青服版のホワイトドリームチビ猫を手に入れた後
あけだは冗談交じりで「次は白服版ね」などとよく言っていましたっけ
白服版は小売店で販売されたのみという話が定説となっており
劇場販売された青服版と違って
映画を見に行ったファンがその場で購入したわけでもありませんし
こんな高い人形を仕入れた小売店も限られていますので
(茅ヶ崎にあった「はっぴ−とーく」にはあった記憶あり)
デッドストックで残っている可能性が少ない
もともと原作の「綿の国星」のチビ猫は白服がデフォルトということもあり
当時好きで購入した方がいたとしても手放す可能性はほとんどなし
(実際持っている方も知っていましたが、絶対手離さないと言ってました)
近年まで見かけるチャンスは皆無でした
動きがあったきっかけは2005年「タノミコム」で復刻の話がまとまり
(熱心なタカラの担当者がいらっしゃったせいもありますが)
それと前後して、その担当者が「なんでも鑑定団」に出演
「当時の完品を60万円で買います」と宣言したあたりから
「そんなに高く売れるの!?」とオクに少しづつ出てくるようになりました
コンディションはまちまちでしたが、箱付の割と良さそうな白服を見つけ
うちにやって来ることになりました
(ちなみに値段は青服を買った当時の3倍くらいだったかな… (^_^;) )
せっかくなので、白服版と青服版を比較しながらご紹介しましょう
白服版と青服版の違いはもちろん服の色ですが(エプロンドレスは共通)
胸に結んであるリボンの色も違います
お箱の状態は同じくらい | どちらもいい状態ですね |
お座りさせて写真を撮りました
あくまでもアニメ作品の「綿の国星」のキャラをモチーフにしているため
原作のイメージとはちょっと違うというのが
この人形の評価なのですが、それを考えてもなお、余りある魅力を持っています
個人的には大好きです
眼はもちろんグラスアイ、お顔も手描きの部分が多いので
それぞれの人形ごとに微妙に表情が違うのも魅力の一つです
当時、2万円でこれを発売したタカラ(正確には子会社のトレジャー)も凄いですが
購入された方もまたそれに劣らぬ情熱の持ち主の方ばかりだったと敬服いたします
最後に、白服と青服のツーショットの写真で締めくくりたいと思います
復刻版の方も、それなりに魅力のある人形ですので、近日中にご紹介したいと思います
その時は新旧のスリーショットをお見せしますんでお楽しみに〜
アニメ映画「綿の国星」といえば、リチャード・クレイダーマンのピアノ曲が有名ですが
「綿の国星音楽集」にもいい歌が入っていますので、その1フレーズを紹介して締めくくりとしたいと思います
いつの日にか 大人になる
悲しみを 数えるたびに
鳥には鳥の 名前がある
鳥は知らない 私の名前
いつの日かみんな ひとつになれるまで
鳥は鳥に 人は人に
それぞれの 夢
作成年月日2007年1月14日