顔アップ 左から | 顔 アップ 右から |
バストアップ | 全身21cm | スタンドはリカちゃんと共通 |
エスカフローネではないけれど、人間の持てる運には限度があるのでしょうか?
その存在はリカちゃんキャッスルの展示品と所有している知人が2人いる事で知ってはいましたが、
もうひとつの趣味であるセル収集の知人が手に入れて来てくれた時には
さすがにもう、これで運も尽きるのかなと思いました。
そういう人形。
それが今回ご紹介させていただく
−リカちゃんのテレビメイト 魔法のマコちゃん−です。
TVアニメ「魔法のマコちゃん」が放映されていたのは1970年11月2日から1971年9月27日。
世の中は万博で賑わい、当時、埼玉県に住んでいた私も行きたかったのですが、
関西方面に親戚もなく「こんにちは〜♪こんにちは〜♪」と、ただ唄い、太陽の塔を見ては「変なの」と思っていました。
当時、祖母の家で「マコちゃん」を見ていた8歳と6歳の兄妹は(兄と私ね)
「これはアッコちゃんとは違う。なんだか大人っぽい。親と一緒に見るのは恥ずかしい」と、
そのまま見なくなってしまいました。
(大人っぽい・・・。それがスタッフの狙いだったんですけどね)
ですから、高橋 信也氏のキャラには品があるとか、岡田敏靖氏のオープニングの回り込みがどうのとか、
荒木氏も書いていたとか、芹川 有吾氏の演出はタマランとか、
アキラさん(マコちゃんが慕う人間)の声優さんは3人いたとか、
そんな知識?は20過ぎてから頭の中に入りました。
せっかくなので初代リカちゃんと比べてみましょう。
身長(ボディ)は明らかに同一の物ですが
顔の型はまるっきり別物です。
こうしてみるとリカちゃんは随分、丸顔ですね。
テレビメイトのマコちゃんは一種独特なニュアンスを持っていて、
リカちゃんが日本人顔なのに対してハーフの様な顔立ちです。
マツ毛も左右に6本ずつ、また目の上の細い線が黒でクッキリと描かれており
顔のしつこさ(バタくささ)を倍増させています。
ペネロープ(サンダーバード)に似ているかな?
初代リカちゃん2体とマコちゃん | 3人全身 各21cm |
今度は、マーミットのマコちゃんと比較。
顔も大きさも全然違います。
テレビメイトのマコちゃんにはこのアニメ服の他にも服が数種類あったようです。
マーミットマコちゃんと一緒に | マーミットマコちゃん 27cm |
続いて箱4面です。
全文掲載します。
右:パパからもらった魔法のペンダント どんな魔法もかけられるのよ!
(あけだ注:箱が丸く切り取られていてそこの部分をペンダントに見立てています。)
魔法のマコちゃんは、海からきた女の子。ほんとうは人魚だったけれど、人間の国へ行きたくて、
パパにおねがいして魔法をかけてもらったのです。
人間のすがたになった魔法のマコちゃんはどんなかつやくをするのかしら・・・・・・
左:魔法のマコちゃんがやってくる!リカちゃんトリオもおともだちもみんながまっていたの。
魔法のマコちゃんと仲よくなって、そっと魔法のかけかたおしえてもらっちゃおー!
裏:ふしぎな魔法をエイッ!とかけて魔法のマコ ちゃんは、リカちゃんトリオとお友だちになりたくて
お人形になっちゃった!リカちゃんと魔法のマコちゃんは人気No1のみんなのアイドル。
トリオハウスにご招待したり、魔法の国へ行ったり、楽しいあそびがどんどん広がっちゃった。
これも魔法のせいかな?
リカちゃん、いづみちゃんのドレスが魔法のマコちゃんにもピッタリ!
ようじんしないと魔法でとられちゃうかもよ!あなたのリカちゃんも早く魔法のマコちゃんと仲よしにしてあげてね!
アニメはそんな訳で未だに殆ど見ていないのですが
話は公害問題など結構70年代テイスト盛り沢山のようです。
マコちゃんと鮎原 こずえ(アタックNo.1)と峰
のぞみ(さすらいの太陽)は、
ほぼ同時代でアニメなどあまり見ていない方には間違われる事も多いようです。
アニメキャラの人形ですがリカちゃんのテレビメイトという事ですので
リカちゃんのページにしてあります、ご了承下さい。
1998年・冬・入手
作成年月日1998年11月29日