シングルレコードジャケット |
レコードジャケット裏面のポスター さすが杉野さん |
ハ〜イ シモーヌよ 「えとわ〜る・ど・らせーぬ」ちゃんて呼んでね |
箱の展開写真です バックに写っているのは何だろう(問題@) |
同時期に発売された「おどるロビンちゃん」はちゃんと新規に顔を製作しているのに
ラセーヌの星は金髪・青い目にしただけでお顔はポピーちゃんをそのまま使っています (>_<)
アイマスクはねえのかと突っ込みされそうなので、ちゃんとありますよ
ほら
一応設定どおりの服なんですけどね イマイチ色気が足りませんね(笑) |
〜閑話休題〜
ちなみに「ポピーちゃん」というのは、この時期ポピーが展開していたオリジナルドールで
「アグネスチャンみたいなポピーちゃん」とか「桜田淳子ちゃんみたいなポピーちゃん」という
あくまでタレント本人ではなく似た服と髪形の人形ですよ〜という
今だったら肖像権がアブナイのではないかという商品です
(ちなみに「リンリン・ランランみたいなポピーちゃん」はしっかり2体セットで販売されてました)
そしてかわいそうなシモーヌちゃんは強引に「ポピーちゃんのおともだち」にされたの シクシク
しかも勝手に「愛の戦士」だなんて「さらヤマ」ぢゃないわよ
同梱のミニカタログです↓
これまたバックに写っているのは何だろう(問題A)
カタログの他になぜか付属しているノート コワイ |
フランス革命といえば、ベルばらでもラセーヌでも王妃マリーアントワネットの死がクライマックスです
彼女は、その華やかな人生と、悲劇的なラストが、日本人の好みに合うのでしょう
…ちょうど源義経が人気があるように
しかし現実のフランス革命は、王制打倒と共に民主主義に移行したわけではなく
その後も血なまぐさい政争があったり
ナポレオンが皇帝になって帝政になったり
果ては王政復古でルイ18世が登場したりと延々と続きがあるので
興味のある方はお勉強して下さいね
ちなみに、「ラ・セーヌの星」ではマリーアントワネットの声は
シモーヌの姉ということもあり武藤礼子さんが演じてらっしゃいました>大人っぽいですね〜
そしてダンナのルイ16世も、ベルばらよりカッコよく描かれており
断頭台に上がるシーンでは
「私は、罪なくして死ぬ…しかし許そう、それが祖国フランスのためならば!」
な〜んてカッコイイセリフを言って処刑されます>漢じゃのお
ところでパリとベルサイユって20キロ近く離れているんですよ〜
ラ・セーヌの星のときは、白い白馬にまたがってひとっ跳びでしょうが
花売り娘のときは馬車を引きながら徒歩…
片道5時間、往復10時間…それじゃ商売する時間ないぢゃない
そんな所に毎日歩いて花を売りに行っていたシモーヌってすごいわ
そして
第3シーズンになって、ラ・セーヌの星が味方し、守っていた一般民衆が蜂起し
フランス革命が起こります
そして皮肉なことに、彼女が守った一般民衆は、
彼女の最愛の姉、マリー・アントワネットを死刑にしてしまいます
ああ、なんという皮肉
この辺の善悪の逆転劇は、トリトンやザンボットで多用された富野節バクハツです
そして、姉の子供たちを助け、シモーヌはパリを後にします
おそらく彼女は2度とラ・セーヌの星になることはなかったでしょう…
〜リラの 花咲く 路から路へ
みんなの 笑顔が 増えてゆく
そして 今は 消える私
ラ・ラ・ラ・セーヌ ラ・セーヌの星…
(OP3番の歌詞より)
さて問題@とAの答えで〜す
どちらもフランス革命時代には存在しなかった建造物です
@はエッフェル塔で19世紀
Aはエトワール凱旋門で18世紀の建造物です
まあぁ、当時の日本人のパリに対するイメージってこんなもんだったのね
嗚呼、花の都パリ〜
作成年月日2007年2月17日