9 30

今日で9月も終わってしまう。
9月は夏の疲労がそのまま残った感じで過ごした。

19日から5連休が始まり、そのまま10日間ほどを休養しながら過ごす。
これは疲労感のせい。
この間はメールの開封を休んでしまったので、今日からせっせっとメールを書く。
そんな訳で、メールの返信が遅れてしまい、いろいろいろんな人に迷惑をかけたかも知れない。

メールを書くのも、仕事なので休養がいる。
ご理解をよろしくお願いします。


さて、昨夜、深夜にジョギングをしていたら、小雨が降り始める。
走りを中断する。
中断してシャワーを浴び、ぼっとしていたら、何だかすごく眠くなる。
そのまま、布団に入り寝てしまう。
朝起きてみれば、小雨は降り続いている。
結局、小雨は一日中、降り続いていた。
秋だな。
小寒い。

9 28

昼、散髪をする。
床屋から帰宅して、駅前の献血ルームに行く。
これは突然の思いつきで、400CCの献血をする。
献血ルームは大名古屋ビル3階にある。
駅前まで自転車で行き、有料の駐輪場に自転車を停める。

巡回バスでの献血は短時間で済む。駅前のルームは、献血者が多いせいか時間がかかる。
献血の前に東急ハンズに寄り色々な金具を購入する。
たいていの場合、ハンズのクラフト売場に欲しいものはない。
今日もなく、まあ、仕方ないと諦める。

帰宅すると夕方になっている。
小雨は降り続いている。一日中、どこか小寒い。

先週の一週間は連休で始まったせいか、休息ばかりしていた。
今日は月曜日で、仕事の再開という感じがしない訳でもない。

9 23

余韻は続くらしい。

昨日、歌舞伎を観たと書き、それは素晴らしかったと書いた。
そのまま今日になり、その余韻が続いているのに驚いて一日を過ごす。

感動してしまうと、何も書けない。
素晴らしいの一語を書いてしまえば、もう何も書けない。

検索に「平成中村座」を入れてみると、いろんなブログに突き当たる。
それを続けて読んで一日を過ごした。
誰もが同じ感動を抱いたらしく、それぞれのブログにうんうんと頷く。

因みに、観たのは「平成中村座」の昼の公演で、演目は「法界坊」という。
歌舞伎には無知でも、その世界に入り込んでしまう。
入り込んで、3時間が過ぎてしまう。

舞台に圧倒されたことは、正直に書けば、生涯を通じてない。
本当になく、それでもこうなる。

スタンディングオーベーションを観客の誰もがする。
あれ、誰だって自然にする。
役者が、どうだいって感じで、舞台から観客を眺める。


あれ、いいな。


昨日、一緒にいた人を相方と書いたけど、相方がチケットを入手してくれた。
よく、入手できたと感心する。
実は、相方と書いているけど、相方は妻ではない。
変な関係を構築している訳ではなく、つまりは友人関係の人だけど、
人生にはこうした人が時々現れて、時々何かを与えてくれる。

案外、僕は人との関係に、かなり恵まれているのかも知れない。

これは、間違いなく幸福なことだ。

9 22

先月、名古屋城に何度かいた。
今日、その名古屋城に向う。

実は、名古屋城の西の丸前に芝居小屋が出来、ここで中村座が公演をしている。
つまりは歌舞伎見物に出かけた。

歌舞伎見物は初めてだった。
名古屋で歌舞伎となると御園座となるのだけど、この9月は名古屋城になる。
で、歩いて出かけた。

中村勘三郎が芝居をしていた。
これが、良かった。素晴らしく良かった。

小屋は小さいので、仕掛けが出来て、仕掛けは素晴らしいの一語に尽きた。
あれはいい。

歌舞伎見物には相方がいた。
芝居の後で、相方ときしめんなどを食べ、城内をぶらつく。
休日のせいか、城内に観光客は多い。

夕方、相方と一緒にラシックにいた。
歌舞伎が初めてなら、ラシックも初めてになる。
このラシックの8階にいくつかのレストランがあるので、そこで食事をする。
オイスターバーがあったので、入る。
牡蠣は好物で、相方も大好きだと言う。
カウンターに座り、オイスターの色々を食する。ビールを飲む。
すると、相当にいい感じになる。


時々は、こんな日があっても悪くはない。

9 21

深夜、ジョギングをしている。
いつも、町内を10周ばかりしている。
9周目に人に呼び止められた。

「ユウイチです、ユウイチです。」と携帯をかけてる大きな若者が声をかけてきた。
時間は深夜1時半で、声が大きく響く。
「ユウイチ」とは雄一と漢字で書く。
雄一は、彼が中学生の頃、僕が面倒を見ていた集団にいた一人で、突然に目の前に現れた。
で、深夜の町内の道路で会話が始まる。
あまり、いいことではない。
きっと、声は響き渡ったんだろうな・・・・。


NHKの大河ドラマの物語は「関が原」に入る。
ドラマは石田三成を好意的に描いているので、三成の家臣島左近も好意的に描かれる。
この島左近は石田家の家臣といえど、関が原の頃には4万石ほどの石高があった筈で、
4万石ともなると1千ほどの軍勢を率いている。
関が原での彼の布陣は石田三成の前方に位置し、つまりは最前線に布陣する。
彼の前面の軍勢が黒田長政で、黒田長政は3,500の軍勢を率いる。
だから、島左近の軍勢は黒田長政と激闘を演じることになる。

この島左近の末娘を珠といい、この女性が成人して柳生兵庫の妻になる。
珠は名古屋に住んだ。
住んで、やがて柳生兵庫の子供を産む。
その子が成長し、柳生連也斎と名乗る。
柳生新陰流はこの連也が大成させたといわれる。
その「連也口伝書」は連也13歳の口伝で、天才というものは13歳で何事かをしてしまう。

島左近を眺めると、血筋というものを考えてしまう。

9 14

酒屋で、ビールを買い、ついでにお酒を買う。
もうお酒の時期かな?と聞けば、うーんと主は唸る。
何とも難しい期時ではある。

今年の夏はビールが売れなかったと新聞に書いてあった。
売れなかったの?
売れんかった。第3のビールばかりが売れたと酒屋の主は言う。

そういえば、「一心」で飲んでいた時にお店のおばちゃんもそう言っていた。
夏はお客がさっぱりだった。
暑さのせいばかりではなく、不景気も影響しているのだろう。

9 13

昨日「一心」で飲んでいた。
久しぶりだった。お店の人もお久しぶりと言う。
土曜日の夜で、満席かと思えばお客はいない。
本当に誰もいなくて、カウンターには座らず座敷で飲んで食べていた。

一心では、本当によく食べる。
料理が実に旨いのだ。
帰宅すると、久しぶりのせいか、飲み疲れの感覚がある。
その感覚のまま、今日になる。

その今日は、ふたつきぶりの生徒が来ていた。
ひとつきぶりの生徒も来ていた。

どうも、教室ではなく、サークルのような気配がしている。
ここの話だ。
作業している生徒を眺めていると、そんなことばかりを思う。

サークルなので、やはり入会の資格はいるんだろうな・・・・・・。

ここは誰もが入れる教室ではないかも知れない。

9 11

時々、今日はどんな日だったかと一日を終えて考えることがある。

特別良かったことがあった訳ではなく、悪いことがあった日でもない。
つまりは普通の日だったのだけど、この普通というのが、どうやら幸福ということらしい。

話題を変える。

今日の午前は電話が多かった。
配偶者がそれに応対をしている。
午前はいつもそうしている。

夕方、電話が入り、配達された品のお礼を聞く。
実は、お礼のメールはよく貰う。お礼の手紙を頂くこともまれにある。
今日は、それが電話になる。
人が人と関わり、お礼で終わるのはいい。。


さて、明日は土曜日になり、明後日は日曜日になる。
仕事をしているにしろ、週末の気分は漂う。
週末は雨らしい。

9 10

さっき、たい焼きを食べた。
残りはひとつになった。

最近、美保さんがよくここで作業をしている。
美保さんは今年の春に大学を卒業したので、時間が出来たと言う。
そう言って、三河から車でここまで通い、作業をしている。

今日、その美保さんがたい焼きを焼いたと持ってきてくれた。
小粒のたい焼きで、それが旨かった。
あんまり旨いので、続けて3個を食べてしまう。

たい焼きを焼いたりする人がいる。
たい焼きの中にはあんこが入っている。
そのあんこが僕の好物で、自然にたい焼きも好物になる。
彼女は、それを知っていた訳ではないだろうに・・・・・・・。


名古屋は昨日から秋になる。
昼間、空を眺めていたら、空は秋の表情をしている。
夜空は澄んで、月が綺麗に見える。
突然に秋が来たという感じがする。

深夜、身体を動かしている。
1時間ほど動かしていると、シャツは汗まみれになる。
昨日はそうではなく、今日もそうではなかった。

確かに、突然に秋が来た。

冬も突然に来るかも知れない。

9 6

午前にりょうが来る。呑気に歩いて来たので暑い暑いと言う。冷房効いてないよと言う。
日差しを受けて歩いたせいだろう。余程暑かったのだろう。

りょうは一年ぶりに来る。
ブランクあるなとりょうは言う。
そういうりょうは少し幸福な感じがしている。

ケーキをお土産に持参したので、隣でコーヒーを頼んで一緒に食べる。
コーヒーを持って来たママさんは相変わらずに無愛想で、言わなくてもいいことを平然と言う。
女性には女性の差というものが歴然とあるなと妙な思いに囚われる。


昼になると女性の生徒がふたり来る。
生徒が来るとりょうは帰ると言い、僕はりょうを車で駅まで送る。
留守番を生徒に任せ、りょうと短いドライブをする。
確かに町は暑い。


夕方になると時間が気になる。
時々時計に目をやる。

5時少し前に自宅を出て、地下鉄名古屋駅へと向う。
地下鉄に乗り覚王山を過ぎて本山に到着する。
そこから少し歩くと吉田君の工房がある。
その工房には僕の生徒の集団がいて、宴会の準備を終えている。
そうなのだ、そこには宴会が待っていた。

出発とはいいものだ。
準備が満足するものではなくとも、走り始めるとはその行為が満足すべきものだ。
それを仲間が祝ってくれる。

仲間がいる。これはどんな準備にも勝るものだ。

そんなことを思いながら、自分の工房のオープンを思い出していた。
思い出したら、誰もいなかった。
仲間はどこにもいなくて、お客もいなくて、お祝いの言葉もなかった。
ほんとにひっそりとオープンしたものだった。
僕の工房はオープンから30年近くが過ぎる。
吉田君の工房は始まったばかりになる。
走り始めはきついけど、やがては楽に走れるようになる。
楽になると周りが見える。

宴会は楽しく、名残を残しイナの運転する車で帰宅する。
ビールのせいではなく、気分はいい感じになっている


9 3

気が付けば9月も3日が過ぎている。

午前に東京のめぐみさんから小包が届く。
開けてみるとお菓子が入っている。手紙も同封されている。


早速食べてみる。甘い和菓子は僕の好物になる。
ふーんと食感を楽しんでいると、生徒さんが来る。
一緒に食べる。

実は、先月のお終いの頃から体調が悪かった。
夏バテなのか、気分的なものか分らず、休んで過ごした。
そうでも深夜になると、身体を動かして汗を流せばいいんじゃないかと、そのとおりのことをする。
汗が出てしまうと、身体に異常は感じなくなり、そうやって回復した感じがする。

今年の夏は短く、秋が急いで来る。
急いで来なくてもいいだろうにと思う。