「赤い薬」の作者土田英生氏とは?
土田氏は京都在住の劇作家・演出家で、劇団MONOの代表。
あたふたの江平が演出助手の仕事をした時にMONOの俳優である
水沼健氏が出演していたのが縁です。
土田氏は同じく関西の演劇人である鈴江俊郎氏、松田正隆氏らと
同人誌「LEAF」を発行しており、97年にMONOによって初演された
『赤い薬』は「LEAF」誌にも掲載されました。
あたふたでの上演はこの「LEAF」に掲載されたテキストに拠っています。
土田英生(つちだひでお)
MONO代表。劇作家・演出家・俳優。1967年生まれ。愛知県出身。
1985年、立命館大学入学と同時に「立命芸術劇場」に入り演劇を始める。
大学中退後、東京へ。「月蝕歌劇団」に俳優として参加。
一年で退団、京都に戻り「B級プラクティクス」という名前で劇団結成。
89年旗揚げ公演『狂い咲きシネマ』上演。その後91年「MONO」と改名し、
数々の作品を作・演出・出演する。設定のズレから生ずる可笑しみや人の哀しさを、
軽快な会話劇として見せることで評価を得ている。
代表作に『約三十の嘘』『―初恋』『きゅうりの花』(岸田戯曲賞最終候補作)など。
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