06/29
「異世界でチート能力を手にした俺は、現実世界をも無双する 〜レベルアップは人生を変えた〜」

 家族からも不良からも自殺強要レベルのいじめを受け続けてきた主人公にとっては、金にも友達にも暴力に対処する力にも困らなくなった現実世界もまた「初めて訪れる異世界」なのかもしれない。

 原作者の美紅が第1王子の部下の「フードの男」を演じていたが、まったく違和感を感じなかった。
 wikiで調べたら、大阪芸術大学放送学科声優コース卒とのこと。

 作画はむちゃくちゃ良かったんだが、シリーズ構成が雑。
 第1王子の反乱や<邪>との決戦はそれぞれ最終話A、Bパートでサクサク解決され、序盤のある意味最大のイベントである「ふたつの世界のメインヒロインの出会い」はエピローグでさらっと流された程度。
 どうせ1クールしかアニメにしないんだったら、現実世界の描写を削るとかして11話で第1王子と決着、12話で<邪>と決着、最終話でヒロイン同士の出会いにして、エピローグで今後の原作に登場するキャラをちらちら登場させるとかしてほしかった。

 作画は良かったし、話も良くも悪くもコテコテだったし、鬼滅や呪術みたいに1年1クールのペースで続けてくれたらありがたいんだけどな。


 06/25
「王様戦隊キングオージャー」第17話「王は逃げない」

 全機合体のエクストリームキングオージャーが完成したが、ジェラミーによる強制的な合体と操縦のためか調子が振るわず。


「仮面ライダーギーツ」第41話「創世III:漆黒の将軍」

 姉を失った景和はケケラや運営に言われるがまま、ツムリを新たな女神にしようと動き出す。
 被害者を生き返らせるために、新しい被害者を生むのか。

 ジット、生身でも強いけどなぜか変身しない。


「機動戦士ガンダム水星の魔女 Seaonn2」第23話「譲れない優しさ」

 フェルシーお手柄。


「どうする家康」第24回「築山へ集え!」

 瀬名や信康が千代らを招いて進めていた密談。その内容は「国々が互いに与え合い、支え合うことで成り立つ共存共栄の世を目指す」というものだった。
 家康もその構想に乗り、武田と形だけの戦を続けることで信長を欺こうとするが....

 荒唐無稽といえばそれまでだけど、「今も謎とされている、築山殿と信康の自害の真相」、「信長の尖兵として戦に明け暮れていた家康がいつ『藩という独立 国家群を幕府や将軍家の強権によって統治する』というアイデアを思いついたのか?」といった疑問に対して一定の答えにはなっている。


 06/18
「王様戦隊キングオージャー」第16話「10才の裁判長」

 裁判官という立場や設定上、リタはこれまで他の王たちとあまり関われずにいたが、皮肉にも15年前の悲劇がきっかけでヒメノと仲良くなり始めた?


「仮面ライダーギーツ」第40話「創世II:タイクーン覚醒」

 うわぁ....
 寄生型ジャマト? でもちゃんと被害者を元に戻せるのか、と思わせといて、そうやるか....


「機動戦士ガンダム水星の魔女 Seaonn2」第22話「紡がれる道」

 父の日にデリングの意識が戻る。

 エアリアルやエリクトに頼らないスレッタの操縦技術ってどの程度のものなのか気になっていたけど、グエルとの生身での決闘に勝利したり(向こうも手加減 してくれたとは思うが)、データストームに苦しみながらもキャリバーンでガンドノード相手に無双していたりと、心配するほどではなかった。
(データストームは心配だが)


「境界戦機」のアモウは曲がりなりにも主人公でありながら、ジャンク漁りで培った技術や知識を生かして作戦や新装備を提案するようなことが一度もなかった。
 同じ声優のロウジは、第1話からエアリアルが「ガンダム」であることを見抜き、最終決戦間際にはデミバーディングの改造を提案するなど、メカニック科の学生らしさをこれでもかと発揮していた。


「どうする家康」第23回「瀬名、覚醒」

 水野信元の粛清劇を観て、去年を思い出した。


「鬼滅の刃 刀鍛冶の里編」最終話

 鼓屋敷での出会い以来、中長編で善逸と伊之助がほぼ出番なしというのは珍しいな。


 06/11

 08:30 プリキュアの新装備「ミックスパレット」が誕生。
 09:00 浮世英寿が新たな世界を創世。
 09:30 ゴッドタランチュラがナイトモードを初披露。 さらにラクレスがデズナラクと和平会談。
 17:00 プロスペラが巨大要塞「クワイエット・ゼロ」で猛威を振るう一方、スレッタたちは21年前に廃棄を免れていたガンダム「キャリバーン」の存在を知る。
 20:00 長篠・設楽ヶ原の戦いにて、当時の常識を超える新たな鉄砲戦術が展開される。
(「歴史探偵」などで取り上げられた近年の説「先着順自由連射、もしくはコンビニレジ待ち撃ち」を採用)

 あちこちで新展開。


「鬼滅の刃 刀鍛冶の里編」「恋柱・甘露寺蜜璃」

 一瞬のミスが命取りになる上弦の鬼との死闘にもちょいちょいギャグを挟む、甘露寺蜜璃。
 彼女の過去回想も、性別や体質による生きづらさが描かれていた一方で、家族は全員存命かつ彼女の味方と、必ずしも暗いものではなかった。

 EDの「泣きながら走り去る黒髪の蜜璃を、現在の蜜璃が笑顔で見送る」という図は、「髪の色や性格を偽らずに生きることを選んだあの日の選択は間違っていなかった」という意味だったんだな。


 06/09
「それいけ! アンパンマン」「ジャムおじさんとコキンちゃん」「カレーパンマンとアリンコキッド」

 アリンコキッドが登場する話って、ほとんどが「ばいきんまんがアリンコキッドの銃を狙う」というものばっかりのような。
 逆にいえば、ばいきんまんの超科学力でもアリンコ銃のような「対象の大きさを自由に変えられる光線銃」を作れないということ?!


 06/08
「秀吉のスマホ」

 本能寺の変とか三法師の件とか、なんでもかんでもおねが裏で操りすぎていないかと思ったが、中盤以降の秀吉は大地震や秀長の死などからネットの「イスパ ニア陰謀論」に傾倒し、さらに天海僧正の電話カウンセリングによって大陸侵略を決断するという、最高権力者でなくとも一番やっちゃダメな道をたどり、最期 は「真田丸」の秀吉のように誰にも看取られることなくもがき苦しんで死んでいく。
 ちなみに天海役は、「光秀のスマホ」で光秀を演じた山田孝之。


   06/04
「ひろがるスカイ! プリキュア」第18話「アゲアゲ! 最強の保育士キュアバタフライ!!」

 ついに4人集結。
 放映開始時点で公表されていたメンバーが揃うのに1クール以上かかったというのは、プリキュアシリーズでも珍しいのでは?

 子供たちを守るためとはいえ、さも当然のようにミラージュペンを出現させ、エルちゃんにパワー供給を要求するあげはさんのメンタルがすごすぎる。

 
「仮面ライダーギーツ」第38話「慕情F:九尾の白狐!」

 英寿は母ミツメとの再会と別れを経てブーストMk.IX(ナイン)に変身。

 ニラムはスエルのやり方に異を唱え、サマスに射殺される。
 ニラムは変身しようとする英寿を見つめながら「最後まで見届けたかったよ、君のリアルを」と言い残して消滅。
 ギロリもチラミもニラムも、同情できる相手ではなかったけど、最後まで己のあり方を貫いたな。


「王様戦隊キングオージャー」第14話「もっふんといっしょ」

 ジェラミー、さすがに「行間を読め」では話が通じないことを理解したようで、どうにかギラたちと和解?

 今日の怪人アメンジーム(声・飛田展男)は、顔のアメンボ型のパーツが「水」みたいに見えてシンケンジャーっぽいなと思っていたら、本当に水系統の技を使って驚いた(笑)

 クモ型ロボをあれだけかっこよく描けるスタッフは素直にすごいなと思う。


「機動戦士ガンダム水星の魔女 Seaonn2」第20話「望みの果て」

 ノレア・デュノク死す。
 彼女の説得を直前まで続けていた5号が、どうしても炭治郎に見えた。

 グエルはシャディクを撃破。
 ビームサーベルを突き出したビットを急降下させて相手機の四肢を切断するという戦法は、ビットによる砲撃で敵機の四肢を切断するスレッタの戦法に似ていて、伊達に何度も彼女と決闘してないなと思った。

 ペトラは.... 死亡した生徒たちは手や足のみを映すことでそれが示唆されていたから、顔が映されている彼女はたぶん大丈夫だよね....?


「鬼滅の刃 刀鍛冶の里編」「霞柱・時透無一郎」

 遊郭編で宇髄が時透について「刀を握ってから二月で柱になった」と言っていたけど、前回や今回の描写だと、

 ・鬼への憎しみから常人の数十倍のペースで修行を重ねた。
 ・彼は「はじまりの呼吸の剣士」の末裔であり、さらに山奥で木こりをしていたので、異常なペースの修行に耐えられるだけの地力があった。
 ・二ヶ月以内に最終選別や下弦の鬼を討伐する機会に恵まれたなど、運要素もあった。

と、「必要な事柄を最短時間で習得できる」という意味での天才では必ずしもなかった模様。

 ただ、ピクシブ百科事典には「鬼殺隊に入ってから二月で〜」という記述もあるので、「宇髄の説明がざっくりしすぎていた」、「刀というのは訓練用の木刀ではなく日輪刀のこと」とも解釈できる。
 もうちょっとあちこち検索したかったけど、主要キャラの最終決戦での生死とかも見てしまいそうなのでこの辺にしておく。


 06/02
「仮面ライダーX HDリマスター版」「立て!キングダーク!!」

 今日の登場怪人はトカゲバイキングなんだが、一部の場面に次回登場のアリカポネが映り込んでいる。
 他に、神敬介が戦闘員との戦闘中、ベルトが装着された場面に切り替わったのに変身せず、次の場面ではベルトが消えていたりと、編集現場の混乱がうかがえる。
 
 

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