ウェンディ・ギャレット(ガン×ソード)
 (製作2005年11月 やまとより発売予定)


 ■ホビージャパン2006年1月号掲載
 
ホビージャパンからの依頼でガン×ソードよりウェンディを作らせていただきました!ホビージャパンの仕事はエヴァンジェリンに続いて2度目なのですが、今回はきちんと記事も書かせていただけたのですごくうれしいです!梓は昔ホビージャパンの読者交友コーナーにイラスト投稿していたことがあったので、こうして本誌に記事を書かせていただけるなんてとても感慨深いものがあります。


■製作


 今回、すごく製作時間が押していたので製作途中写真が撮れなかったのです。
写真はほぼ完成に近い状態。これからまたいろいろと手を加えています。(ついていないパーツもありますし…)
あ、目線が完成品とは違う方向むいてますね。目線が違うだけでも印象がかわりますね。
材料は100%スカルピー製。銃もスカルピーで作ってあります。足元に転がっているのはカメオ。この頃は確かカメオを本物のヒモでつるすかどうか悩んでいた。
結局はヒモ部もスカルピーで造形しました。グレーだとお尻の具合がよくわかりますね(^^*
 この後、監修を受けてOKが出たあと、型取り,複製,塗装になります。


 塗装しました!
 こちらは梓が撮影したもの。やはり誌面のプロによる撮影は上手いですよね。ちなみに誌面左の銃は少し下がり気味なのですが、この写真のように左手が銃のスライド部(?)にそえるような形になるのが正しい位置。(HJ誌面右ではきちんとなってますね。左誌面は意図的にずらしたのかな?)
 銃はきちんとホルスターに収めることができるように作ってあります。ペンダント状態のカメオも見えないけれどもきちんと手足を縮めているところも作ってあります。

 
 顔のUP。設定画通りにきちんと”鼻の穴”も作ってあります。自然にかわいらしく見えるように作るのに苦労しました。設定画を見てもらえるとわかるようにウェンディは顔の起伏がけっこうあり、アニメ顔の中でもどちらかというと”リアル系”な感じで、唇、頬のライン、鼻、顎等さまざまな角度から見ても違和感なく見れるように作らないといけないと思ってかなり苦労しました。HJ誌面では顔をいろいろなアングルで撮っていただいているので「作り甲斐があった」という感じでうれしいです。
 顔の塗装に関しては唇部も微妙に色を変えて、つやアリで塗装しています。
 髪の毛のおさげ部分、通称”えびふらい”ですが、これも設定通りに作るというよりは三つ編みであることを前提として形を作り出しました。

■監修
 今回のウェンディは形が完成した状態で谷口悟朗監督、キャラクターデザインの木村貴宏に監修してもらうということでホビージャパン、ビクターの方とガン×ソードの製作現場に行って、直接対面して監修していただくことになったのですよ!(凄いっ!) …ということで行って来ました、製作現場!!とは言っても直接作業している現場は見れず、空いている作業場の横を通り、打ち合わせ室へ。でも、作業場のいたるところにはガン×ソードのコピー原画やらテープやらがいろいろ置いてあって製作現場の雰囲気たっぷりでした。梓が行った当日は残念ながら谷口監督は急用で来れなかったのですが、木村先生にはばっちり監修を受けられました。
 このときのウェンディは表面処理が終わった未塗装の状態。木村先生がそのウェンディを手にとって監修を受けている間、梓は「どんなところを注意されるのだろう…」とドキドキですごく時間も長く感じました。(実は梓は木村先生の絵が大好きで、その先生に自分の作ったフィギュアを直接監修してもらっていることもあり、その時は不安とうれしさの入り混じったなんとも形容しがたい心理状態だったのでした。)
 結果は”一発OK!”そればかりか手や足の表現等、苦労した”えびふらい”も褒めてもらえました(天にも昇るような気持ちとはこのことか?!)(>v<
それに「銃がきちんとホルスターに入るんですよ」と背中のホルスターに銃を入れて見せたろころ、すごく喜んでもらえました。
 木村先生に会えたことと、一発OKが出た喜びの勢いそのままにウェンディの塗装作業にも力をいれてがんばりましたよ(>v<b
塗装後、谷口監督と木村先生に再び監修を受け、OKがでて晴れて誌面掲載となりました!
あ、木村先生の印象ですか?背が高くて感じの良い人でしたよ(^v^b  (失礼ではありますが、大先生ということで気難しい人を想像していました)

■インタビュー
 そもそもこのウェンディ、企画段階(出席:ビクター、ホビージャパン、やまとの方と梓)で”製作したフィギュアと一緒に声優さんへインタビュー”記事をやろうということになっていたのです。それで、ウェンディの声優、桑島法子さんにインタビューのスケジュールを空けていただき、その期日までにフィギュアを完成させるというものだったのです。ホビージャパンS氏「梓さん、絶対間に合わせてね…」 す、すごいプレッシャーでしたよ(^^; (結構、タイトなスケジュールでした)
 
 で、なんとそのインタビューに梓も同席してました!(記事にでてますよね)
 きっとホビージャパンS氏の梓への御褒美だと思います・゚・(つД`)・゚・  (時間的にも製作大変だったので…)
 桑島さんですよっ!ミスマル・ユリカですよっ!フレイですよ!ステラですよっ! この仕事していて声優さん(しかも桑島さん)に会えると思わなかった・゚・(つД`)・゚・  
桑島さん、最初、ウェンディのフィギュアを量産品だと思っていたらしく、今回のインタビューのための作りおこし品で世界に1個しかないものですと言ったらかなり驚かれていました。ちょっとスパッツを気にされていた様子。ちょっとお尻がエッチっぽかったか?!(>< (すみません。)

 今回のお仕事は思いもかけず木村先生と桑島さんに会えて本当にうれしいお仕事でした!
なんか一生分の運を使ってしまったのではないでしょうか…(もしかして死亡フラグ?!)
エヴァンジェリン、ウェンディと2号続けてホビージャパンに掲載していただきましたが、また機会があったらお仕事させていただきたいです。(Sさん、お願いします♪)