8月11日

 早いもので、今週の土日の稽古で本番前の稽古は最後です。後は小屋入り後にちょこっとやるだけなのですね。
 ここに来て、役者達もようやく各自のキャラを出した演技をこなせるようになってきたので、後、2,3週間くらい揉みたい所なのですが・・・。
 日曜日に最後の通し稽古をやったところ、みんな気合入りまくりでテンションが高いだけの、雑な芝居になっておりいまひとつでした。本番はもっと気合入るので、冷静と情熱のあいだで自分をコントロールしていきましょう。

 長い間、ご愛読ありがとうございました。残念ながら今回でこの連載も最終回となります。続きは劇場に足を運んでいただきお楽しみ下さい。関係者一同、心よりお待ちしております。(江刺)

*小屋入り=劇場に入って本番の準備を始めること。写真は左から、江刺、松澤、ながとも、三品、池野。『サーキットの鹿』稽古日誌は今回が最終回です。皆さま、劇場でお会いしましょう。公演後は舞台写真、楽屋風景写真などをUPします。お楽しみに!(江平@管理人)

8月4日

 初めて衣裳を着用しての通し稽古。個性豊かな衣裳の数々。格好が本番仕様になってくると、気分も高まってきた。俄然面白くなってきたぞぉ!みんな、お互いの姿を見て、本番中に笑わないように。
 最近、われわれの芝居が、お客さんにはどう映るんだろうと不安になってきた。でも、稽古で出された駄目をひとつひとつクリアしていけば、よさげなものができるんですよね。(矢野)

*駄目=ここが良くない、あそこはもっとこうしたほうが良いなどの指摘。こうした指摘をすることを駄目出しという。
 写真は通し稽古中。衣裳や小道具が本番用のものになるといきなり演技が良くなったりする。劇場に入ると更に舞台装置や照明が加わり、役者をその気にさせる。(江平@管理人)

8月3日

 前半部分を細かくチェック。今まで保留にしておいた部分も意味づけを明らかにし、一挙手一投足を詰めていった。
 今日、演出家から主役に対して「主役らしくなってきたねぇ。」とお褒めのことばがあった。おっ!パチパチ。自分を信じて、楽しくおもいっきりやりましょう!(矢野)

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