'09年9月27日(日)

稽古の写真 稽古の写真

今週は通し稽古なるものを執り行った。
ここ1ヶ月シーン毎に詰めていた稽古を順番通りに通してやり、本当に面白いかを確認するのだ。
通し終わった後の制作O女史の感想が「海賊チームは良かったけどファミレスチームはよく解らない」とのこと。
ファミレスチームの俺は、自分でもどうかな?と思っていたところに図星を指され、非常にショックであった。
さらに稽古後の飲み屋で、演出家に「私もそう思っていたよ、言わなかったけどね」と鬼の首を取ったかの如くのたまわれ、
超頭に来た俺は杯をひっくり返して席を立ち、夜の街に消えたのであった。

余談だが、今回は海賊モノということなので、脚本家は『ワンピース』を参考に書いたに違いないと、稽古ではことあるごとに『ワンピース』のエピソードを引き合いに出し、みんなで話し合ってきた。
が、しかし、先日ひょんなことから、脚本家先生は『ワンピース』などちっとも読んどらん、ということが判明した。
海賊を語るにおいて、『ワンピース』を読んどらんとは何事じゃ。
脚本家先生に告ぐ、
今からでも遅くない、
『ワンピース』を読むべきだ、
そして、『ワンピース』を参考に脚本を書いたことにするべきだ。

でも本当は読んでんだよね。
先に云われちゃって、恥ずかしくなったんですよね。わかってますぜ。(江刺)

*皆さんご存知のことと思うが念のため書いておくと、『ワンピース』はかの少年ジャンプで連載中の、テレビアニメ化もされているアレである。
 写真は通し稽古のもの。左は小島とQui-Ta。右は小島と岩井。(江平@管理人)

     

 

'09年9月22日(火/祝)

稽古の写真 稽古の写真

いやぁ、世の中は5連休だか9連休だか言われているのに・・・私らは汗にまみれて稽古に明け暮れる日々です。
そして、今日はその3日目・・・稽古よりも大切な一大イベント!
舞台美術の先生の接待の日です!!!
いやもう、大変!!役者はみんな必死ですよ!
だって、ちょっと目を離すと「床に砂利を敷き詰めたり」「舞台裏通路が異常に狭かったり」「パネルに穴が開いていて裏を通る時に体勢を低くしないと見切れたり」「椅子なのに凸凹して不安定だったり」
と、まぁみんなは自分の演技スペースの確保に大変でした・・・えっと、ご機嫌取り・・・ですね(^-^;
俺はと言えば、当然最後まで残って接待しました!
苦労の甲斐あり、床に砂利やら貝の破片やらガラスの破片は敷かれずに済み、舞台裏も穴は開けられず、十分なスペースも確保できました!
しかぁし、気を許してはいけない!
いつ何時、考えが変わるかわからない!なんと言っても右脳で生きている方なので・・・俺は本能だけね(^-^;
こうして日々、フォローに明け暮れる稽古です(^-^)
さぁ、今週末は第一回目の通しだ!ガンバっていきましょうかね・・・あぁ腰が痛い(^o^)(岩井)

*舞台美術も担当している(というか舞台美術が本業の)管理人の江平です。
 その節は大変楽しく接待して頂きました。ありがとうございました。終電を逃しても熱弁を振るっておられた心意気は確かに胸に届きました。おかげですばらしい舞台になりそうです。
 写真は9/20のもの。左は佐藤の振付けと指導の元、全員で
ウォーミングアップのダンス。なかなか様になってきて、劇中でも披露したいくらい。一糸乱れぬ踊りではなく、踊り方にそれぞれのキャラが出ている不揃い感が面白い。右は立ち稽古。岩井と佐藤。(江平@管理人)

     

 

'09年9月13日(日)

今週は土曜日と日曜日、パートを分けての稽古。

今回は衣裳兼任な私。
稽古場で出来る内職物を持参します。

今日は古着切断してみました。
どう使えるかもわからないまま。

あれですね。

完全に独創的なラインが許されるなら無茶もするんでしょうが、
そうも行かない部分があって、頭が繋がらない。

切々の時間じゃなかなか上手くいかないもどかしさを感じつつ、

安請け合いしちゃったなあ、
しくじったなあ、

と後悔の念もありつつ。

でもできると思ってるの。

いいもの。(佐藤)

*今回の芝居はファミレスパートと海賊パートが交互に積み重なっていく構成なので、どちらかのパートのみを集中して稽古することも。
 両方のパートに出演しているのはQui-Taと堀。二人のファンにとっては大変お得な芝居となっている。(江平@管理人)

     

 

'09年9月6日(日)

〈番外編〉今日は稽古を休み、東京あたふたの先輩劇団にあたる「演劇レーベル ボータンツ」の公演を観に大塚へ。2008年池袋演劇祭大賞受賞作「AWAY TARGET」凱旋公演だ。
 開場直前に到着すると、ロビーは既に待ち客で埋まっている。小劇場に行って面白いと思うのは、客の装いが雑多なこと。大ホールのほうが、客数は多いのに、むしろ客の嗜好がある幅の中に収まっているのを感じる。
 受付へ進み、地元の酒屋(最近見つけた、ちょっとお気に入りの店)で仕入れた日本酒を差し入れ、予約していたチケットを受け取る。
 と、客席へのドアが開き、座長の高橋さん登場。開場だ。もぎりを務める高橋さんは、素っぴんに黒のジャージ。「あれ、出演するはずだけど…」出番まで余裕があるのか?
 中に入ると真っ赤なオーバーオールに身を包んだ座付作家・花田さんに迎えられる。もう、旗揚げメンバーで残っているのは、この二人だけ。「よう!」「どもf^_^;」と軽く挨拶を交わして客席へ。
 ひとしきり舞台装置を眺め、照明を見渡し、当日パンフを精読して予習終了。
 トイレを済ます。お茶を買って喉を湿らす。携帯の電源を切る。隣の客は黙々とチラシを読んでいる。マスクは必要なさそうだ。
 準備は整った。いい気分だ。It's show time! さあ、愉しい時間が始まる…
〈おわり?〉(Qui-Ta)

*最近ちっとも芝居を観に行けない私にとっては非常にうらやましいリポート。
 「演劇レーベル ボータンツ」は、私や羽田野、Qui-Taが都立大在学中に、OBが旗揚げした劇団。あたふたとは芝居のカラーも運営方針も全く違う劇団だが、教わったことも多いし、その活躍ぶりは励みでもある。
 写真は前日9/5のもの。左から岩井、小島、Qui-Ta。(江平@管理人)

     

 

'09年8月30日(日)

今回小道具担当で参加することとなった稲葉谷です。
稽古してないのに稽古日誌です。
・・・・・・あれ?

今日初めて舞台のラフプランが公開されたので、
それを見たうえでの立ち稽古が始まりました。
この日の稽古のキーワードは

「おポンチ」

・・・というのは冗談ですが、
どうやらそこかしこに「おポンチ」があるようです。
むしろ、あたふたさんの作品作りの途中にはいつも
「おポンチ」がいっぱい隠れていて、
ツボにはまりやすい私はいつも爆笑しています。
おポンチを考えたり聞いたりするのは楽しいのです。
楽しいのですが・・・。
予想外の小道具を使いたがるご発言に冷や汗。
「舞台のあちこちに置いといて」・・・って、予算が足りませんってば(爆)。
(稲葉谷)

*スタッフも稽古場に居る時は立派に稽古に参加しているはずなので、稽古日誌を書く資格は充分。 今回の小道具は、「店員を呼ぶ押しボタンのついた装置」「メニュー」(ファミレスの)「爆弾」「剣」「拳銃」(もちろん海賊の)等々、揃えがいがある楽しいものばかり。稲葉谷の手腕に期待だ!(江平@管理人)

     

 

'09年8月29日(土)

こんにちは。堀真幸です。夏ももうすぐ終わりのようですね。
この夏の思い出といったらセミを無駄に泣かせてしまった事くらいです。

さて、所用で長らく留守にしてまして、本日久々の稽古参加です。
久しぶりに稽古場に入るときの緊張感はたまりませんね。
登校拒否から復帰する時の気持ちって、こんななのかな?
それとも育児休暇から復帰するときの気持ちに近いのかな?
どちらも経験がないのでサッパリわかりません。

しかしまあ当然なのですが
稽古はエラく進んでいて焦りました。
浦島太郎も真っ青な勢いです。

このギャップだか何だかをとっとと埋めなくては。では。(堀)

*「稽古に復帰する時には台詞が全部頭に入っているはずです!」と言っていた(もとい言わされた?)堀。稽古場に残されていた他の役者も負けじと頑張っていたのだが、上記の写真を見ても分かる通り、脚本を手放している者はこの日の時点では誰一人いないのだった。
 写真は左から江刺、堀、Qui-Ta。(江平@管理人)

     

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