きこえるかしら〜ひづめの音〜
ゆるやかな丘を縫って〜駆けてくる馬車〜
第1回目、美しく軽やかなオープニングを見た瞬間思った「こいつはすごいぜ〜」
「アルプスの少女ハイジ」「フランダースの犬」「母をたずねて三千里」「あらいぐまラスカル」「ペリーヌ物語」と
格調高い作品をチョイスしてきた名作劇場ですが、
満を持してこの後に持ってきたのが既に有名小説だった「赤毛のアン」
原作の雰囲気も長さも申し分なし
そして近藤喜文さんら当時の日本アニメのスタッフは、それを見事に映像化したのでした
まだ初々しい山田栄子さんのアン・シャーリー
無口なマシュウの声は槐柳二
アンがちょっと物足りないお方には高島雅羅さん演じるダイアナ(^_^;)
そしてナレーションは格調高い羽佐間道夫
この作品は、原作が長いこともあり、三千里やペリーヌのようなオリジナルキャラやストーリーがほとんどありません
名作シリーズとしては珍しくそれから、定番化しつつあったマスコットの動物も出てきません
悪くすれば淡々とした作品になる可能性もあったのに、そういったものに頼る事がなくても
見事映像化を成し遂げた当時のスタッフの力量は今見ても全く遜色を感じさせません
昭和54年1月4日〜12月30日放映:全50話
ただ、動物が出なかったことで、キャラクタートイとしては展開しづらかったのか
人形は確認できた範囲では1種類しか出ていません
それでは、アン・シャーリーさんにご登場願いましょう!
「こんにちは、わたしアン・シャーリー!アンの綴りはeの付いたAnneよ
カスバートサンはほんとは男の子が欲しかったらしいんだけどそいつを撲殺して入れ替わったの
もう来ちゃったらこっちのもの、返品交換不可で〜すって言ってとことん居ついてやるわ(大ウソ)」
おおっ、顔もなかなかいい感じ
これは期待できます〜
で、でもアンさん、顔と体のバランスがおかしくないですか…
「そんなこと気にしない!じきに背も伸びて、大人っぽくなって、ダイアナよりきれいになるから(伸びたらコワイじゃん)」
まぁTV版では有名な「大変身」があって、いきなり背が伸びて美しくなっちゃうんですけどね
↓で、これが「かわいいことりのアクセサリー」…
ってなんかだまされたような感じじゃん
縁日から買ってきたのかよ〜 | タグです これはまとも |
これは海洋堂のミニヴィネットシリーズ「赤毛のアン」
これを見たとき感動で泣いちゃいましたよ
よく出来てるんだモン
ああ、ついでに「フランダースの犬」まで載せてしまった
ぜひ、この造形でペリーヌを出して欲しいとずっとずっとずっと願ってます
どうでもいいことですが、放映当時マシュウの喋り方について
アニメ仲間と訳者によって違うんだぞ〜という話になりまして
本によって「そうだな」とか「そうさ」とかなっているけど
やっぱりアニメの「そぉ〜うさのお〜」というのが一番イイなんてくだらない話をしてましたっけ
もう、遠い昔の話ですわ(遠い目)
ついでにこんなのもあったのでご紹介
ギャハハ、いわゆる「面」ですね
(2006年2月6日ページアップ)