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『ペコ』公演に寄せて Qui-Taさん、今回は作家としても役者としても公演に参加していなかったわけですが、その間、どこでどう過ごしていたんですか? 「そりゃ、もう、修行してたね。山ごもりだね。感性を研ぎ澄ましてたね。ルーティーンワークに埋没して枯渇していく創造力を再度湧き出させる作業が必要だったんだ。まだ手探りだけど、きっかけは掴んだと思うよ。」 次回作は自分の演劇人生にとって転機となるだろうと関係者に語っていたそうですが、その意図は?どんな作品を構想していますか? 「えっ、そうなの?・・・う〜ん、じゃ、じゃあ、・・・社会をエグっちゃうね。例えば、・・・変だと思わなかった? いや、今度の参院選さ。みんな、小泉首相の基本的な政治スタンスを理解して投票したのかな?海外のメディアの方が、その辺、わりと素直に把握していたんじゃないだろうか。見方を変えると、意識するとしないとに関わらず、みんなの考え方が右傾化してるってことなのかな?僕も長らくコンサーバティブで通してきたけど、今回はちょっと違和感を感じたね。 なるほど。演出の羽田野さんの話ではもう少し具体的に構想が進んでいるようだったんですが・・・。まあ書き始めるまではどう転ぶか分からないってことでしょうか。充電期間を納得させるようなクオリティの脚本を期待したいですね。 Qui-Ta[聞き手:江平朝子] (『ペコ』パンフレット掲載のものを一部改稿) |