もいる) ホント、類まれなる観察力と洞察力には参りました。モノをよく見ていないとわからないですよね。画家なら無意識に感じとって表現していることが多いかも。

足立さんへ
>卒業後は就職せずに、色彩の勉強をするために米国に留学しようと思っています。でも、ないんですよ・・色彩っていうのが^^;

押してダメなら引いてみな、で国内の色彩分野の研究室を持つ大学、日本色彩学会に寄稿している大学に問い合わせてみては?WEBで検索してメールを出すとか。ちなみに、●東洋大学の野村順一ゼミ http://garnet.mng.toyo.ac.jp/Nomura/Default.html

留学生を受け入れる大学がなかったら、企業が運営しているカラースクール(カラーコンサルタント、マーケティング)を探すのも一つの手だと思います。

OUKIさんへ
>私はランドスケープの設計をしています。植物園の設計で、カラーリング検討をしてから、色彩に興味を持ち始めました。ただ、この業界では、いまだ、その価値の評価は低いような気がします。

「造形=形+色」とする古典的な考え方でいくと、やはりその分野では「形」「構造」を重視してきたのでしょうね。「色」を無視しているというより、意識していないように見えます。鋭い感性を持つ人なら無意識に形と色を調和させているはずで、良いお手本がどんどん出てきて、ノウハウが広く認知されれば、自然と色の価値が認められるようになるのでは..。その意味では、色彩検定やマスコミの力以外に、業界内の顕彰制度など何か評価形式があると関心を持つようになるのかな、という気がします。


[254] Re:選挙ポスターの色 (足立) 4/21 11:18

のんさん
>景観の色については、日本はもっと考えるべき!!といつも思います。海外から「日本に帰ってきた〜」と実感するのが、ごてごてした色合いの看板を目にしたとき。看板は目立たなくちゃ意味がないのはわかるんだけど・・・。これから変わっていくことを期待しましょう。

そうそう、一つ思い出したことがあります。

以前、ヨーロッパに観光旅行に行ったときのことです。その時は、オーストリアのザルツブルグに行ったんですが、町並みがすごく整っているんですよね。

別に道がまっすぐだという意味ではなくて、見た目がすごく整っていました。同じような様式で、同じような色彩で街全体が作られているんです。(欧州の街ってそういうのが多いような気がします。フィレンツェみたいに)

現地の友達に「なんで、同じ様式で家をつくるの?」とたずねたら「同じじゃないよ。ロマネスクとか他にもいろんな様式があって、結構バラバラだよ。」と言っていました。確かに、そういわれると少しずつ違ってるんですが、でもほとんど同じ。色も同じような色使いだし。

個性がでないと言えば、そうなるかもしれません。でも、それは家々で、窓に飾る花とか内装で主張してるのかも。

ヨーロッパの街がきれいだといわれる所以はこういうところかもしれませんね。(でも、あれを日本でやると落ちつかないんだよなぁ。やっぱり日本の文化は「まぜまぜ」の文化だからかなぁ?)


[253] Re:京都の景観 (小西) 4/21 3:06

こんにちわ。

清水寺に、「京都ホテルの宿泊者は拝観禁止」と看板が建っていました。言わなければ、どこのホテルに泊まっているかなんてわかんないわけで、京都ホテルは景観を乱してるというアピールなんでしょうね。わたしとしては風情ある京都の景観を維持して欲しいです。昔は、京都は新参者が商売しにくい地域といわれていたそうですが、今はどうなんでしょうね。

この間、主人と家の近所を歩いていたときに、新築のどきついピンクの外壁をした家を見つけました。「凄い色」(あの家だけ浮いてて目障りやわあ)と思って言ったところ、主人は、「うん、かっこええなあ、俺あんな色の家に住みたい」人それぞれ感じ方って違うんだなあと改めて実感しました。


[252] 選挙ポスターの色 (のん) 4/21 0:08

こんにちは。

しばらくパソコンを修理出していたので久しぶりの参加です。

企業の色、景観の色・・・とたくさんの話題があって興味深く読みました。景観の色については、日本はもっと考えるべき!!といつも思います。海外から「日本に帰ってきた〜」と実感するのが、ごてごてした色合いの看板を目にしたとき。看板は目立たなくちゃ意味がないのはわかるんだけど・・・。これから変わっていくことを期待しましょう。

それから最近気になるのが選挙。といっても選挙の中身は、あまり関心はなくて選挙ポスターの色使いを、気にしてみています。多いのは、名前の文字色が赤や黄色、または青地に白抜き。赤や黄色は、やっぱり人目を引くし、青はさわやかなイメージなのかななんて想像してます。でも、みんな似たり寄ったりというか同じようなポスターが並んでいるように見えてしますのです。もっとセンスのいい、凝った色使いのポスターの候補者がいたら投票するのに・・・なんて思ってしまいます(笑)。

みなさんの地区ではいかがですか?


[251] 青と藍 (松林) 4/19 23:15

皆さんは、「青」や「藍」という言葉から、それぞれどんな色を思い浮かべますか?

虹の七色は、色相順に「赤 橙 黄 緑 青 藍 菫」と表現します。英語では「red orange yellow green blue indigo violet」です。

ところが、印刷用語ではCMYKのcyanを「藍」、magentaを「紅」と訳します。すると、「藍」は「緑と青の中間の色」ということになります。

つまり、「虹の七色」と「印刷用語」とで、藍と青の順番が入れ替わってしまっています。なんで、こんなややこしいことになっちゃんたのでしょうね?

虹の藍(indigo)は青紫に近く、CMYKの藍(cyan)は青緑に近い色です。また、虹の青は青緑に近く、RGBの青は青紫に近い色です。

ですから、印刷の三原色が「青(blue) 紅(magenta) 黄(yellow)」で、光の三原色が「赤(red)緑(green)藍(indigo)」という呼び方にした方が良かったのでは、と思います。

RGBやCMYKという言葉は定着しているので、今さら変えるのはかえって混乱を招くかもしれませんが(^^;;

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