11月19日

 今日は、東京あたふたのワークショップに参加した。
エチュード(即興?)を、はじめて体験することが出来た。
初めての体験なので、とてもワクワクドキドキだった。
いままでは何気なく見ていた台詞・動き・間合い・声のトーン、
これら全てがそろうときに、演技になるんだなーと、改めて感じることが出来た。
それは、自分で演技をさせてもらった時に特に感じたことだ。
自分の感じたことや、伝えたいこと、それを演技することの難しさも痛感した。
何回か繰り返し演技をしていくうちに、もっとうまく表現できたらなーと、悔しさも感じた。
演技の後の、それぞれの寸評のときなどもうまく言うことが出来なかった。
今回のワークショップの参加は自分にとって、何かを感じることが出来たような気がする・・・。
心地よい緊張感の為に、今夜は良く眠れそうだ!(本間)

 ひさしぶりのワークショップ。羽田野・池野に加え、おなじみのTAIRA氏、いたち隊メンバーの榎本氏、本間氏での小人数での練習になった。
 脚本家のQui-Taがワークショップのために練習作を書いてきたので、それにそって2組ずつ、エチュードを行った。内容は、なぞの男が新聞がほしいために新聞配達員を追いかけるというもので、ひたすら走る脚本だった。羽田野は「セリフは、覚えなくてよい。いかに面白くなるか考えろ!」と、いうものの、最初は脚本に忠実にやろうとするメンバーたち。何回かやっていくうちに、それぞれ、キャラクターや設定を考えられるようになり、面白いエチュードになってきた。演技しながら、面白くしていこう、話を展開していこうと考えるのだが、やはり、走りながら考えるのは難しい。
 ワークショップならではの、面白い実のある練習になった。(池野)

 *本間君は、先日私が舞台美術を担当した劇団いたち隊の公演で舞台装置の製作などを手伝ってれた人物。演技経験はこれが初めて。エチュードとは練習のためにやる即興芝居のこと。打ち合わせや練習なしで演技しながら芝居を作っていく。テーマやシチュエーションだけが与えられている場合、基になるせりふだけが与えられている場合など、いろいろな方法がある。(江平@管理人)

 

10月22日

 今日は劇団いたち隊の通し稽古を見学。その後芝居を観る時の観点について話し合った。
実は見学する前に、芝居に対して観点をそれぞれ持って観る事を課題としていた。
その日見学した通し稽古について意見を交わしあい、
お互いがどのような観点を持って芝居を観ているのか理解する事ができた。
話し合いをしている内にこの日は終了。
発声や運動をする時間がなかったのが、少し残念であった。(松澤)

 *いたち隊は横浜の劇団。同じ施設を利用している縁で交流がある。
この日は、各々その日特に注目する視点(例「役者の目の動きに注目する」等)を設定しておき、通し稽古を見学した後でそれに沿って意見を発表しあった。漠然と「よかった」「よくなかった」と話すことでは見えてこない各人の演劇観が見えてきて面白い。お互いの演劇観をより具体的に理解するための方法。(江平@管理人)

 

10月1日

 2000年秋から2001年春にかけて行うワークショップの2回目。
 このサイトを見て来てくれたOさんは初参加。演劇活動は未経験とのことなので、基本的な肉体訓練からじっくりレクチャー。人に教えながらやるのはなかなか難しく時間もかかるけれど、日頃自分たちがやっている訓練の内容の再確認にもなってなかなか有意義。
 肉体訓練の後は柔軟な発想を養うための簡単なエチュード。様々なくだらない遊びの中で、イメージを自由に広げる。(江平@管理人) 

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