週間報告(01年07月)

7月18日(水)

さて今週からは、7月初旬に北海道旅行をしたときのことを書いてみたいと思います。

まずは,何故北海道なのか?……なぜなんでしょう?(*_☆)\(-_-メ)バキッ!あんまり深い意味は無くって、以前から僕の周りで北海道に遊びに行く人がいっぱいいたので、単純に僕も行ってみたいなぁ〜と思っていたんです。そこにたまたまKakepiさんHPの鷹栖レポート&北海道ツーリングを読み返して「こんな感じのコースなら僕でもいけるかも…」と思ったのと、いきなり夏休みの日程が決まった(7月3〜10日)ことが重なって具体的計画に乗り出しました。

といっても、旅行自体ほとんどしたことがない(日帰りツーリングばかり)ので、計画を立てるにあたり強力な助っ人に無理やり協力してもらいました。北海道旅行のベテランにして、休みさえあれば年に2度でも3度でも行ってしまうというHN(北海道ネーム)『王様』こと<マグさん>です。休みが決まった時点で、周るコースの大雑把な予定を立て、後はマグさんにメール攻撃!お忙しい中にも関わらず、ノリノリでとっても詳しく返信していただきました。<(_ _)>感謝!

マグさんのガイドと合わせて参考にしたガイド誌
るるぶ&まっぷる

マグさんに教えてもらった、宿&ガイド誌
旅人宿情報誌「とほ」と、その旅人宿主推薦の穴場情報満載の「なまら蝦夷」

ということで、7泊8日(フェリー2泊含む)夏休みをフルに使って北海道へGO!GO!(^o^)/

北海道…、やっぱり北海道といえばとっても遠くですよね。東京から直線距離にして約700km。東北道を浦和から青森まで乗ったとして、高速代だけで13,350円。もちろんこれにガソリン代と津軽海峡をわたるフェリー代(15,000円程度)がかかります。となると片道4万弱!!往復で7〜8万??たっかぁぁいいぃぃ〜(T_T)。

でも、しかし、ところがです!茨城県の大洗港から出ている北海道行きのフェリーは21500円(注:5m未満普通車、1人、2等寝台、JAF割引にての値段)。これは安い!ほぼ半額です。到着まで21時間かかるけど、片道700kmを運転しなくてもいいから疲れなうえに、行きと帰りをのんびりゴロ寝できるのがなんとも魅力ですねぇ。よ〜っし、フェリー決定!!

さんふらわあ。でっかいです。

そしていきなり、7月3日朝7時半大洗港。フェリーの出航は9時ですが、乗船手続きがあるので少し早めに到着してみました。聞くところによると、事前予約しててもかなり並ぶんだそうです。でも、まだ夏休み前なのが幸いしてか、7〜8人並んでいただけで、15分ほどで手続き終了しました。外では既に乗用車が続々フェリーに乗り込んでいます。でも僕はまだまだ時間があるので、ゆっくりとコンビニサンドイッチの朝食でも食べることにしました。というのは、NSXは最低地上高が低いので、一般乗用車の乗船口の傾斜だとリップスポイラーを引っ掛けてしまう可能性があるため、別扱いで最後の乗船なんです。朝食を食べ終わった頃呼ばれて誘導された先は、一般の乗用車より1階下のトラックと一緒の船倉でした。

トラックと一緒の船旅。

朝9時出航で北海道(苫小牧港)到着は翌日の朝5時。20時間の長旅です。一番心配なことといえば…、船酔いです(^_^ゞ。実は僕は100%船酔いする体質なもので、センパア(酔い止め薬)が必需品です。説明書どうりに乗船30分前にしっかり飲んで準備万端でしたが、大きいフェリーってあんまり揺れないものなんですねぇ。船室内は空調完備で快適だし、これなら到着まで存分にゴロ寝ができて、昨日までの仕事の疲れを癒してから北海道上陸ができそうです。となれば…

(マグさん@東京)「ビールです」

(YAS)「ええぇ!?まだ午前中ですよぉ?」

(マグさん@東京)「そーいうもんです」

(YAS)「そ、そうですか…(実は\(^o^)/)」

という i-modeメールのやりとりがあったかどうかは定かではありませんが、早速自販機コーナーで買ってきて甲板に出て、太陽に向かって乾杯しました。夏休み万歳\(T T)/

本土とはしばらくお別れです。

7月25日(水)

さて、一夜明けて翌日午前3時半、…って、まだ明けてませんが、午前5時苫小牧入港なのでそろそろ起きて支度の時間です。身支度を整えて、荷物をまとめて、外の見える展望室に行ってみると、そろそろ明るくなってきていました。時間的に陸地が見えてもいい頃なハズですが…。なんにも見えません。外は真っ白。完っ璧な濃霧です。視界10〜15m程でしょうか?と、そのとき船内アナウンスがありました。濃霧のため入港が少し遅れるかもしれないとのことです。遅れるどころか、ちゃんと接岸できるのか心配なくらいなんですけど…(^_^;;。でも、そんな素人の心配をよそに、10分遅れくらいで何の問題も無く接岸してくれました。さすがプロって感じですね。

乗船が最後だったので降りるときは最初です(^o^)v。張り切って降りて走り出しますが…、そうでした濃霧です。なあんにも見えません。しかたないのでとりあえず、苫小牧港から一本道でいける支笏湖に行ってみることにしました。まあ、朝霧だったらそのうち晴れてくれるでしょう。

朝霧の支笏湖。静かでした。

森の中の一本道。ひたすら直線の上り坂を通って、到着しました支笏湖です。日本最北の不凍湖で、温泉が多く湧出し、水深360m、周囲42kmの深くてでっかい湖なんですが…霧でみえません(-_-;)。まあ、まだ6時過ぎたところですから、思いっきり朝なんでしょうがないですね。あきらめて先を急ぐとしましょう。

支笏湖から千歳市街を通って夕張をめざします。千歳を通過中、ふと朝食を食べて無いことに気がつきました。市街地だからコンビニが多いことだし、東京でなじみのコンビニに寄ってみることにしました。(北海道にきていきなりコンビニってのもナンですが、なにしろ現在時刻am7:00なんです。) で、買ったのがこちらです。

 鮭イクラおむすびと赤飯おむすび(甘納豆)。
 
<鮭いくら>道内産の鮭を使用した、風味豊かな鮭ごはんといくらの組合せ。<赤飯(甘納豆)>十勝産金時豆を使った北海道限定おむすび(ともにラベルの説明書き)だそうです。 

赤飯に甘納豆??東京生まれの僕としてはかなりの抵抗感がありますが、北海道ではこれが普通だそうです。食べてみると、もち米と甘納豆が意外と合うんですねぇ。これはこれで結構イイかも!

午前9時夕張に到着しました。夕張というと思い出すのは、1 メロン、2 炭鉱、そして3、黄色いハンカチですね。…とかいって、実はその高倉健さんの映画を見たのは北海道に来る直前なんです(^_^ゞ。マグさんから予習として課題に出されていた映画が「北の国から」とその「幸せの黄色いハンカチ」だったので、TUTAYAで借りまくって、2週間がかりで必死に観ました(だって北の国からの本数が多いんですもん)。

映画の有名なラストシーンの舞台がここです。

観たことはなかったんですが、「幸せの黄色いハンカチ」は有名な映画なのでラストシーンだけは知っていました。それでも、いい話でした〜。感動モノでした。さすがに作りの古さは否めなかったですけど。上の写真が「幸せの黄色いハンカチ想い出ひろば」です。奥のほうに、黄色いハンカチが写っているんですが、風がふいていないので唯のヒモです(^^ゞ。左の長屋の中に入ると下の写真で、資料館になっています。訪れた人が、黄色い紙に願い事を書いて壁に貼るのが慣わしのようで、ビッシリ貼られて一面真っ黄色です。でも、読んでみると「幸せになりたい!」っていう内容ばかりで、ちょっとガッカリでした。僕としてはあの映画は<相手のことを想う気持ちの大切さが>主題だったと思うので、書くなら「○○さんを幸せにできますように…」じゃないかと思うんです。まあ、僕の勝手な思い込みですから、こんな細かいことを気にする必要はないんでしょうけどね。

武田鉄也演じる主人公が退職金で買ったファミリア。

夕張から、森の中の気持ちいワインディングのR452を通って桂沢湖経由で富良野へ抜けました。富良野でのお目当てはもちろん予習した<北の国から>にまつわる場所です。

五郎さんの愛車。

最初は富良野駅前にある北の国から資料館に行きました。ここで一番驚いたのが、全然関係ないんですが、駅前の駐車場の料金でした。1時間200円!モロに駅の横ですよ。東京だったら15分300円が当たり前なのに…。
北の国から資料館を見終わるとお昼を過ぎていました。昼食をどこで食べようかな〜と富良野駅前をぶらぶらしていたら、とある食堂の見本に目が止まりました。(↓)これです。

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エビ天丼なんですが、ピラミッド状に立ってます。なんか妙に気になってしまって…、入ってしまいました。実際に立ったのがでてくるんだろうか??と、期待していたんですが、まあさすがに立ってはいませんでした。でも、エビが5本乗ってます!普通エビ天丼って2本ですよねぇ?それとも東京だけケチで2本しか乗ってないんでしょうか?とにかくまぁ食べましょう。エビ、エビ、ごはん、エビ、エビ、ごはん…。

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