01/26
「MFゴースト 2nd Season」(去年放映)

 第3戦を前にマシンを強化。
 予選でも上々の成績。
 しかし本戦の前日に主人公が腕にケガ。

 思わず「ハイスピード・エトワール第9話の悪夢」が頭をよぎったが、

・ケガの原因を作った当人は真面目に罪悪感に苦しんでいる。
・主人公は腕のケガでギアチェンジが思うように行かないながらも試合に出場。
 痛みに苦しみ、順位を下げ続けながらも、闘志は消えていない。
・対戦相手も実況も解説者も、主人公の明らかな不調に「片桐選手に何があった?!」と大騒ぎ。

と、萎えるどころか盛り上がる形で第2シーズンを終えた。


 大河ドラマ「光る君へ」(去年放映)

 道長を始め、レギュラーメンバーからの死者はある程度出ているはずなんだが、それでも源平、戦国系大河に比べるとかなり少ない気がする。
 特に主人公の父、乳母、従者といった身近な人々が最後まで存命だったのが大きいか。

 最後の「嵐が来るわ」
 この一言のためにこの物語があったような気がする。


「仮面ライダーガヴ」第20話「突入! 闇菓子工場へ!」

 ショウマはラーゲ9ことラキア・アマルガを説得し、グラニュート界の闇菓子工場へ乗り込む。
 タケシを含む加工前のヒトプレスを回収し、グロッタと戦いつつ人間世界に戻るが....


 ラキアはショウマの説得に応じる前に、ニエルブからゼリーゴチゾウを受け取っていた。
 ヴラム・ゼリーカスタムは透明化と引き換えに、透明になっている間は心臓を強制停止させられるというかなりハイリスク・ハイリターンな能力を持っていた。
 その能力を駆使してエージェントを次々に倒す際には「最後の審判」が流れていて、彼もようやく主役側の仮面ライダーになったことを暗示している。

 グロッタのグラニュート態はイカ型。
 前にも書いたけど、絆斗はやっぱり水棲生物系と相性が悪いのか。

 ラキアの弟コメルは、背中を一刀のもとに斬られて殺されていた。
 グロッタは鎌を使うけど、コメルに心当たりはないらしい。
 処分した闇バイトの顔や名前などいちいち覚えていないというだけなのか、他に犯人がいるのか。

 本気を出せばすごく強いのに、その本気を出したのが立場も役職も無くした後だったシータとジープ。
 ヴラムとガヴ・ケーキングフォームの二人がかりでも歯が立たないにもかかわらず「もっと楽しめそうだから」ととどめを刺さず、さらに戦闘の巻き添えで工場の設備を壊したグロッタ。
 3人とも、上からの命令で最前線で戦う分には有能だろうけど、企業や組織の幹部にはとことん向いてないな....
 彼女たちが最初から、敵だった頃のヴラムのように闇バイトの用心棒役をしていれば、早いうちにショウマたちを殺せていたかもしれない。


「爆上戦隊ブンブンジャー」バクアゲ46「未来をこの手に」

 OPにレッド復帰。

 ヤルカーを一族ごと使い捨てようとするグランツとスピンドーに対し、サンシーターがついに離反。

 そしてラストに斜め上の衝撃が。


 01/24
「それいけ! アンパンマン」「鉄火のマキちゃんとおくらちゃん」「ジャムおじさんとしょくぱんまん」

 今日のばいきんまんは、変装がバレても逆ギレせず、それどころかため息をついてすごすご立ち去ろうとするという珍しい展開。
 相手がおくらちゃんだから、いつもの調子が出なかったのか。
 でもおくらちゃんは、そんなばいきんまんにも親切に野菜を分けてあげ、その意気を感じたマキちゃんも自分の鉄火巻を差し出し、結果的に目的は達成した。

 しょくぱんまん號のイグニッションキーの持ち手が食パン型であることが判明。


「WBS(ワールドビジネスサテライト)」

 かつてWBSのレギュラーコメンテーターとして出演していた日経新聞編集委員の滝田洋一氏は、コメントの最後に必ず苦しいダジャレを入れてくることから、筆者は個人的に「テレ東のヒゲじい」と呼んでいた。
 そのヒゲじいが、今日は久々にゲストコメンテーターとして登場。

 ちなみに滝田氏は、白髪頭ではあるけどヒゲはない。


 01/20
「戦隊レッド 異世界で冒険者になる」第2話「戦隊レッドと冒険者達」

 戸松遥が演じる女性怪人の人間態が戦隊ブルーとデートするとか、相変わらず作り込みが細かい。


 01/19
「仮面ライダーガヴ」第19話「プリンのほろ苦隠し味」

 鳥型闇バイトを倒したガヴは、ヴラムを引き受けていたヴァレンのところに戻るが、彼が目にしたのは、ヴラムの必殺技を受けて変身が解除された絆斗の姿だった。
 ガヴはヴラムの二撃目をグルキャンで防御しつつ撤退。 チョコドンゴチゾウの案内で酸賀のところへ。
 酸賀は二人を迎えつつ、さりげなくショウマから髪の毛を採取していた....

 鳥型にさらわれたと思われる近所の青年タケシを探し、ショウマはゴチゾウを放ち、自分もバイクで心当たりのある場所を走り回る。
 ほんとにこの番組はバイクの使い方がうまい。

 バイクで走り回る中、ショウマはヴラムを見つけ、交戦。
 戦いながらの会話を通して、ショウマはヴラムが弟の死の真相を知るためにストマック社に潜り込んだことを知る。
 ショウマは彼に対して協力を申し出る。

「どうする? そのベルトの力、あいつらの野望のために使い続けるか、それとも、ここで引き返して、あいつらの野望を止めるために使うか」

 ヴラムは変身を解除し、無言で立ち去った。


 ショウマが初めてケーキングフォームを使った際は激しい疲労と空腹に襲われる描写があったが、前回と今回では鳥型闇バイトをケーキングで倒した直後に特 に疲れた様子もなくヴァレンのもとに駆けつけており、ショウマの技術か肉体、もしくはその両方が短期間で進化している可能性がある。

 1年前に弟を殺されたヴラムは、半年かけてストマック社の存在にたどり着き、さらにそこから客を装って闇菓子を買い続け、金欠を装うことで闇バイトとしてストマック社に潜入していた。
 どうやら彼は独力でそこまでたどり着いたらしく、官憲と接触した様子は今のところなさそうか....?

 今回、絆斗はほぼずっと気絶したまま。
 彼はほんとよく気絶する。
 改造された時。
 グロッタにやられた時。
 ワニ型闇バイトにやられた時。
 カニ型闇バイトにやられた時。
 今回、ヴラムにやられる。
 しかもカニ型の時は捕らえられてもいるし、ワニ、カニ、ヴラムの時はショウマに救出されている。
 もうほとんどヒロイン状態だが、同時に地球人ベースのヴァレンではグラニュート相手には限界があるようにも見えて、今後が気になるな。
 グラニュートの臓器を移植され、現時点でも治癒能力が飛躍的に高くなっているのだから、剣崎一真や葛葉紘汰、駆紋戒斗のような道に進む可能性も充分ありうる。

 そういえば、ワニ、カニ、ヴラム(クラゲ)と、絆斗がやられた相手って水棲生物系ばっかりだな。


「爆上戦隊ブンブンジャー」バクアゲ45「地球の敵」

 ついにOPからレッドまでが消える。

 ブンブンを蘇らせるため、大也は寝食を忘れて作業に没頭。
 その姿を見ていられなくなったミラたちは「自分のハンドルを握っていない」と叱咤。
 自分を取り戻した大也は、自分の過去について話し始める。

 いっぽう先斗とビュンディーは、スピンドーの手で蘇ったディスレース2000と対決。
 ディスレースは市民を扇動してブンブンジャー排斥の機運を盛り上げていたが、実は彼にもマッドレックスと同じく自爆装置が仕掛けられていた。
 それを知った先斗とビュンディーは、ディスレースを空中に蹴り上げて爆破。
 ブンブンジャーを貶めるという目的自体は達成したものの、マッドレックスがサンシーターやブーンレッドを巻き込まないよう自ら宇宙に飛び出して爆死した (つまり自分のハンドルを手放さなかった)のに対し、ディスレースは首領に捨て駒にされた挙句に死に場所すらも選べなかったという対称的な最期を迎えた。


 01/18
「ウルトラマンアーク」最終回「走れ、ユウマ!」

 う~ん、個々の話は面白かったし、スイード(星人態)をモノゲロスの角と地球一周曲射光線(ディゲロス戦の応用)で倒すというのは痛快だったんだが、その後があっさり片付けすぎたというか....

 ゼ・ズーやゼ・ズーゲートについてどう決着をつけたのか?
 そもそもの発端である恒星ソニアの危機は解決したのか?

といった一番重要な問題が「地球を去ったユウマとアークが戻って来たらしいので、どうやら解決したらしい」という形で曖昧に描かれ、「こんな形で視聴者に想像力を要求しなくても....」と思った。

 スペッキオやギヴァスが最後まで終盤の展開に無関係だったのも、なんかもったいないなと思った。


 01/17
 阪神・淡路大震災から30年。


「それいけ! アンパンマン」「アンパンマンとクレープマン」「びいたんと化石の魔王」

 特殊換装2本立て。

「アンパンマンとクレープマン」
 ばいきんまんが新しい顔への換装を邪魔しようとしたため、クレープマンがクレープ皮を新しい顔に投げて軌道を変更。
 その顔をそのまま装着し、クレープ皮を襟状に装着した「クレープアンパンマン」が完成。

「びいたんと化石の魔王」
 マントが破損した状態で化石の魔王を追うため、アンパンマンはびいたんに頼んで自身をビー玉化。
 元に戻った後は、アンパンマン號からビー玉型カプセルに包まれて射出されたマントを受け取って逆転。


 01/13
 新番組「戦隊レッド 異世界で冒険者になる」第1話「戦隊レッドと魔法使い」

 タイトル通りの話なんだが、

 シリーズ構成:冨岡淳広(爆上戦隊ブンブンジャーなど)
 変身モーション監修:小川輝晃(ニンジャレッド・サスケ、黒騎士ヒュウガ)
 変身モーションディレクター:鈴村展弘(多くの仮面ライダー、スーパー戦隊に携わる)
 音楽:亀山耕一郎(特捜戦隊デカレンジャー、動物戦隊ジュウオウジャーなど)
 キズナブルー:松風雅也(メガブルー:並樹瞬)
 キズナイエロー:菊地美香(デカピンク:胡堂小梅)
 キズナグリーン:土田大(ニンジャブルー:サイゾウ)
 キズナピンク:小宮有紗(イエローバスター:宇佐美ヨーコ)
 キズナファイブアイテム音声:稲田徹(デカマスター:ドギー・クルーガー)

と、スタッフやキャストの人選に気合が入りすぎている。

 劇中に登場する「絆創戦隊キズナファイブ」も、武器の名前が「握手(アクシュ)カリバー」、「エンムスビーム」といったように「いかにもそれっぽい感じ」が貫かれ、ロボ戦での挿入歌も串田アキラが担当するという徹底ぶり。


 01/12
「仮面ライダーガヴ」第18話「激強! プリンな用心棒」

 ヴラムに苦戦するガヴたちの前にニエルブが現れ、自分の最高傑作を自慢。
「人間風に言うと、仮面ライダーヴラム、ってとこか」
 ライダーを劇中で初めて「仮面ライダー○○」とフルネームで呼んだのは、皮肉なことに敵だった。

 ショウマは、ニエルブがシータの仇討ちのためにヴラムを作り、送り込んだと思っている様子だったが、ニエルブはただ単にすごい武器を作って試してみたかっただけで、妹の命や死んだことなんて、なんとも思ってないんだよな....

 顔見せが済んで撤退したニエルブは、酸賀にヴラムシステムとラーゲ9を披露。
 酸賀はラーゲ9のミミックキーを抜き差ししてその機能を面白がっていたけど、どうやら彼はグラニュート態のグラニュートを見るのは初めてらしい。
 つまり彼は本当に人間ということか。

 ラーゲ9の回想で、彼は闇菓子依存に陥った弟を亡くしていたことが明らかに。
 つまり彼もショウマ、絆斗と同じ復讐者ということか。

 ショウマ、絆斗は「赤いショールの女」の似顔絵(?)をネットに流して注意喚起を行うことに成功。
 画力はあれだけど、特徴はちゃんと捉えている(苦笑)
 普段の情報収集といい今回といい、ここまでSNSが効果的に使われている特撮ヒーロー作品は珍しいかもしれない。


「爆上戦隊ブンブンジャー」バクアゲ44「届け屋が届かない」

 ゲキトツバスター、そこで使うのか....


 01/11
「ウルトラマンアーク」「舞い降りる夢幻」

 アーク(ルティオン)の同志ビオルノから通信が届き、恒星ソニアの問題を巡ってゼ・ズー勢力と交戦状態にあること、ゼ・ズーはオニキスを通して汚染物質を送りこんでいることが判明。
 ユウマのここ最近の体調不良も、その汚染物質の影響だった。

 どうもゼ・ズーは、故郷や文明圏を救うために少数を犠牲にするという選択肢に対し、なんの疑問も苦悩も抱いていない、単なる横暴な独裁者じゃないのかと思えてきた。

 ユウマは決着をつけるべく、シュウらの目の前で変身し、飛び立って行く。

 次回予告。
「次回、ウルトラマンアーク最終回『走れ、ユウマ!』 想像力を、解き放て!!」
 この物語のふたつの決め台詞をうまくつないでくれた。


 新番組「SAKAMOTO DAYS」

 引退して家庭を持った元・殺し屋が、身の回りの道具を使って無双する。
 コメディ風味の「イコライザー」って感じで、割と面白い。


 01/05
「仮面ライダーガヴ」第17話「カラメる触手は幸福味」

 ショウマと絆斗は「赤いショールの女」に化けて人間を集めていた鳥型闇バイトを追い詰めるが、そこにニエルブから「ヴラムシステム」を渡されたラーゲ9が現れる。
 プリンゴチゾウを装着して「仮面ライダーヴラム」に変身したラーゲ9は、ライダーの身体能力に加えてグラニュート態の触手まで駆使して現行最強形態のガヴ(ケーキング)とヴァレン(ブシュエル)を圧倒。
 さらにCMでは専用武器があることまで明かされていて、これどうやって倒すんだ。


「爆上戦隊ブンブンジャー」バクアゲ43「豪快なハンドル」

 これまで不穏な様子を見せていた射士郎が、ついにブンブンジャーを離反。
 しかし、突如としてゴーカイブルーことジョー・ギブケンが現れ、射士郎が捨てたブンブンチェンジャーをブンブルーキーに変換して加勢。
 戦いの後、ジョーはブンブンジャーにある人物からの届け物を渡して去って行った。

 まさか「ゴーカイジャー」の役者の中で一番スケジュールがきつそうな山田裕貴が出てくれるとはな。

 常槍は射士郎に対し「我々につくのなら証拠を見せろ」と言い、彼がブンブンチェンジャーを捨てたことで満足していたけど、変身ヒーローっていうのは、変身できなくなってからが本番なんだよね....(苦笑)


 01/04
「ウルトラマンアーク」「特別総集編 SKIP星元市分所のみなさまへ」

 SKIPが日本限定の組織であることが明言されたのは今回が初めてのような。
 でも保養所は海外のサンボン島に作られていた。

 所長の中村イチロウは、仕事をしている様子がない、というか仕事になるような事件が起こらないせいで、有能なのか見たまんまなのか評価しづらい。






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